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小説 少女の異世界日記 第7話「部屋と日記」

AZAzuAzuAcchan•Created August 31, 2023
小説 少女の異世界日記 第7話「部屋と日記」
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Instructions

流石に途中からは歩いたが、それでも少し早く着いた。 部屋に来るまでの間、趣味などの軽い話をした。 「よし!着いた〜」 「ありがとうございます、部屋まで着いてきていただいて。」 火乃香さんには感謝しかない。 「全然大丈夫だよ〜!あ、そうそう夜ご飯は19時からだけど、1人で来れる?」 「大丈夫だと思います……多分。」 自信はない。 「……一応待機はしておくね〜」 「…ありがとうございます。」 やはり火乃香さんには感謝しかない。 「じゃあまた後でね〜」 そう言って火乃香さんはどこかに行った。 さて、この部屋には私1人しかいない。 まず最初にどこから見ようか。 とりあえず近くにある机から見る。 机の上には、電気スタンド、ペンケース、置き時計があった。 ペンケースを開けてみると、その中にはシャーペン、消しゴム、定規、ボールペン、赤ペン、マーカーなどの、最低限度の物が入っていた。 机には引き出しが左右に二つ付いていた。 左の方を開けてみると、ノートが3、4冊入っていた。 右の方を開けてみると、シャーペンの芯や消しゴム、付箋、下敷き、様々な色のマーカーやボールペン、腕時計が入っていた。 カッターやハサミなどの刃物類が入っていないのが少し残念だったが、気を取り直して別の場所を見ることにする。 机のすぐ隣には本棚がある。 しかし、入っているのは辞書のみで、ほぼ空である。 …おそらく、ただの棚として使うようにはなると思う。 次に、奥にあるベッドを見る。 白いベッドには特に特徴は無く、その隣には小さい収納棚がある。 こちらにも何も入っていなかった。 最後に、入り口近くのクローゼットを見る。 開けてみると、そこにはシャツやパーカー、ズボン、スカートなど、様々な種類の服が入っていた。 …きっと半袖の服を着ることはないだろう。 そう思いながらクローゼットを閉める。 これで、この部屋にある物は全て見た。 現在時刻は14時、まだ5時間ある。 ふと、あることを思いつき、机に向かう。 椅子に座り、引き出しからノートを一冊取り出す。 そして1ページ目を開き、今日の日付、つまり8/31と一行目に書く。 そう、日記を書くのだ。 しかし、問題が一つある。 日記のタイトルである。 普通に日記と書いてもいいが、前も書いていたため区別がつかない。 そんなことを考えていたが、とあることを思い出し、ペンを手に取りノートの表紙に書く。 “異世界日記” そう、異世界日記だ。 ここは前いた世界とは違う世界、つまり異世界である。 なら、異世界での日記なら“異世界日記”でいいじゃないか。 そう思い、この名にした。 そして、先ほど日付を書いたページに今日あったことを書く。 7割方書いた所で止める。残りは今日の夜のことを書くことにする。 それでもまだ15時である。 残りの時間はどうしようか悩んでいると、部屋のドアがノックされる。 急いで日記類を片付けて、ドアを開ける。 そこには、晴奈さんが立っていた。 「部屋にお邪魔しても大丈夫?」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こんにちは。AzuAzuAcchanです。 ということで、少女の異世界日記第7話です。 今日は8月31日ですね。 現在作者はまだ終わっていない宿題に追われていますが、こちらの方々はそんなことありませんね。 この世界に行きたいと思ってしまう自分がいます。 きっとこの世界なら、親に怒られることも、宿題に追われることもないのでしょうね。 次回は夢ちゃんと晴奈さんがメインの回となります。 ということで次回をお楽しみに‼︎

Project Details

Project ID887769105
CreatedAugust 31, 2023
Last ModifiedNovember 20, 2023
SharedAugust 31, 2023
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