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Project25⑯

IMimadayuki•Created June 22, 2023
Project25⑯
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Instructions

Project25⑯ 「Project25?」 「ナイトコードの朝比奈まふゆが作った、元音楽サークルのスペシャルチームだってさ」 「遠征先の路線名とコースレコードを、ちゃんとホームページで公開してるんだぜ」 「すげぇことやるなー、朝比奈まふゆも...」 「え...じゃあ地方遠征って」 「もう始まってんのか!?」 フラン「ええー、また車輪?」 フラン「この前添削したばかりじゃない?」 宇佐見菫子「あれはフラットを削っただけだから」 菫子「ここ一番の勝負用に、鍛造削り出しの車輪が編成分必要なんだよ...」 パンッ 菫子「お願いフラン!!この通り!!」 菫子「稟議書にハンコついて!!」 フラン「...人の人生に口出すのはあれだけど...」 フラン「菫子はD仕業にのめり込みすぎだよ...少しは昇進や将来の事も考えたらどう?」 フラン「入社してもう六年になるのに...このままじゃいつまで経っても平社員のままだよ?」 フラン「菫子の2800系、手を入れれば入れるほど変になってくじゃない...」 フラン「乗り心地は悪くなる一方だし、うるさくて車内放送も聞こえやしない」 フラン「最速達列車に運用を限定しても、お客様からはボロッちくてエアコンの危機も悪いから、タダでも乗りたくないって言われてるんだよ?」 フラン「もう年なんだから競技専用車両にしちゃえば良いのに...なんで土下座までして運用に就かせたいのさ」 菫子「そりゃああれでしょ...鉄オタ需要でぼろ儲け...」 フラン「その鉄道オタクからも乗りたくないって言われてるんだけど?」 菫子「ぐっ...」 しーん... フラン「...」 フラン「分かった、そこまで言うなら認めるよ」 十六夜咲夜「そろそろお時間です」 フラン「ただし今度のバトルに負けたら、2800系は運用から外すからね!!」 菫子「えっ!?」 フラン「私本気だからね...これから2800系のチューニングや管理は自費でしてもらうから!!」 フラン「もしも霖之助や紫に管理費を借りたら解雇するからね!!」 董子「そんな約束意味ないよ、私絶対負けないから」 阪急阪神ホールディングス本社 小悪魔「おはようございます」 美鈴「おはようございます!」 妖精メイド「おはようございます!」 「おはヨーヨーございます」 「おはヨーイドンでございます」 「おはパラガスでございます」 「おっはよー!アンクル・グランパ」 小悪魔「社長!!」 美鈴「社長!!」 妖精メイド「社長...!!」 「社長!!」 「社長!!」 「シャッチョサーン!!」 「車中泊!!」 「社畜!!」 「社チョーさん!!」 「校長!!」 「いかりや社チョー介さん!!」 「社長!!」 「部長!!」 「課長!!」 「係長!!」 阪急阪神ホールディングス株式会社代表取締役社長 フランドール・スカーレット この物語はフィクションです。実在する人物・団体・鉄道会社とは無関係です 香霖堂 森近霖之助「そりゃヤバいよ菫子...」 射命丸文「そんなにやって運用離脱で済むなんて、随分甘やかされてますね...」 菫子「それは分かってるけど、そういう話は後にしてください霖之助さん」 菫子「とにかく勝つ!!」 菫子「フランの事は大切だけど、2800を運用から外すなんて冗談じゃない!!」 菫子「私はこのバトルに勝って、2800とフラン両方を取る!!」 霊夢「ちょっと菫子!!あんたまた車体擦ったでしょ!!」 菫子「やっばバレた!!」 文(コネ入社とはいえよくクビにされないなぁ...この人...) 神戸高速鉄道新開地駅 ゴォォォォォォォォォ... キィィィィィィ... シューッ... 魔理沙「こいつら...」 ゾクッ 魔理沙「すげぇやるかもしれねぇ...!!」 魔理沙「菫子、やっぱあいつら普通じゃないぜ」 菫子「ええ...」 魔理沙「あの名鉄100系、うちの7300系より年上だから楽勝だろうと思ってたんだが...」 魔理沙「今まで聞いたことのない走行音だったぜ...」 魔理沙「絶対何かやってるに違いない、お前が負けるなんて思ってないが、なめてかからない方が良さそうだぜ...」 菫子「ええ、そうですね...」 菫子(そんな気分はとっくに吹っ飛んでるよ...) 菫子(今までこんな風に感じたことはなかった...しびれてしびれてたまんないよ!!) まふゆ「...よし、始めましょうか」 まふゆ「渉、例のやつお願い」 羽島「任せてくれ、奴らのたるんだ脳みそに、最高級のブツをぶち込んでくるぜ」 まふゆ「待って、その例のやつじゃなくて、あの例のやつ」 絵名・瑞希(その例のやつは一体どういう例のやつなの...!?) ???「ダイナモ感覚!ダイナモ感覚!」 菫子(こっ...こんなおもしろチームに...) 魔理沙(負けてたまるか...!!) 「ワー!!」 「昨日一晩練習しただけで!?」 「今夜もうバトルなんだって?信じらんねーな...」 「どれほどテクニックのある奴らでも、たった一晩で地元の走りに追いつけるわけねぇって...」 「しかも相手は昭和53年製、7300系より年上だってよ...」 「なめんなよって感じ」 「それがよーあのクルマ、愛知では結構有名なんだってよ」 「そうなのか?信じらんねーな...」 菫子「宇佐見菫子よ」 奏「宵崎奏です」 菫子「それじゃあ...始めましょうか」 コクリ 奏「...」 「それじゃあカウント始めっぞぉ!!」 「五秒前ぇ!!」 「ヨォン!!」 「サァン!!」 「ニィ!!」 「イィチ!!」 「ゴォォォォォォォォォ!!」 ギョアアアアアアアアアア!! 「始まったぁ!!」 文(菫子さん...私は...菫子さんの回復運転に痺れて入社したんです) 文(菫子さんの2800についていける奴なんて、一人もいないですよ!!) 文(他所から来たポンコツなんかに、負けるわけないよ!!) 西京極 菫子「バトルの醍醐味はなんて言っても限界ギリギリのコーナリングよ...」 菫子「一目見てすぐ分かったわ」 菫子「あんただって...そうなんでしょ!!」 「菫子が先行してるぜ!!」 「あんな遠くからドリフトで突っ込むかぁ!?」 ギャアアアアアアアアア!! 「こわーっ!!柱貫通して出てきたぜェ!!すげーっ!!」 「名鉄もツイてるぜ...菫子が相手なら負けたって恥ずかしくn...」 ギャアアアアアアアアアアアアア!! ガタンガタンガタンガタン!! ガタン... 「...」 水無瀬 菫子「自分のリズムを狂わされたらダウンヒルは命取りよ...」 菫子「冷静に...」 菫子「勝ち負けよりも、自分の力を全部出しきることが重要なんだ!!」 上牧 オート「けどよぉ、ここでやるなら名鉄の方が有利なんじゃねえの?」 オート「阪急京都線はタイトなコーナーとか少ないしよ...」 オート「ストレートは断然パワーのある方が有利だろ...」 藤尾「あの2800は秋山渉が使っていた全M編成のヤツだ、相当パワーはある」 藤尾「恐らく、両者の決定的な分岐点となるのは、テクニックの洗練度だろうな」 テテテテテテ テテテテフォ~... ピッ 魔理沙「100をふりきれねえって!?」 文「ど...どうなってんですか...わけわかんないですよぉ!!」 魔理沙「菫子が長い間の走り込みで身につけた最大の武器は、誰にも負けねぇつっこみの速さだ...」 文「あのつっこみに敵う奴なんか、いないはずだよぉ!!」 魔理沙「あいつは、ここの全てのコーナーを知り尽くしてる」 魔理沙「昨日一晩だけ走ったのとはわけが違う...」 魔理沙「それなのに、あの100は...」 魔理沙「離されるどころか、ついてきてるってのか...!!」 菫子「さすがというか...ここまで私にくっついてこれた奴は今までいなかったわね...」 菫子「あれが普通の名鉄100じゃないことは間違いないけど、そんなことよりは、乗り手の問題ね...」 菫子「すごい奴ね...!!」 菫子「...けど、追い詰められてる感じはしないわね...」 菫子「多分向こうはついてくるだけで精一杯なんでしょう...」 菫子「このバトル...勝てる!!」 菫子「無理についてくるならどうなっても知らないわよ!!命が惜しけりゃひきなさい!!」 高槻市 魔理沙「どこにいるんだ...?高槻市?」 魔理沙「半分近く行ってて食いつかれたままなのか!!」 文「私...信じらんないですよ魔理沙さん...」 文「こんなに長く菫子さんについていけるやつなんて、いるわけないですよ...」 魔理沙「あたしだって信じたかねぇけどなぁ...」 魔理沙「あの100が、こんなに速いとはな...」 魔理沙「負けん気の強い菫子は意地になってテンション上げてくからな...」 魔理沙「ヤバくなってくるぞぉこのダウンヒルバトルは!!」 南茨木 まふゆ「鋼製車体にアンダーパワーの旧式車、確かにあの二人は共通点が多い」 瑞希「二人とも、天性のスピード感覚でハイスピードのコーナリングが信条だもんね...」 まふゆ「恐らく...両者の決定的な分岐点となるのは、そのテクニックの洗練度よ」 相川 「うわあああああ!!」 「すんげーやば!!ゾッとする!!」 「こんなスゲー突っ込み合いみたことねぇぞぉ!!」 「菫子の2800についていくなんて...あの名鉄何者なんだよぉ!!」 「地元じゃねえのにあのクルマ...えらいことだぜこりゃあ!!」 「とんでもなくレベル高いんじゃねえのか!?Project25って!!」 ゴァァァァァァァァァァ!! ガキン!! 奏「!!」 菫子「はっ!!しまっ...!!」 ドゴォォォン!! 菫子はD仕業にのめり込みすぎだよ...少しは昇進や将来の事も考えたらどう? もう年なんだから競技専用車両にしちゃえば良いのに...なんで土下座までして運用に就かせたいのさ そりゃヤバいよ菫子... ガァン!! グルグルグル!! キィィィィィィィィ!! ギィィィィィィィィ!! ガチャッ 奏「!!」 ... ガチャッ ぬっ 菫子「...」 宇佐見菫子、淡路~崇禅寺間で脱線運転打ち切り この瞬間、Project25の勝利でダウンヒルバトルは終了した 羽島「乗務員は?無事なのか!?」 魔理沙「一回転したけど、怪我ひとつないそうだ」 羽島「そうか...それは良かった」 魔理沙「それは良いんだが...」 魔理沙「架線中をちぎってて、淡路から向こうは送電停止、復旧は始発ギリギリだ」 魔理沙「ヒルクライムは延期するか、淡路からこっちへの短縮バトルにするしかないな...」 まふゆ「ちょっと待って」 まふゆ「使えないのは、京都線だけ?」 魔理沙「ああ、他は全線正常だが...」 まふゆ「そう...」 まふゆ「だったら北千里からやりましょ」 まふゆ「中途半端なバトルじゃ、お互い納得いかないしないでしょ」 終

Description

この作品はフィクションです。 実在の人物・団体・事故などとは関係ございません。 元ネタ 電車でD プロジェクトセカイ 東方Project 登場人物 宇佐見菫子 使用車両 阪急2800系 霧雨魔理沙 使用車両 阪急6300系 博麗霊夢 使用車両 阪急7300系

Project Details

Project ID868166756
CreatedJune 22, 2023
Last ModifiedJuly 18, 2023
SharedJuly 7, 2023
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