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Project25⑲

IMimadayuki•Created July 17, 2023
Project25⑲
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Instructions

Project25⑲ 中部国際空港 まふゆ「よろしくね...私は朝比奈まふゆ」 中島「こっちこそ、京急団の中島だ」 まふゆ「ひとつ聞くけど、何で6000なの?2200とかじゃなくて...」 中島「傍流ってやつにこだわっててね」 中島「京急団の団員はみんな、32000やら1890番台などの最新車両を使ってるけど...」 中島「俺はあえてそっちの100系とほぼ同年代の名鉄6000系一次車を選んだんだ」 中島「...だが、走りに関してはガッカリするようなことはないぜ」 えむ「...つまり」 えむ「逆張りってこと?」 中島「違う!!」(てか誰だお前) 「それじゃあカウント始めっぞぉ!!」 「五秒前ぇ!!」 「ヨォン!!」 「サァン!!」 「ニィ!!」 「イィチ!!」 「ゴォォォォォォ!!」 ギョアアアアアアアアアアアア!! りんくう常滑 藤尾「結構えげつないぜ、まふゆも...」 藤尾「あいつを本気にさせるとこえーってことが、つくづく分かったぜ...」 須野山「京急団の実力が、昔より落ちたんじゃねえのか?」 藤尾「いや、それはねえな...」 藤尾「俺にだって京急団のOBに知ってるやつが何人もいる」 藤尾「さっきの32000は、歴代の団員の中でもトップスリーに入ると言われてるやつだ...」 藤尾「わずか一ヶ月であの猛者たちと互角以上にわたりあえるほど成長しているのか...Project25のドライバーは!!」 常滑 まふゆ「速いわね...どの速度から見ても再加速が半端じゃない...!!」 まふゆ「手強いわね...どうましょうかね!!」 中島「ついてこいよ...俺の仕掛けたトラップはもう始まってるんだ!!」 中島「京急団のいやらしさを見せてやる!!」 蒲池 中島「5000系と大出力電動機の組み合わせは大正解だった...描いていたイメージ通り」 中島「重い鋼製車体に、超多段バーニア制御」 中島「全電動車編成のおかげで、粘着力不足に陥ることはない」 中島「上り勾配をグイグイと引っ張るこのトルク!!」 中島「重量の影響がコーナリングでモロに出るのが難だが、ジャジャ馬ぶりが実感できて、かえって面白い!!」 中島「ついてこいよ...京急団のいやらしさを見せてやる!!」 まふゆ「はっや...バッカじゃないの!?」 ギャアアアアアアアアア!! 澤田八幡神社 「大変だー!!」 「暴れ神輿だああああ!!」 まふゆ母「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」  「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!しょい!!」 「この神輿はフィクションであり、実在の人物、団体、行事とは関係有馬温泉!!」 まふゆ母「わーっしょい!!」  「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!」 「わーっしょい!!しょい!!」 「南大阪線の6300系を薙ぎ払って新舞子へ向かっているぞ!!」 「もはや奴らを止められる者は存在しないのかぁ!?」 新舞子 ドガッ!! 「グモッチュイイイイイイン!!」 「ヤラレチャッタァァァァァ!!」 「先に心配することが(ry!!」 「板井洋!!」 まふゆ母「何このチョメチョメD的なの!!」 「何か前にもこんなシーンが!!」 まふゆ「なんかはねた...」 中島「まぁいいか」 古見 「すっげーな!!」 「迫力あるぜ!!ヒルクライム!!」 ゴァァァァァァァァァァ!! 「6000が2000に食いつかれてるぞぉ!!本気を出しても逃げれないのか!?あの中島が!!」 「いや、駆け引きは上手いし、何でもできるからな...中島は...」 「絶対何か企んでるだろ...」 朝倉 まふゆ「流石にプロがいるチームはすごいと思ったけど...ようやく掴めてきた、これのリズムが!!」 中島「良いドライバーだな、俺のラインとタイミングをうまくつかんでついてくる」 中島「だが...それが命取りだ!!」 中島「ポッカリと口を開けた落とし穴が、お前を待ってるぜ!!」 寺本 今田「列車を走らせる時、ドライバーが行う操作というのは、基本的にマスターコントローラーとブレーキ弁による力行・制動の指令だけだ」 今田「それらの操作を複雑に連携させながら、ドライバーは一両に30トンを優に超える鉄の塊を意のままに操っていく」 今田「運転に重要なのは、何よりも操作のタイミングとリズム」 今田「タイミングが狂い、リズムが乱れた時、クルマの挙動は大きく乱れる...」 金山 ガキン!! まふゆ「な...に...!?」 ガッ!! まふゆ「くっ...!!」 中島「良い判断だ、しかし時すでに遅し」 中島「応答性に優れた電気指令式であっても、力行からブレーキ」 中島「そしてすぐ力行への急激な操作では、致命的なタイムラグが発生するんだ!!」 中島「青いな...」 中島「コーナリング中のフェイントは、団員同士のバトルでは日常茶飯事なんだ」 中島「こんなのは...ほんのあいさつがわりだぜ...」 中島「クリーンにスピードを競うだけがバトルじゃない!!」 中島「敵のリズムを狂わせるための、駆け引きを駆使するのが京急団のバトルだ!!」 中島「勝つためには色んな技術(テク)があるってことを」 中島「覚えておいた方が良いぜ!!」 ギャアアアアアアアアア!! 丸ノ内 まふゆ「!!」 まふゆ「くっ...!!」 まふゆ「行かないで...そっちじゃない...」 まふゆ「お願い...戻って!!2000!!」 ギャアアアアアアアアア!! ギャンッ!! まふゆ「よしっ!!抜けた!!」 中島「なん...だとぉ!?」 新清州 中島「気のせいじゃねぇな...徐々に近づいてくる...」 名鉄一宮 「ブレーキングしないで直ドリで来たぁ!!」 「真横向けたまんま上りのアプローチを駆け上がってきたぜっ!!」 「あの朝比奈があんな無茶な突っ込みしてるとこ見たことねぇよ...」 「相当手強いんだろうな...京急団...」 まふゆ「絶対逃がさないわよ...京急団!!」 木曽川堤 「こんな最終盤でも引き離せないなんてありえねぇぜ!!」 「頼む中島!!このまま逃げ切ってくれぇ!!」 笠松 中島「完全に食いつかれたか...」 中島「だけど今はこの方が駆け引きが有利に使える」 中島「フェイントに見せかけて、ドリフトで頭を強引に押さえる!!」 中島「そのままつき離してフィニッシュだ!!」 中島「悪く思うなよ...時にはきたねぇやり口も必要なんだ!!」 中島「ガキだからって...容赦しねぇぜ!!」 岐南 ゴァァァァァァァァァァ!! ガ...!! まふゆ「!!」 中島「!!」 キン...!! 中島「何てことだ...考えてもみなかった...」 中島「単独で走ればなんてことのないこのコーナーが...」 中島「まさかこんな形で、重い鋼製車の弱点ともいえる、上りの低速コーナーが出現するとは...!!」 中島「しかもこれでは加速体制が取れない!!強引なライン取りが裏目に出た!!」 まふゆ「邪魔よ!!進路を開けて!!」 まふゆ「そこを退いて!!京急団!!」 名鉄岐阜 中島敗北...!!京急団まさかの一敗 そしてちょうどその頃、西でのバトルも幕を終えた 「お疲れ様です!!中島さん!!」 中島「おう、お疲れ、そっちはどうだった?」 「そっ...それが...」 中島「?」 「...負けました」 中島「何...だと...!?」 京急川崎 足立「俺たちの認識不足だった...結果を見て思い知らされたよ」 中島「まさかあれほどの相手だったとはな...」(それより晴樹は?) 足立「クビになった」 中島「!?」 隆史「とにかくこのままほっとくわけにはいかねぇ...」 足立「京急団始まって以来の緊急事態だ...」 隆史「団長にも顔向けできねぇしな...」 足立「俺たちが今日感じた屈辱を倍にして返さなきゃ、この件は終われねぇだろ...」 中島「団長に頼んで、デモカーを貸してもらって...」 中島「本社からトムを呼ぶ!!」 足立「プロが仕上げたクルマに、プロで勝負ってわけか...」 ピリリリリリリ...ピリリリリリリ... 足立「全然出ねぇ...」 ドタドタドタドタ!! 李 トム「待てコラクソネズミ!!」 一同「!!」 一同「トムさん!!」 トム「あ」 中島「何やってんすかこんなとこで!!」 トム「いや...ちょっとネズミ捕りを...」 終

Description

この作品はフィクションです。 実在の人物・団体・事故などとは関係ございません。 元ネタ 電車でD プロジェクトセカイ

Project Details

Project ID875377532
CreatedJuly 17, 2023
Last ModifiedNovember 19, 2023
SharedJuly 20, 2023
Visibilityvisible
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