ScratchData LogoScratchData
Back to YN0305's profile

【短編小説】僕が星を掴むまで。 #拡散希望

YNYN0305•Created January 4, 2024
【短編小説】僕が星を掴むまで。  #拡散希望
4
4
8 views
View on Scratch

Instructions

出演者 春輝 秋星 星冬 夏華 光揚 楽星(結婚人) 【お急ぎ人用】  秋星は治らない病気にかかっていた。 「ごめんね、何もできなくて…」 「大丈夫だよ」 と、にっこり笑いながら言った。  これが、最後に話した秋星との話し声だった。 「春輝、このままじゃ遅刻よー。」  夏華は言った。春輝のお母さんだ。 「はぁい。」 「もうすぐ小学4年生だから、もっとしっかりしてよ!」 これを言ったのは春輝のお姉ちゃんだ。  星冬と、いう。  春輝はもうすぐで小学4年生だ。 それとは別にお母さんがぶつぶつ言う。 「でも秋星がいないと寂しいね…」 お母さんも秋星が亡くなって寂しいのだ。  秋星、星冬、そして私は三人姉妹弟だ。  星冬が長女、秋星が三男、それから私、春輝が次女だ。  そしてある日のこと。夢の続きらしい夢を見た。 そこには秋星がいた。 「なんてしゃべってるの?」 秋星が何かしゃべっている。でも何も聞こえない。  必死そうに何かをしゃべっている。 私は腹が立ってしまい、強い口調で言ってしまった。 「なんてしゃべってんの⁉」  そこで夢は終わった。 あの夢は何を示しているのか?  そしてまたある日のこと。  お父さんの光揚はちょっとした病気で会社が休み。  お姉ちゃんの星冬は学級閉鎖。  お母さんは普段通り忙しい。  ピンピンしているのは私だけだ。 「いってきまぁす」 いつものようにふざけながら挨拶をした。 帰った時にはどうなっているのかな…  そういう私が特技の妄想をしながら家に帰った。 帰り道の時、どぉん!  すさまじい地震と共に、私の家らへんに火が昇った。  町中が停電になった。  私は危険を呼びかけて、私だけ家に向かった。 「私以外全員家にいるのに…」 悲しくなった。自分だけが生き残ってずるいと思ったから。 でも、ある夢の声で思った。 「自分にできることだけやればいい」  そうして家に戻った。  でも家族は死んでいた。     私は一日中泣いた。 きっと秋星が何か話していたことはこれだったんだ。 助けのために話したのかもしれないと思ったが、 あの強い口調が恥ずかしくなって、秋星が、苦手になり、自分が嫌いになった。  そうなるときっとあの夢は来なくなるのだと思って___  そうして30歳になったとき、結婚した。 けれど、病気で亡くなり、私は80歳で死んだ。  私は転生するらしい。人間にだ。 そうすれば、きっと私の家族たちに会えるのかな? 「えぇん」 私は転生した。記憶はそのままだ。実在するあのドラマみたいなのかな?  家族は違ったけれど、それもなぜかまた嬉しかった。  あの夢も来るのかな。 そこだけ不安があおられる。  その日の夜、あの夢があった。今度は私と、前世結婚した人がいた。  でも、今度はちゃんと聞こえる。  秋星がしゃべった。穏やかな声だ。 「僕が星を掴むまで、待っててね!」 ニコニコした顔で言った。 「うん!」 これで本当に夢は終わったのかな?そう思いながら話した。  そこからはあの夢は来ない。記憶もすべて消された気がする。    でも一つだけ覚えていることがあった。               僕が星を掴むまで。 【解説】 結局、星を掴むまでとは何だったのでしょうか? みなさんも考えてコメントで教えてください(*´ω`)  ちなみに私は、「星」とは、「幸せ」を意味することだったのかもしれません。  秋星は小さきながら一番最初にお亡くなりになりました。 だから、今度こそ幸せをつかむという意味なのかもしれません!  ちなみにちなみに、あの実在するドラマとは、知っていますか? 「お急ぎ人用」しか見られない言葉もあります!  ぜひお急ぎ人用でも見てみてください(o^―^o)

Description

筆者 @YN0305 作曲 だぁだ様 背景 @Pinosuke_c6様

Project Details

Project ID946451739
CreatedJanuary 4, 2024
Last ModifiedMarch 18, 2024
SharedJanuary 4, 2024
Visibilityvisible
CommentsAllowed