ピピピピピピピピピピピピ。 目覚まし時計の音が鳴り、自分に朝が来たことを知らせる。 「ふぁあ、、、、、、」 大きなあくびをすると、着替えるために部屋のクローゼットに向かう。着る服はいつも通り伴侶である如月から貰った服である。 「〜♡」 この服を着ると朝からテンションが上がる。だいぶ前に買った服だったが、如月と一緒に出かけたときに決めた服で、思い入れがあるのだ。 「これでよしっと、、、」 服を着替え終え、洗面台がある部屋に向かう。部屋のドアを開けると、そこには上半身裸の如月がいた。 「/////////〜!??」 思わず顔を手で隠す。いつも戦闘で服がはだけているのを見るが、意識して見ることは無かったため照れを隠せない。 「あ、ああ、、、お前いたのか、、、すまん、少し洗面台で酒を飲んでいたらいつの間にか寝てしまってな、、、、気付いたらこの有様だった訳だよ、、、」 如月はそう言うと、上半身裸のまま顔を洗う。自然と目線が如月の上半身に向いてしまう。 「ああ、、、、綺麗、、、、、、、」 思わず呟いてしまう。幸い水の音で如月に聞こえることはなかった。如月の肌は青白く、それでいて妖艶な雰囲気を纏っていた。 「ん、どうしたシティツァ?俺になにか付いているのか?」 視線に気づいた如月が声を掛ける。どうやら何か汚れが付いていると勘違いしたようだ。 「ひッ、、、!?い、、、いや何も、、、、、、」 如月の肌に夢中になっていたため、急に声をかけられてびっくりしてしまう。 「そうか、、じゃあ俺は着替えてくる、、、」 如月はそう言うと部屋を出た。 「危なかったあ、、、、肌を見ているところがバレるとこだった、、、、それにしても綺麗、、、、、、あの細い手から見える血管も、、、、あぁ、、、、、」 思い出して見とれてされてしまう。完全に頭が回らない。1分ぐらいその場をぼおっとした後、正気を取り戻し、顔を洗う。 顔を洗ったおかげで目が完全に覚める。これから今日という日が始まるというのにこんなに自分をドキドキさせてしまうのはなんという罪だろう。 「今日の夜、、、私の初めてを誘ってみようかな、、、?」 今日は土曜日。珍しく仕事もない日なので都合がいい。これ以上のチャンスを逃す訳にはいかない。 「ああ眠い、、、、、」 如月はそう呟きながら一階のテーブルに腰掛けながらエンケファリンを飲んでいた。面倒くさいのか、上半身にバスタオルだけ巻いている。率直に言うと官能だ。 我慢できる気がしない。 「エヘヘ、、、、、、、、」 二階の階段からこっそりと笑う。シティツァの目には薄っすらとハートが浮かんでいた。
深夜テンションで作った贋作。 この日の夜、二人は互いに激しく愛し合いましたとさ。 ちなみにシティツァが最初から最初まで攻めです。 えっちい描写みたいのが少しあるんで見たくない人はブラウザバックして。