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〜笑って過ごせるように〜 7話・敗北甘味

SIsigure1231•Created August 14, 2023
〜笑って過ごせるように〜 7話・敗北甘味
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Instructions

「・・・準備はいいか?」 俺はそこの仲間に話しかける。 右から、葉田翠扇、M氏、柊だ。 葉田は、実は数ヶ月前に仲間に入ったが、追跡野郎だから多分役に立つ。 柊に関しては、俺の弟なので、多分離れようとしてもあまり遠くには行かないと言うかなんというか・・・ 俺たちが向かう先は・・・病暮怪名・・・あいつの本体がある場所だ。これまでに数千匹のあいつのボディと戦ってきた。 だが、本体と対峙したことはない。 宣戦布告の時も、ボディだろう。 とうとう俺たち・・・葉田が居場所を掴んだ。 そういうのも得意らしい。 とりあえずそこで対峙しようという魂胆である。 〜移動後〜 「ん?んんん?紫風じゃないかぁ?どうしたんだ?この体はボディだぞ?」 「・・・うるせぇよ本物」 俺は発勁の構えをとる。 「お、怖いなぁ〜」 「投降しろ、お前1人じゃ俺たちには勝てない。」 「・・・1人ではね。やれ『地獄の関門』」 後ろから一気に用心棒やらなんやらが飛び出してくる。 「!?」 柊が驚すぎて声も出なくなっている。 俺は威力重視のタメ発勁を一気に押し出した。 その中心に突破口が開く。 「・・・いくぞ。」 〜M氏〜 最初に対峙したのは・・・用心棒・十能十色。 時雨が変換をミスりそうになったやつだ() 「よーし、いっくよー!」 私は手榴弾を投げた・・・が 「遅い。」 相手の体が黄色っぽくなっている。 十能十色の能力だ。 「流石にきついなー」 そんなことを言いながらいつもの如く仕事を終わらせていくのだった・・・ 〜柊視点〜 紫風兄が間違いなく本気を出している。目に映る敵は全て破壊している。 幹部組にはまだ辿り着いていない。 僕が今対面しているのが・・・紫風兄が一度取り逃した幹部・詞音らちき。 紫風兄が取り逃すのもわかるほど強い。 紫風兄は今の所3人の幹部同等程度の実力者を打破している。 だが・・・ 「しふうぅ!」 掛け声と共に紫風兄の体が強烈な閃光に撃ち抜かれた。 「ゴフッ・・・」 〜紫風視点〜 チッ・・・怪名の特殊技か・・・ 俺はモロにあいつの特殊技を喰らった。 流石に痛い。 「・・・阿修羅観音・千刀、運命交錯!」 大量の刃がかいなに近づく。 かいなはそれを全て弾き飛ばした。 「・・・やっぱり歯が立たない・・・」 薄々気づいてはいた。昔から叶っていない夢。 それはこいつに勝つことだ。昔から勝てていない。 いつの間にか大物になりやがって・・・俺は歯噛みをしながらも、運命交錯を続けた。 〜数時間後〜 「ゲホッ、ゲホッ」 もうそろそろ無理かな・・・ 押し負けている。相手には傷は入っていても致命傷が入っていなければ同じ。

Project Details

Project ID882600435
CreatedAugust 14, 2023
Last ModifiedAugust 16, 2023
SharedAugust 16, 2023
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