spase key or click スペースキーかクリック ミナミトビハゼ(Barred mudskipper) Periophthalmus argentilineatus 分類 ハゼ科 体長 約9cm 生息地 西太平洋の熱帯や亜熱帯の地域、日本では琉球列島で見られる 食性 肉食(ゴカイなどの底生の小動物) 主に熱帯や亜熱帯のマングローブ帯に生息するハゼ科の一種。日本に多く生息するトビハゼ(Periophthalmus modestus)に似ているが、鰭などにわずかな差異があることから別種とされる。左右の胸ビレを使って陸を移動し、尾ビレを使うことによって一度に1mほど跳躍できる。満潮時は木や岩の上で休息し、干潮時には餌を求めて干潟を活発に動き回る。沖縄では、「トントンミー」と呼ばれ、食用とされたこともあったようだが今ではむしろ愛嬌者として親しまれている。 ちなみにトビハゼやミナミトビハゼ、ムツゴロウといった一部のハゼ科は皮膚呼吸の能力が高いため、陸で生活できる(ただし、水に濡れていないと呼吸ができないため、定期的に体を水で濡らす必要がある)。
