普通になりたい超能力者① ここは、様々な能力者や生物が暮らす国、キャラクターワールド コマンド「ドロー!!クリーパー!!」 末太郎「おい待て!!爆発系は禁止だろ!!店壊す気か!!」 バッサバッサ... ピーチ「駅前にクレープ屋さん出来たんだって!!」 キウイ「へ~...」 そんな国に、ある一人の男が降り立った ザッ ???「ここが...」 ???「キャラクターワールド...!!」 ファリー・マコック 今田「お」 今田「おーい!!」 ファリー「あ!!イマダさん!!」 今田「初めまして、今田財閥会長の今田今一です」 ファリー「ファリー・マコックデス」 今田「お前が翔太の言ってたヤツか...それにしても、一体何故ここに?」 ファリー「はい、実は...」 ファミリーレストラン ヴォーノ 今田「超能力者ぁ?」 ファリー「ええ...」 ファリー「幼い頃から、こうやって物を動かせたりするんです...」(ほらこうやって...) 今田「うおっ、すげ」 ファリー「色んなテレビとか雑誌に出たんですが...元々、注目されるのが苦手なのと、親の言いなりになるのはヤなので、思い切って出て行きマシタ」 ファリー「ここには色んな人がいるんデショウ?ここなら、僕も普通の人になれるカナ...と思って...」 コマンド「幻想郷とかには行けなかったのか?」 マコック「行けなくはないんですけど...色々と面倒なことになりそうなのデ...」 マコック「この世界の人は寛容だと翔太サンから聞きマシタ」 マコック「ここなら勝手に入っても大丈夫カナッテ...」 今田「へぇー...」 コマンド「ところで、家はどうするんだ?」 マコック「まだ決めてないデス」 コマンド「そうか、なら丁度良かった」 コマンド「俺たち最近、アパート作ったんだ」 コマンド「ちょっと住んでくれねぇか?」 パァッ...!! マコック「喜んで!!」 ガシッ コマンド「契約成立」 一方その頃... 「The phone number you called is currently not in use」(おかけになった電話番号は、現在使われておりません) 「Please check your number and try again...」(番号をお確かめのうえ、もう一度おかけなおし...) ギリ... 「Oh already!!What are the police doing!?」(ああもう!!警察は何やってるのよ!!) 「We are currently investigating with all our might!!」(今総力をあげて捜査しています!!) パシャパシャ...!! 「翔太さん!!マコック氏に何か違和感はなかったですか!?」 「最後にマコック氏と交わした会話は!?」 「答えて下さい翔太さん!!」 翔太「...」 「翔太さん!!」 カチャッ 「うおっ!!」 バタン ガチャガチャッ 「あっ!!」 「開けてください翔太さん!!」 ドンドンドン!! 翔太「はぁー...こりゃしばらく帰れねえな...」 ブワン 翔太「よう」 マコック「翔太さん!!」 今田「そっちの様子はどうだ?」 翔太「家の周りどこもかしこもマスコミでギュウギュウ」 レン「しばらくあっちの世界には行けないでしょうね...」 マコック「スミマセン...僕のせいデ...」 今田「気にすんな、お前は悪くない」 imadayuki「そうそう、悪いのはマスコミとお前をメディアに売った親だ」 マコック「ハイ...」 未野崎「でも今田さん、どうするんです?」 未野崎「ここがバレるのも時間の問題ですよ」 レン「それにここならまだしも、幻想郷にでも行かれたら...」 リン「霊夢さんに...」 今田「マズいな...早く何とかしないと...」 今田「...」 チラッ 今田「...」 コマンド「何だよ」 「さてお次は!!コマンドさんが手から苗木を出してくれるそうです!!」 コマンド「へーへー、この手よーく見てて下さいよ~」 ポンッ コマンド「ほい」 「うおーっ!!」 「すげぇぇぇぇぇー!!」 コマンド(はぁ...何やってんだろ俺...) 今田「ふぅ...良かった良かった、これで一安心だ」 涼「マコック!」 今田「ん?」 マコック「リョウサン!!」 涼「珍しいな、お前が客席側にいるなんて」 今田「何だ、二人とも知り合いか?」 マコック「はい!!僕の師匠デス!!」 今田「師匠...となると走り屋かお前」 マコック「ハイ」 今田「お前目立ちたくないんだろ?走り屋なんかやってたらあっという間に有名人だぞ」 マコック「No problem」 マコック「真夜中のサーキットでやってるので、ギャラリーはイマセン」 マコック「たまに噂を聞きつけたギャラリーが来マスガ...」 今田「...まぁ...良いんでねえの?」 今田「...だがなマコック」 マコック「?」 今田「世界は広い、世界各国に色んな走り屋がいる」 今田「小さいステージで満足してないで、もっと広い世界に来い」 今田「...待ってるぞ」 スタスタスタ... マコック「広い...世界か...」 終
この作品はフィクションです。 実在の人物・団体・事件などとは関係ございません。 元ネタ 東方競鐡