「あら?」 「あららららら?」 シューッ... 「おーい、石炭はー?」 「きれた~」 「俺たちをこき使うから罰が当たったんだ!!」 「ちぇっ、こんなとこでガス欠たぁ、お天道様も意地の悪いこった」 「あ」 「おーい!!列車が来るぞ!!」 「丁度いいや、引っ張ってってもらおうぜ」(お~い!!) ゴァァァァァァァァァァ!! 「...」 「全然気づいてねーや...」 「やっぱお天道様は見てるんだなあ...」 「で、どうするよ」 「どうするって...もう車両捨てて歩くしかないだろ」 「冗談じゃねえよ!!こんなとこにクルマ放置したら上司にドヤされる!!」 「じゃあどうすんだよ!!」 「確かもう一本列車が...」 プアーン!! 「お、来た来た」 ブンブンブンブン... 「それっ!!」 ガキン!! 「さー、後はこのフックを連結器に...」 ドサッ!! 「うわっ!!」 ズザザザザザザザ!! 「あたたたたたたた!!早いって!!お尻削れちゃう~!!」 「やれやれ...」