マソップ級強襲揚陸艦 全長:328m 全幅:76m 喫水:12.1m 主機:NEK-リアクター電気推進機2軸6機 補機:蒸気タービン4軸 乗員:1200名 兵装:CIWS 9機 対空速射砲 4機 戦術レーザーシステム(TLS)6機 輪胴式光線速射砲塔 22機 短距離対空ミサイル発射機 6機 VLS 40セル 搭載機:(最大) OA(小型)12機 (可変型)20機 航空機 53機 垂直離陸機、他 UAV、バリアドローン 多数
オリゴ海軍が保有する強襲揚陸艦 強襲揚陸艦という体ではあるもののその実態はOA運用型多目的航空母艦というべき特殊な艦艇である 他世間一般的な強襲揚陸艦と比較すると異形極まりない奇っ怪な形状をしているが、コレは本艦が主にOAの洋上運用を想定して設計しているからである 肥大化した艦体前方には巨大な格納庫が備えられており、全高20m以下のOAならば格納可能なスペースを持っている またこの格納区画の上面には専用のカタパルトが存在し、通常の電磁カタパルト以上の超高出力によって、OA用フライトユニットが飛行可能な速度まで強制的に加速させる 更に側部にはハッチが6つ用意されており、カタパルト無しで直接跳躍するなどといった事が可能な比較的近年の機体などはここから複数同時に出撃を可能とする 航空OA用の母艦として最低限の機能を保有してはいるが、並大抵の航空機以上のサイズを持つOAの搭載機数は中々少ないという点が問題である 一方で、通常のヘリ等航空機の搭載も可能であり、後部は主にそういったモノを運用するためのスペースである 前方にカタパルトを配置出来ない都合上、アングルドデッキを左右に設け片側で着艦、片側で発艦を行う独特の形式となった また艦内部の格納庫は航宙軍艦艇でよく見られる立体式兵器格納システムであるシリンダー式が採用されているものも存在する またこちらでも搭載機数を絞ればOAの格納が可能 特異な形状故に船体のバランスを保つため、アングルドデッキの直下にはサイドバウが広がっており、そのため通常の空母より更に速力が遅いという慢性的な欠点が存在するが、その分を核融合炉であるNEK-リアクターとその電気推進機を利用して力技で解決している またその莫大な余剰電力は強力な電磁カタパルトと新型の対空兵装である輪胴速射砲に生かされている 輪胴速射光線砲は、文字通り輪胴の砲塔に複数の砲口を持つ光線砲である 加速状態を維持した砲身が入れ違いで射撃体勢に入り続けるためほぼノータイムでビームを連射できるという特性があり また砲塔旋回せずともあらゆる方向へ指向可能という利点もある そのためある程度自衛能力があるがやはり巨大な分、護衛艦等のによる艦隊防空は必須である