タイトルのやつがデカすぎたので修正しました。それと怪文書も少々修正しました。 祝・20話!旗を20回押してn((((2回以上押してね! 前: https://scratch.mit.edu/projects/919341356 次: https://scratch.mit.edu/projects/935290678 ~ストーリー~ 平和だったアジトに近づく、一つの不穏な影。彼、バニットはさも当然のようにアジトへと向かっていた。 バニット(周囲には……誰もいないな?良し、このまま侵入して一網打尽だ!) 目的地まで近づいた時、何者かが歩いてくるのが見えた。……アジトの見張りの少年、災禍だ。 バニット(見張りか。まあ軽くあしらってさっさと中に入ろう) 災禍「……ご注文は?」 合言葉だ。だがこの時バニットは、重大なミスを犯したことに気づいた。……合言葉が分からない。遠くから見ていただけで、会話は全く聞き取れなかったのだ。当然、合言葉も。だがバニットは焦らなかった。質問の内容からして、答えは食べ物だろう。そして、ガキどもが好きな食べ物など分かっている。 バニット「ハンバーグ一丁!」 バニットは叫んだ。その声は自信に満ちていた。 災禍「……以上でよろしいですか?」 バニット「以上で!」 災禍「分かりました。では、どうぞ中へ―」 バニット(ビンゴ!やっぱガキどもはちょろいぜ!) 思わずスキップで入口へ向かって―何かが頭に突きつけられるのを感じた。ひどく冷たい、命を吸い取られるかのような感触。 災禍「―なんていうと思ったか、詐欺師め。……ああ、もちろん逃げようなどと考えない方がいい。1ミリでも動けば……脳天に弾丸をプレゼントだ」 バニットは恐怖した。あまりにも軽率な自らの推理を、どこまでも後悔した。動けない。だが動かねば、即ち4。だが、動いても4。 いやだ。4にたくない。それだけが頭を満たす。 如月「よぉ、お前が災禍の言ってた侵入者か?こんな所までわざわざご苦労さん」 バニット(ああ、増援だ。あの見張りが呼んだんだ。終わった) もう会話の内容すら耳に入ってこない。 災禍「……コイツはどうする?」 如月「連行して『アレ』の実験台にしよう。効果があるのかどうかが気になる」 災禍「『アレ』か……あのキノコ、大変なものを作ったもんだな」 如月「全く、アイツの能力にゃ驚かされるばっかりだ……じゃ、さっさと連れてくか―」 如月が言いかけて―言葉が詰まった。急にバニットが叫んだのだ。 如月「まずい!コイツ自棄を起こしやがった!!災禍、さっさと鎮めるぞ!!」 災禍「分かってる!!」 バニット「こうなりゃヤケだ!!お前ら二人とも相手してやる!!かかって来いよ!!!」
災禍:@eslea様 https://scratch.mit.edu/projects/879261417 如月:@Sleep-calamity様 https://scratch.mit.edu/projects/906752834 バニット:@1642-junia様 https://scratch.mit.edu/projects/907171542 ダメージノーツ:@FLR-00様