人は死ぬとどこに行くのだろう ここは望みの世界 望めばすべてが手に入る世界 一見幸せな世界だが 本質はあまりにも退屈だ この世界から出るには 思い出さなければならない 生前、なぜ自分が死んだのかを 知らなければならない 自分が死んだ後の周りの人々のことを そして決断しなければならない この世界に残るか 転生するか それとも、退屈な世界で狂って消えるか。 ここは死後の世界だから 死ぬこともない 生きてすらいない でも、死を生きる。 ーー【用語】ーー 「死者の姿」 生前なりたかった姿になっている。 殆どが人の姿ではない。 生前の思い出や自分の名前も忘れている。 「転生の権利」 死因を思い出した後「真実の塔」に行き、自分が死んだ後の周りの人々の様子を知ことができる。 それら全てに耐えれれば、転生の権利を得ることができる。 転生の権利を得たものは「死者の姿」を捨て、「生前の姿」となる。 この状態を「転生可能者」という 「輪廻電車」 たまにこの世界を走る電車。「転生可能者」のみ乗ることができ、輪廻の輪に入り転生ができる。しかしこの世界のことや生前の出来事などは忘れる。 「望みの街」 死者が独自のコミュニティを築く街。死んだ直後はここに来る ーー【注意】ーー やる前に死因や生前の出来事を軽く決めておいくようにしてください 最初から「転生可能者」の状態でも構いません
補足:生きてた頃について。 名前は未定()。 仲間たちと共にとある事件を追っていたが十分な成果をあげられず目的に固執するあまり橋から落ちた。 何が起こってそうなったのかは俺も説明できん。 「精神的なもの」としか…