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自作小説 牢獄脱出 #10

PSpsk424•Created October 9, 2023
自作小説 牢獄脱出 #10
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Instructions

日付が変わり、24時2分。 やっとのことで、泉谷智と高橋巧は牢獄から出れた。ただ、問題はここだった。 牢屋から出たのはいいが、努力が足りない看守たちが追いかけてくるまではあと数時間もないだろう。最初に考えたのは、走ることだったが、敵は交通手段を使うだろう。電車は終電が来た頃だし駅がそもそも遠い。バスやタクシーは乗り場は近いものの、この時間に動いていない。 泉谷は塞ぎ込んでしまった。高橋が泉谷の背中を叩いた。 「大丈夫や、絶対」 泉谷一家の中で、泉谷兄が目を覚ましたときだった。朝食にと取ってあったローストビーフとサラダにピラフ、そして餃子がなくなっている。サランラップは半分剥がれているし、スプーンには米粒がついている。 泉谷Dはもう一度目を擦った。だが、同じことだった。 3時48分。泉谷Dは洗濯機からシワシワの服を取り出している。脱獄軍は、結局走っている。 「タクシーが動くまで走るつもりかよ」高橋が言った。「流石にそれはやばいぜ」 「そうなっちゃうね」泉谷は苦笑しながら言った。「計画は多少変更になっちゃったけど、ね」 4時49分。この辺りのタクシーは通常より少し早く動き始めている。近くに官邸があるためでもあるし、この辺りはいわば「ホテル密集遅滞」であることも関係している。 作者はキーボードを一心不乱に打ち続け、世界を生み出しているし、騒がしい。 「潮騒や、朝や!」 高橋巧は喜んで手を上げた。少し待っていると、タクシーが来た。泉谷はぶっきらぼうに一万円札を五枚、一千円札を四枚、百円玉を十七枚、五十円玉を四十枚渡した。 「これで行けるとこまで行ってください」 アクアラインで海ほたてパーキングエリアまで行った。 「じゃあこっちへ曲がってください」 そして、57700円中9023円残っているが、目的地のある場所に着いた。

Description

SEASON2(6~15話)のあらすじ 泉谷智は、脱獄を計画する。もちろん仲間が必要だ。幸いなことに、牢獄の中には不満を持つものがたくさんいた。ここは「冤罪牢獄」だったのだ。 一方、少年SOとヒコは一旦泉谷大輔と「冤罪牢獄」のちょうど間のサービスエリアで寝た。 少年SOに薄暗い空が見える窓から太陽の一筋の光が当たった。少年SOが起きると…!? 語り手…ノーマーク 泉谷智…泉谷A 泉谷康二…泉谷B 泉谷みゆき…泉谷姉(AB) 泉谷ひろな…泉谷母(C) 泉谷大輔…泉谷兄(D) ソウ青年…少年SO 廣田看守…9話で廣田祐之介に変わりました。 謎の牢屋の長…謎長 弘中博彦…ヒコ  高橋巧…高橋巧(たかはし たくみ) 新キャラ!

Project Details

Project ID905470643
CreatedOctober 9, 2023
Last ModifiedOctober 10, 2023
SharedOctober 9, 2023
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