「……え〜…それでは、本題に入りましょうか。」 ＿＿今、俺は手当たり次第に取材をしている。 一応、俺の身バレしねぇようにいつもとは違う服装と 帽子を被って取材をしているんだが… 正直、効果があるのかはわからないな。 …そんなことより、俺は、ある情報を集めるために 取材をしているんだが、案外必要な情報が採れて、 必要そうな情報は集めきれてラッキーって感じだな… 「…では、私からの取材は以上です。本日はご協力 ありがとうございました。」 ……今回はあまり有力な情報はなかったな。 …普段の俺…神山 柊真(かみやま しゅうま)なら こんな丁寧な口調は基本使わねぇだろうな… そんなことを思いつつ、西側に傾いて沈んでいく太陽を見て、普段着に着替えて急いで家に帰るのだった。 「ただいまー…っていっても誰もいねぇかな…」 そう思い玄関で靴を脱いでいると、リビングから 玄関に来る足音が聞こえた。 「柊真！おかえりなさいですわ！」 そう言いながら、俺を玄関先で天使のような笑顔で 迎えたのは、俺の嫁のアイリスだった。 アイリスと出会い、アイリスは俺の呪いを性質上？回避 できることを知り、意気投合して今の関係に なったわけだ。 「アイリス…！いつもよりも帰ってくるの早いんだな …その方が俺は嬉しいけどな」 取材のことはまだアイリスには内緒にしている。 "バーサル・エクソシス"のことはアイリスには深追い してほしくねぇからな… …バーサル・エクソシス。どうやら前世の俺らしい。 俺にそいつだった時の記憶があるから、 前世であることはほぼ確定している。 …そいつのことを調べることで、俺の呪いのことも 分かるかもしれないと、取材していたわけだが、 …やはり前世によって俺の人生が変わったことには ちがいはなさそうだ… …だが、俺の人生をそう簡単に元に変えることは できない。過去、巡り合い、環境、俺の見え方… そのすべてを変えることはできない。 今はこの呪いの歯車によって狂わされた人生を 楽しむしかないようだ。 そう思いながら今の生活を楽しもうと思えた＿＿
はい！色々変な点や話の進行がおかしかったりしますが 語彙力0なので許してください(???)(( アイリス @Kira_0409
