久々に小説書くんで許してください 今書いてぬ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 「「はぁ…！？」」 天界に2つの声が響き渡った 声の主はかなり上位の神“大閻魔”と“大天使”だった この2人は猿犬の仲であった この2人の喧嘩は昼夜問わずどこでも顔を合わせた時に行われる それにより神々は困り果てていた どうすればこの2人を仲良くできるかに真剣に考えていたのである 字に写すとなかなかにバカらしく思えるが死者を導くために必要な2つの役職が猿犬の仲だというのは天界にとって深刻な問題だったのである そしてその時は訪れた 「…もうお前なんかには愛想を尽かしたよ…このアマが」 「はぁ…？こっちこそ願い下げだよ…この野郎」 「「もうお前の顔なんて見たくもない」」 2人はお互いの顔すらも見たくなくなり 仕事を放棄するようになっていた このことにまた神々はまた頭を悩ませた 死者を管理する者がいなくなれば地上に死者が取り残されてしまう このことを危惧し他の神々は2人が抜けた穴を埋めようとしていた そしてそれは幸か不幸か成功してしまった このことから“大閻魔”と“大天使”を仲良くさせることができる時間が生まれたのである そこで神々を収める全能神は考えた どうすればあの2人を仲良くできるのか 軽く数10年は過ぎ去っていった そこで全能神に天命が降りた 神に天命が降りるとはなんとも矛盾してるようだが本人が言っているので問題はなかろう 天命とは2人の記憶を奪い、地上に送るというものだった 当然神々からは烈火の如く反対された それも当然である 地上には神々とはかけ離れた愚かな存在がいるのだから だが全能神は全ての意見を切り捨て記憶を奪いに向かった 当然本人たちも反対したが結局記憶を消され地上に送られてしまった 引用:天界図書代八百九十二部「天使と閻魔」 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝大閻魔side＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ その瞬間1人の子が地上に生まれ落ちた だが親はいない 路上に放り捨てられ生まれたのだ もちろん親のいない赤ん坊に待ち受けるのは一つ 「死」 である ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝大天使side＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ その瞬間1人の子が地上に生まれ落ちた 親に見守られながら生まれた 生まれた場所は名家である大優家であった これからも愛情をたくさん注がれながら育つのであろう ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝大閻魔side＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 彼は死んだ 親に見守られるわけでもなく 誰も悲しむことなく死んだ だが 彼は生き返った それはそうだろう あまりに早く帰ってこられても困るだけだ 神々から呪いをかけられていたのである その呪いとは 「不死の呪い」であった ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝大天使side＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 彼女は恵まれていた 現代の名家に生まれ良い両親のもとに生まれた 愛し愛され暮らしている
