「んで、今日の会議の内容だが・・・」 いつもなら憂鬱な雰囲気な緊急会議だが、今は緊張感で部屋が満ちていた。 そこに招かれていたのは、上層部と下層部トップランカー、四天王のみだ。 その他やら、NEXUSの1番上というか、上層部の幹部は来ていない。 「・・・赤坂紫風、何か不満そうだね。」 上層部の人間の1人が声をかけてくる。 「・・・そうだな。不満な点が四つ程度ある。まず一つ、その任務内容は、我々の目的に本当に障害であるのかということ。二つ、その国を滅ぼしたら、国民はどうなるんだ？三つ、四天王の誰かが1人行けば済む話だと思う。四つ、なぜそれに全員が出撃しなければいけない？」 「・・・一つ一つ説明していこう。障害であると言われたらそうではないが・・・我々は正義の味方でもなんでもなく、正義を貫こうとしている。それはわかっているな？」 「まぁ。」 「ここではな、人間を大量生産し、兵隊として働かせているんだ。日本で言う・・・全国民総動員法みたいな感じだな。それを許せないと、団長はお考えだ。二つ目はさっきの話で解決だな？四天王の誰かが行けば済む話・・・そう言って自分に回ってくるのはわかっているだろう？そして、四つ目。・・・あの国はとんでもない。規模こそそこまでではないが・・・死なないんだ。全員が不死属性をかけられている。死ぬとしたら、老化が進み働けなくなり処分されるぐらいだろう。だから誰か1人でも無理なんだ。敵意がないものはとらえるが、敵意を持つものは殺す。地面に埋めると、時間で死ぬらしい。1日半程度だから、少し時間はかかる。これで分かったかね？」 「・・・まぁ。」 「なら会議を続けよう。」 そう言って、数時間で会議が終了した。 最後に一つだけこう言われた 「・・・四天王は下層部をできるだけ守れ。」 「・・・りょーかい。」 「はいはい。」 「了解いたしました。」 「・・・うん。」 全員が全員バラバラの返事をしても、思いは同じだった。 『とりあえず先行して目の前にいるやつ焼き払っとけ場いいでしょ』 と。 〜当日〜 「・・・作戦的にはこう言うことか・・・ ^^作戦^^ 1、紫風がまず特攻 2、殺し損ねたやつをトップランカーが紫風の後を追いながら地面に埋める。（追いついてよし） 3、ヨルが上空から本拠地に奇襲 4、廻が逃げだした残党をきりきざむ。 5、大乱闘ス○ッシュブラザーズ((( 「てなわけで・・・とりあえず、四天王はほぼ別行動だ。ないとは思うけど冥界で再会だけはしないようにしたいな。」 俺はそう呟く。 「そうですねー！」 「・・・それに関しては同意・・・」 「まぁ顔を合わせるのは数十年後にしましょう。死んだとしても1人は生き残ってください。」 『応！』 俺たち四天王は一致団結して、武器などを整備し、用意を速やかに完了させた。 〜現場〜 『・・・組織NEXUS、アロマリエルに・・・宣戦布告する！』 その声が聞こえた瞬間、俺は先陣を切った。 ざっと見、1800前後の人間が待ち構えている。 「邪魔だ。バスレットマーチ・極！」 いつものバスレットマーチとは違い、拳に負の念を込めて、叩き殺していく。 後ろからパルサーやら、音生やら、闇やら、可愛い後輩の叫び声が聞こえてくる。 パルサーを追い抜かすほどのスピードで真ん中と両手に、大きな地割れを作った。 ヨルさんが、頭上を飛び抜けていく。 「・・・がんばれ。」 そう言いながら空中で2人でハイタッチをして前線を交代。 そして、乱闘になるまでにそこまでの時間はかからなかった・・・ 〜乱闘開始数時間後〜 多分日にちが過ぎていたと思う。 俺はそんなことを考えながら、刀を目の前にいる異常者へ刺す。 あのあと、パルサーが一瞬で後方へ吹っ飛ばし、ヨルさんに怪我を追わせたやつが最前線にきやがって、結構に苦戦し、身も心もボロボロだった。 一応、下層部は弱いのしか死んでいない。しかも、レオンが守っているおかげで、数人のみだ。 ヨルさんは、腕に損傷を負ったせいで、今は一応救護室にいる。 流石にあれほどの損傷だと、剣は振るえない。 俺もボロボロだったが、阿修羅丸がサポートしてくれているので、なんとかなっている。 めぐるは相も変わらずって感じで切り刻んで入るが、刀を持っていない左腕がボロボロになっている。 レオンは傷一つなしに、後衛で戦わせている。 俺は、あいつが心配だからだ。 絶対に前線に立たせたら、真っ直ぐに突っ込んでいく。 だからだ。 そして、数時間、あの声が聞こえるまで戦い続けるのだった・・・ 〜数時間後〜 「とったどー！」 パルサーの間抜けな声が戦場に響く。 廻が首をとったらしい。頭領の。 そのごはらちきに託そうと思う！(((
そしてなかなか作らなかったやつ 誰か下層部視点の描きやがれ((( あ、らちきのうちよそね。 そして描き途中(((
