ScratchData LogoScratchData
Back to psk424's profile

自作小説 牢獄脱出 #6

PSpsk424•Created August 31, 2023
自作小説 牢獄脱出 #6
0
0
2 views
View on Scratch

Instructions

4日目。 4時半。早起きにも程があるだろ。 疲れた。 ''あいつら''は2日目だからもう帰る時間か…。 泉谷Aの目はまだ腫れている。 「もう俺なんで生きてんだ…」 泉谷Aは、通りすがった看守を呼び止めた。 「トイレ…」 「そこでしろ」 泉谷Aは、立ちションをしたことなかった。 「違う、お前の後ろ」 キッズトイレのマークがあった。なるほど一安心だ。 キッズトイレに看守は入ったことはない、 トイレに入った。一筋の希望が見えた。 穴があった。前の人が脱獄しようとして掘ったのだろう。 だからあっこが看守用トイレになったんだ、と泉谷Aは想像した。 穴の中で再び寝た。 夢の中で脱獄の方法を書いている自分がいる。何故か三人称で。自分の顔って塗装が剥がれたトラックのインクやら鳥のフンやら鉄やらでこんな汚くなってたのか…。 紙を読んだ。なるほど抜け目ない方法だった。ただし必要なことが一つ…。 「泉谷ドライブス」のことに戻ろう。泉谷Dの家で寝た泉谷一家。SO兄弟はそこから車で74キロほど進んだSAで寝ることにした。午後8時49分。出発が5時27分。夜はトラックの最後の仕事とかで通勤ラッシュよりも大きな渋滞になっている。ゴールデンウィークよりも大きな。このサービスエリアはサービスエリアの中でも大きい、と兄弟は思った。神様からのご褒美だろうか。

Description

SEASON2(6~15話)のあらすじ 泉谷智は、脱獄を計画する。もちろん仲間が必要だ。幸いなことに、牢獄の中には不満を持つものがたくさんいた。ここは「冤罪牢獄」だったのだ。 一方、少年SOとヒコは一旦泉谷大輔と「冤罪牢獄」のちょうど間のサービスエリアで寝た。 少年SOに薄暗い空が見える窓から太陽の一筋の光が当たった。少年SOが起きると…!? 語り手…ノーマーク 泉谷智…泉谷A 泉谷康二…泉谷B 泉谷みゆき…泉谷姉(AB) 泉谷ひろな…泉谷母(C) 泉谷大輔…泉谷兄(D) ソウ青年…少年SO 廣田看守…廣田看守 謎の牢屋の長…謎長 弘中博彦…ヒコ 

Project Details

Project ID888042457
CreatedAugust 31, 2023
Last ModifiedSeptember 4, 2023
SharedAugust 31, 2023
Visibilityvisible
CommentsAllowed