S-Trains⑧ 「同着だって...?」 「こんな決着あるのかよ...」 「コース変更はあったけどな...（近鉄山田線から秋名山）」 「折角来たんだし、もう一本バトルしてくれないかな...」 「こんなガチンコバトルを二本はさすがにきついよ...」 「うわぁ...こっちがドキドキしてきたぜ...」 須野山「一体...」 須野田「どうなるんだ...?」 健二「さて、こちらとしては...」 健二「この結果には納得している」 健二「だが満足はしていない...」 健二「もう一戦...行くぞ！！」 今田「あとはドライバー次第だな...翔太」 今田「お前はどうしたい？」 チラッ 良平「...」 良平「俺も正直満足してないです...」 良平「なので、今度こそ決着をつけたいです！！」 翔太「...フッ」 翔太「こっちの腹は決まった、いつでも始めようぜ、師匠」 「再戦！！もう一本走るってよ！！」 「うおおおおおおおおおおおお！！」 「ハイレベルなドックファイトを二回も見られるなんてついてるぜ！！」 「おおおお...身震いしてきたぁ...」 「カウント始めっぞぉ！！」 「五秒前ぇ！！」 「ヨォン！！」 「サァン！！」 「ニィ！！」 「イィチ！！」 「ゴォォォォォォォ！！！」 ギョアアアアアアアアアアアア！！ imadayuki「本当にこれで良かったのかな...」 偽今田「手の内を全部晒した後だからな...」 レン「大丈夫ですかね、翔太さん...」 今田（こんなこともあろうかと、密かに運び出しておいた西部20000系...） チャリン♪ 広島電鉄5100 チャリン♪ 近鉄9000 チャリン♪ 西武20000 今田「さぁ来い！！」 テッテレー♪ 大阪メトロ30000系 今田「別に10年越しの悲願とかではないけど...今、実現する！！」 レン「今田さん、俺たちの声が耳に入らないくらい考え込んで...」 imadayuki（あれは絶対余計なこと考えてる顔だ...） ザァァァァァァァァ... レン「あ」 imadayuki「雨だ...こりゃヤバイぜ...」 今井「全開アタックの真っ最中だってのに...」 レッドストーン「こちら五連ヘアピン！！二列車とも全くペースを落とす素振りはない！！プッツリキレてやがるよぉ！！」 コマンド「あいつらほどの走り屋なら、この状況がどんなにヤバいか知らないはずないのに...」 末太郎「何が何でも勝ちに行く...ってコト!?」 コマンド「それムカつくからやめろ」 末太郎「はい」 ギャアアアアアアアア！！ 翔太「9000の動きが、さっきから少しづつ怪しくなってきてる」 翔太「向こうも疲れてるな...」 翔太「そろそろこっちから、アクション起こしてみっか...」 翔太「めいっぱいプレッシャーかけて、ゆさぶってやる！！」 良平「きっちーっ！！そろそろ限界！！マジでギリギリ！！」 良平「雨でレールは滑るし、後ろからの圧がドンドン強くなってくる...」 良平「ちょっとでも気を抜いたらマジでヤバい！！」 良平「集中力が切れたら森に突っ込んで解体場行きだ！！」 良平「諦めて...たまるかぁぁぁぁぁぁぁ！！」 翔太「...ん？」 良平「なっ...!!」 良平・翔太「なんっじゃありゃあ！！」 翔太・良平「うわあああああああああああああああああ！！」 キィィィィィィィィィィィィィィ！！ ドガァァァァァァン！！ チャリン♪ 広島電鉄5100 チャリン♪ 近鉄9000 チャリン♪ 西部20000 テッテレー 大阪メトロ30000系 終
この作品はフィクションです。 実在の人物・団体・事故などとは関係ございません。 元ネタ 電車でD
