小説第二弾です 国語力も語彙力もないですんでそこんとこよろしくお願いします。 急展開注意(HA?) ========================= 部屋が紅く染まる 不快な音がだんだん収まっていった これで何回目だろう 何度罪を重ねたのだろうか 56し、盗み様々な罪が重くのしかかる いつまで続くだろう 「はぁ…」 「一応これでも高校生なのになぁ…」 「なんでスパイなんて始めちゃったんだろ…」 「まあ原因はひとつしかないんだけどね……」 私は母も父も闇の社会の一員だ そこから生まれた私は強制的に闇の一員になる 「最初は人56すのも怖かったなぁ…」 もうすっかり慣れてしまった自分に腹が立つ 掃除しながらつい漏らす 「辞めたいなぁ…」 だがそう思っても辞めれるわけない だってここは“闇の世界”なのだから (数日後) 凛 「ねえアナ、なんかクマすごいけど大丈夫?」 アナ 「いや〜最近寝てなくてぇ…」 凛 「勉強でもしてるの?」 アナ 「いや〜ちょっとねぇ」 私ははぐらかす 凛 「その割にテストやばくなかった?」 はあ…やっぱり“天才”はすごいなぁ… 彼女は“鮫鰐凛(さめわにりん)“顔もよく頭もよく人柄もいいなんでも揃っている娘だ 裏の世界で生まれて犯罪と共に育った私とは大違いだ ちなみに彼女の祖父はクローン技術を用いて様々な病気を治せる用にしたすごい人らしい さらに彼女の兄は今の生活をするために必要不可欠な飛行型補助ドローンを作ったすごい人らしい 血が受け継がれてるなって思う ……まあそれは私にも言えることだけど 凛 「ねえアナ…なんか顔暗いけど大丈夫?」 アナ 「……なんでもないよ」 凛 「それならいいけど…」 刄 「お二人さん、料理ですよ〜」 凛 「あ、ありがとうございます潮流さん」 アナ 「あぅ…」 率直に言おう 私はこの人が好きだ 彼は“潮流刄”かっこいい、イケメン、大好き 私はこっちでは普通の高校生 絶対に裏でしていることはこの2人にはばれちゃいけないなあ… 表の世界ではこの鈍感な2人としか人間関係を持てなかったからこの2人に気づかれちゃもう表の世界には戻ってないからなぁ… 絶対にばれちゃダメ… 絶対に… さらに数日後 パァン‼︎ 「やっべ、撃たれちゃった…」 肩を撃たれたっぽいな… とっとと蹴りをつけちゃうか ブシャ… はあ… もうやだ… メモクレに続く
使い方の続き ========================= 辞めたい… 辞めたい…… 抜け出せない… まるで蟻地獄のように 「ていうか早く止血しなきゃ…」 持ってきていた包帯を肩に巻く 鋭い痛みが足に走った (あ、これ撃たれたな…) (急いで始末しなきゃ…) あれ? 体が動かない なぜ? そこで私は意識が途絶えた (数時間後?) 私は目が覚めた 足を見る 撃たれたあと“ナシ” え? どういうこと? ??? 「起きたかな?」 アナ 「え?」 目の前には全くもって知らない人物 そして丸腰の私 これ…詰んだかな…? ??? 「アナくん…だね?」 とりあえず敵組織かもしれないし口を紡いでおく ??? 「口を紡ぐ必要はないよ、現に私は君の味方だ」 ??? 「それと君のオトモダチの所にはうちの精鋭部隊を送ってるから安心してね」 ??? 「君を縛る枷がなくなるようにね」 アナ 「え…?」 私は理解できなかった 精鋭部隊、友達、枷、味方 何をどう考えても分からなかった ??? 「困惑してるね…もういい正体を明かそう」 ??? 「私は君の組織の頭だよ」 尚更理解ができなかった なぜ私の味方が私を捕えなおかつその友を始末する必要がある 私は震えた それは恐れでもあるし怒りでもあった 声を絞り出す 「どうして…?」 ??? 「さっきも言ったじゃないか…」 ??? 「君の枷を解くためにだよ」 なぜあの2人が巻き込まれる必要がある? 「56されるのは私だけでいい‼︎なぜあの2人が…」 ??? 「はぁ…」 ??? 「じゃあお望み通りそのオトモダチがいるところに送ってあげよう」 ??? 「それとも生きていたいかい?」 嘘だ… 嘘だ嘘だ 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌ダ 涙が頬に一筋の線を描く もう何もかも嫌だ… もう死んでもいいか… 私はそう思い目を閉じた 何かが壊される音がした 目を開けるとそこには ここにいるはずのないはずの凛と刄さんがいた なんで? 私の心を見透かしたように凛が言う 「何かおかしいって思ったんだよね〜」 「ほいっと」 凛がチェーンソーを投げてきた普通に危ない 私はチェーンソーを取り2人のもとに駆け寄った ??? 「まさか…?」 凛は言い放った 「そのまさかだよ」 「私たちはなんか襲ってきたやつ全員倒してここまできたんだからね?」 「さて…私の“親友”を泣かした罪はかな〜り大きいよ?」 「ちゃ〜んと償ってもらうからね?」 凛はそういうとまあおそらく能力でなんとかするのだろう ??? 「“能力無効化”」 ??? 「俺がなんの能力も持っていないとでも思ったか?」 凛 「あちゃ〜」 絶対それどころじゃないと心の中でツッコミをいれ私は“元”ボスに突進した ボトッ 私は元ボスの右足を切った おそらくこれで動けないだろう あとはこいつを警察あたりに突き出すだけだ 凛 「いや〜ありがと〜アナ」 いつものようにちょっとほんわかとした口調で話す凛私は思わず聞いた 「ねえ…凛人56しの私でも親友って呼んでくれる?」 凛は一瞬驚いたような顔をして言った 「当たり前だよ〜!」 よかった…安心感が体を包んでいった でも 私は罪を償わないといけない もう何人も人を56しているから 刄 「そういえばだけどもう少しでここに警察が来るからな」 自首しよう…私はそう思った そうしたらまた笑って凛達と過ごせるはずだ (数日後) 私はいまだに外にいた どうやら警察の中に凛の知り合いがいてうまく手を回してくれたらしい そのおかげか条件付きだが私は外にいる 私は“蟻地獄”から抜け出せたんだ… よかった… 追記 住むところがなかったので凛の家に住まわせてもらっています