麺です。ついにイベントも終盤ですね(？) ========================================= ※シナリオは適当&語彙力皆無二キによる小説なんでまじで本当に良くないと思う(???) ※謎描写及びご都合展開及びゴミストーリー((( ========================================= βが覚醒したのとほぼ同刻....。 これまで激しい戦闘が行われていたにも関わらずただ建物を斬り裂くというある意味奇行に近い行動をしていたものが一人いた...。 プレイヤー随一の刀の使い手、赤染来夢である。 「....クソがっ！10個に分けたはずだろうが！」 もはやどういう情緒してんだ分かんねえよこいつ(？) だがその行動が吉と出ていたらしい。 赤染は一呼吸すると今まで斬っていた建物とは別の方向へと飛びかかりそこにあった何かを建物ごと斬った。 「....やっぱりいやがったか！」 そこにいたのは高等羊七人衆最後の一人”α”であった。 「いやがったってなぁ...あんだけ大暴れしてちゃあ何事かと思って飛んでいくんだろ...。」 「てかお前...βを倒したやつか？あいつが単独でやられるなんてな。」 αの問いかけに対して赤染はこう答えた。 「知らねえな。俺はただ建物をぶっ壊してただけだ。」 「それにβってのは何人かで相手しねえと倒せねえ相手なのか？そりゃあやられるわけだよなww」 流石に仲間を侮辱されαも怒りを感じたのだろう。 「ああ？どういうことだ？」 「弱者ってのはな...群れて行動する物なんだよ。自分の強さに自信がねえから、自分の失敗をじぶんでせおいきれねえから、だから人に押し付けるようにしてんだ」 「そんなのにやられるから弱えっつってんだよ！」 「違う！」 「人が群れるのは消して弱いからではない！強者も互いを信頼し連携することでより強さを得られるんだぞ？」 赤染は馬鹿にするような口調でこう答えた。 「じゃあな...なんでお前は一人なんだよ。」 「お前が強いことくらい見りゃ分かるんだぜ？」 「それが強者は群れねえことの証明なんじゃねえか？」 「ああそうかそうか。まあそのことについてはいつか分からせてやるから楽しみにしてろ。」 「しょうがねえな...βもやられて俺一人だしな。まずはお前からぶっ殺してやる！」 αはとんでもない気迫でこれを言うが赤染は全く同様せずこう返したのだった。 「じゃあ一個良いことを教えてやるよ。俺に講釈垂れた輩は全員死んでるんだぜ？」 「無論俺がムカついて殺しただけだけどな！」
[BGM] 「決闘」-PENGUIN RESEARCH様 ========================================= 「-分裂-」 αがそう唱えると一瞬で彼の分身が10体ほど現れた。 「強者が群れるというのはこういうことだぜ？」 αは高等羊で一番のフィジカルを有する。それを複数体相手にするというのはもはや絶望に近い。だが....。 「ｹｯ...そういうことかよ！」 赤染はそういった瞬間刀を抜き分身を一体撃破した。 「ちっ...お前ら！動きを止めるんだ！」 αの軍団は一斉に飛びかかった。 異常な速度で襲いかかるαに対して赤染も異常な反応速度でそれを受け止めるが3分もすると疲れが見えてきたのだろう、赤染が吹き飛ばされてしまった。 「ちっ...確かに強え...！」 αは連携することで一人が死角から襲ったのと同時にもう一人が反応後に生まれる別の死角から飛びかかるということを繰り返していた。また分体は無限に生み出せるため疲れなんてものも関係なくずっとである。 「ﾊﾊﾊﾊﾊ！で？単独で俺を殺すんだってなぁ！」 「やってみやがれよ！」 赤染も流石にキレた。 「そんなに殺してほしいのかテメエ....！」 赤染に襲いかかっていた分体15体が一瞬で細切れにされた。そしてすかさず指示をしていたα本体に突進した。 αもそれに気づき分体を千体作り隊列を作るとタイミングを合わせ一斉に飛びかかる。 だが量より質という言葉があるように、いくら弱者が群れようと強者に勝つことはない、またそれがいかなる戦いに全力を出す猛者であったら尚更だ。 α達は本体もろとも切り裂かれた。 瀕死になっていたα本体に赤染が近寄る。 「...トドメを刺すなら好きにしろ。」 「...お前はなぜ戦いを分体に任せ逃げなかった。」 赤染が問う。 「人任せにして自分だけ動かねえのは卑怯だろ...。」 赤染は呆れた。 「お前は十分強いよ...それは認める。だが俺に勝つんなら下らねえ根性論精神論に囚われず戦術ってのを身につけるべきだったな....。」 言い終わるとαは満足気な顔をして自らの心臓を自らの手で抉った。 特別イベント「眠れぬ夜」開始より40分、高等羊七人衆全員の討伐を確認。 ＿＿＿夜が明ける。
