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笑って過ごせるように〜裏社会最終決戦編〜 最終回・茶月

SIsigure1231•Created August 30, 2023
笑って過ごせるように〜裏社会最終決戦編〜 最終回・茶月
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Instructions

最終回・茶月 「撤退しろ。命だけなら見逃す。」 俺はとある棒と再生がすごく早いやつに直面していた。 棒の方はチャッピー。 ・・・正直言ってこっちでもきつい。 そして猫の方は月島翔。 心臓と脳を狙えば殺せるが、チャッピーに邪魔される。 最凶のタッグだな。 「・・・逆になぜ逃げなければいけない?」 そうやって強がりを言ってみる。 「お前が弱いからだよバーカwww」 「・・・めんどくさ・・・」 何度このやりとりをしたかわからないぐらいだ。 流石に体力も限界に近い。 ここでケリをつける。 「・・・スゥ・・・」 そのまま俺は発勁の構えを取る。 一撃必殺はこいつには・・・チャッピーには効かない。 そして、それを利用してチャッピーが一撃必殺だと前に出てくる上に、月島は、とんでもない回復速度で、俺の上をくる。 つまり・・・それを終わらせるには・・・片方を潰すしかない。だがどうやって? あるじゃねぇか。 一発逆転の・・・奥の手が! 「こい、チャッピー。・・・」 俺は狂気に満ちた顔を上げる。 自分でもそう思っていたし、チャッピーも驚いていた。 あとでこの顔写真に撮ってもらいたいぐらいだが、やめておく。 「この連鎖を終わらせる!流星・・・『死血刀』」 そのまま俺は腰を落として、発勁で、周りの障害物を吹き飛ばす。 「必殺じゃないし、回復もできない。それが・・・死血刀だ!」 俺が勢いよく切りつけに入る。 月島が間に割って入ってきた。 「通さないよ。」 「邪魔だ。」 そう言いながら俺は9回切りつける。 「森羅万象、白虎、召ませ!」 その瞬間、月島の体に毒が回り始めた。俺の血が、毒になって回り込み始める。 10秒もしないうちに倒れ込んでしまった。 「なっ!」 チャッピーが驚く。 「安心しろ。お前もすぐに・・・同じところへ送ってやるよ!」 そのまま、死血刀で9回切り裂くと、死んでくれた。 ・・・強かった。 そんな時だった。 ドタドタと言う足音が聞こえてきた。 「・・・きたか。」 そう、ミカエラの主力部隊。 俺の体力の限界を迎えるか、こいつらが全滅するかの戦いになりそうだが、俺にだって・・・ 「帰るところがあるんだよ!バスレットマーチ!」 黒い球体を無数に弾き飛ばす。 兵士の多くが死んでいく。 「ごめん、ごめんね。赤の他人でも、死ぬって言うのは怖いよね。ごめん。」 そう謝りながらも黒い球体を爆ぜさせていく。 清人が強くなければ何も守れないと言った。だが、俺には・・・俺には・・・ 「守るなんて選択肢ハナからないんだよ!」 そのままどんどんと殺していく。 その時だった。 俺の腹に大剣が突き刺さっていた。 「ゴフッ」 そのままぐりぐりと動かされる。 朦朧とする視界の中で顔を上げたら・・・ 「マー・・・ダー・・・!」 カゲロウの幼馴染のマーダーだ。 ・・・もう無理だろう。 耐えられない。 がくりと首が落ちた。 「マーダー・・・・カゲロウは・・・・・お前に会い違ってたぞ・・・・・・」 そのまま意識が飛んだ。 〜数時間後〜 俺は暗闇の中で目覚めた。 気持ちのいい不快って感じだ。 死んだのかどうかすらもわからない。 ただそこに俺がある。 俺が俯くと、池があった。 覗く。 ・・・映ったのは俺ではない。 M氏・・・柊・・・翠扇・・・らちき・・・景文・・・芽瑠・・・小春・・・ そうだった・・・まだ・・・もう・・・逃げるわけにはいかねぇんだよ・・・! ガラスが割れる音が響き渡って、俺はいつの間にか、マーダーに大剣を刺された状態で静止していた。 素手で貫通した刃を押し除ける。 「あ〜・・・久しぶりにスッキリした・・・。マーダー、ここにいる全員にも言っておくが・・・大切な人のために・・・俺は・・・お前らを全員殺す。笑って過ごせるように・・・大切な人が悲しまないように・・・俺は・・・綺麗事を実践する!」 大量の刀の生成に伴い、超越の中で、今までに戦ってきた記憶が、嫌気が、全て込み上げてくる。 だるさも、怒りも、クソ喰らえだ。 俺は・・・俺の夢を、綺麗事を実践する。 その瞬間に超越の全てが爆発した。 それとともに、俺は動き出した。チグ類が四方八方に伸び始める中、雲が湧いてきた。 そのまま俺の血が降り注ぎ始める。 発動すれば、最後勝てなければ・・・死! 「領海設定・神楽・・・!」 領海設定は、呪術廻戦でいう領域展開だ。 だが、ルールも何もかもちがう。 対象を全て取り込んで、蓋をする。そうすれば、外部からの侵入も内部からの脱出も不可能となる。 そして、俺の持ち合わせる全ての技を、一気に発動する。3分間ずっとだ。それまでに死ななかった場合・・・俺の体力は尽き、死を意味する。 それでも、守りたいものがあった。 「解放・・・!」 そのまま領海を発動する。 素晴らしいほど美しい鮮血が飛び散ると同時に、俺は狂気の笑い声をあげていた。 「あっはははははははははははははははははは!ゼェゼェははっははははははははははは・・・」 呼吸困難に陥りながらも、マーダーにとどめをさす。 そして領海がばらける。 俺の領海期間が切れる。 だが、力が抑えきれない。 そりゃそうだろう。トリガーが吹っ飛んで、留め具がなくなったのだから。 そのまま、後ろを振り向くと・・・柊がいた。 傷つけてしまった。 ボロボロになっていた。 俺の・・・せいで・・・ ========================= はい、どうだったでしょうか?裏社会最終決戦編は、短かったですけど終わりです。1話というか最終話に詰め込みすぎましたね。 んでも、こんな中途半端に終わらせて何するつもりじゃごらって言われたら、次のやつがあるんです。 その名も・・・・・・・・・・・・・・(焦らすな) 赤坂紫風暴走編です! ここでは、紫風が暴走し、止められなくなった力に加え、柊を傷つけてしまい、もう止まらなくなった紫風に柊たちが立ち向かうというお話です。 裏社会最終決戦編ででてこなかった人は、赤坂紫風暴走編ででてきます。確定で。コラシも一応作りますが、まじで最初の方に出てくる重要人物にして欲しい方は、言うか、裏社会最終決戦編で出した人は、もう一回コラシを出すことで重要人物になる可能性があります。そこんとこよろしく。

Project Details

Project ID887634169
CreatedAugust 30, 2023
Last ModifiedSeptember 4, 2023
SharedSeptember 4, 2023
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