クリックで次。 音量注意 借りないで タローマン 身長 55m 体重 5万2000t 出身地 シュールレアリズム星 太郎系第3惑星・シュールレアリズム星から来た 「芸術の巨人」。1970年代、相次いで出現するようになったアバンギャルドな怪生物「奇獣」に対して現れた。現代芸術家・岡本太郎の思想を行動原理としており、それを体現するかのようなべらぼうででたらめな行動を以て奇獣達に立ち向かう。 肉体 ・タローマスク 燃え盛る太陽を思わせる特徴的な黄金のフェイス。ここだけは岡本が《太陽の塔》の前年に発表した別作品《若い太陽の塔》がモチーフ。 ・タローホーン 折れてもすぐに生えてくるツノ。1本1本に特殊な機能がある。 1.太郎汁(パワーアップ)スタミナを引き出し、パワーアップの効果を持つ太郎汁。味は意外とうまいらしい。 2.タロ―ナイフ 鋭い切れ味をもつナイフ形のツノ。 3.タローブーメラン 投げても100%の確率で手元に戻ってくる。ただし、遊びにのみ使われる(タローマン大統領でもブーメランを使っていたが、こどもの樹に対する攻撃に使っているし、タロ―ナイフをブーメランとして使っていた。)。 4.タローフォーン 通信機となっており、シュールレアリズム星の仲間と連絡をとれる。 5.太郎汁(回復) 疲労や傷に効く回復薬の役割を持つ太郎汁。甘くて飲みやすい。 6.タローボム 相手に上げ、爆発させて攻撃をする手榴弾のような爆弾アイテム。 7.タローペン 先端がペンになっており、文字を書くことが可能。大切なことをすぐその場でメモできる。 8.ホーン奇獣 奇獣を角に収納し、解き放つことで戦いの戦力として使用することができる。どの奇獣が出るかは毎回ランダム。 9.太郎汁(毒) 相手を痺れさせることができる毒の効果を持つ太郎汁。自分で飲むこともある。苦い。 10.アクセサリーツノ アクセサリーとしてつけている付けヅノ。比較的取れやすい。 11.ただのツノ 特殊な効果がないただのツノ。シンプルに普通のツノである。 ・タローアイ 両掌と胸の中心に付いている眼。眼は岡本作品に数多く見られる意匠である。単なる模様ではなくれっきとした視覚器官。 ・タローボディ その体内は「生命の樹」で構成されており、これがしなやかででたらめな動きを可能にしている。 ・タローライン シルバーのボディに映える赤いライン。《太陽の塔》にも同様のものが描かれている。ピンチになると色が変わるらしい。 必殺技 芸術は爆発だ! 単にドカンと破裂するような爆発ではなく、瞬間瞬間に全存在をかけて命を燃焼する行為、つまりはタローマンが秘めている芸術エネルギーを解き放ち、宇宙に向かって無条件に存在を開くことができる技。この莫大な芸術エネルギーをくらうことで、たちまちその存在ごと昇華されていくのである。タローマン自体も相当なエネルギーを消費することになるため、威力化は絶大だが気軽にバンバン撃つことはできない。 コントルポアン 手の先から高出力の波動を繰り出す技。タローマンの意思により飛んでいく方向を自在に操ることができる。短く複数の波動を繰り出し、連続で攻撃することができる。即座に放つことができ、片手間に攻撃することも可能だ。 緊縛光線 絶対にちぎれない光の輪で相手(自分も)をビルなどに縛り付ける技。 洗脳光線 受けた相手の思想をタローマン的思想に変えてしまう恐ろしい光線。おれはこの光線を受けたい。 人質スマッシュ 奇獣傷ましき腕が投げつける人質が入った電磁カプセルを、ガソリンスタンドの屋根で打ち返す。人質が入ってる分、コントロールが利くらしい。 円盤投げ 午後の日の宇宙船である「ターン・バリーン号」をタンバリンの如く遊んだ後、宇宙の彼方へ投げ飛ばした。 切り裂き観覧車 近くの観覧車を引き抜き、クルクル回転させながら飛ばしてカッターの様に相手を切り裂く。 明日の神話 タローマンが奇獣明日の神話から吸収・会得したもの。「明日の神話」と叫びながら手を素早く動かし、岡本太郎の絵画「明日の神話」を再現し、エネルギー波として放つ。広範囲に及ぶ凄まじい破壊力を誇る攻撃の為、使い所を見極めなければならない。 千手 「千手」と叫びながら両手の親指と人差指で輪を作りそれを合わせることで岡本太郎の絵画「千手」を再現し、拡散する無数の波動を放つ。 雷人 タローマンが奇獣電撃に倒された奇獣雷人の力を受け継ぎ会得した技。「雷人」と叫びながら身体を大きく捻って岡本太郎の絵画「雷人」を再現し、エネルギー波として放つ。また、タローマン自身の体内のエネルギー量を上昇させる効果も持ち身体をひねればひねるほど効果が上がる。 ビルなぐり ビルを引っこ抜いて敵を思い切り殴りつける技。 自分の中の毒を撃て 体内の毒を胸部のタローアイから勢いよく噴射し、敵をひるませる技。 タワー串刺し 近くのタワーに敵をぶっ刺す 電車ヌンチャク 手頃な電車を武器にする タローマンパンチ 誰も見た事がない威力のキック タローマンキック キックの如き威力のパンチ 吸い込み 常人離れの肺活量から繰り出す タローマン2号 全長 51メートル 体重 5万1千トン 出身地 シュールレアリズム星 タローマンと同じシュールレアリズム星から来た、タローマンと同じパワー、同じスピードを持つヒーロー。シュールレアリズム星ではタローマンの良きライバル的存在だった。タローマンでたらめ8兄弟の一員でもある。 見た目もタローマスクの見た目が違う以外は同一だが、マスクのデザイン関係かタローホーンはついてない。身長がタローマンより低く、体重が軽いのもタローホーンの有無による差であると考えられる。 性格は優しく、人助けの心を常に忘れない。冒険が好きでよくいろいろなところへ出かけている。そんな一面もあるのかシュールレアリズム星にいる同胞からは「変わり者」扱いされていると言う。
森の掟 別名︰飛行奇獣 全長︰35メートル 体重︰500キロ 出身地︰森の中 なきごえ︰グァオー 険しい眼と鋭い牙が目を引く凶暴なルックス、魚のようなシルエット、真っ赤なボディの背面にあるファスナーなどの特徴を持つ奇獣。突然、森の中から姿を現すと、空を飛行しながら街に迫り、大きな口と牙で電車や建物を次々と破壊、人々に恐怖をもたらす。タローマン相手に膠着した勝負を繰り広げるも、最後はでたらめな必殺技の前に破れ、大爆発した。 歓喜 別名︰梵鐘奇獣 身長︰40メートル 体重︰20万トン 出身地︰寺 なきごえ︰ゴオゴーン トゲのある梵鐘の形をした巨大な奇獣。ただしトゲではなく実際にはツノである。宙に浮いて移動し、体中のツノを自在に伸び縮みさせることができる。自由自在のツノでタローマンを突き倒すことに成功するものの、反撃をくらいツノを奪われ、自らの角で殴打された。その打撃によって何本ものツノを欠損することになったが、必殺技によってすべてのツノを修復しつつタローマンに反撃を試みるも不発に終わり、倒された。 未来を見た 別名︰予知奇獣 身長︰2.3~53メートル 体重︰64キロ〜3万トン 出身地︰未来星 なきごえ︰ミギャア 未来を見ることが出来る人型の奇獣。未来のことを考えている人のところに現れ、手持ちの未来スコープによって嫌な未来を見せつけて、無気力にさせることで喜ぶ。普段は人と同じサイズで神出鬼没に出現するが、タローマンと同じサイズまで巨大化することも可能。未来が見えるため、相手の攻撃を読むことができ、なかなか攻撃を当てることができない。しかし、でたらめな攻撃は予知することができないため混乱したところでタローマンに倒された。 駄々っ子 別名︰癇癪奇獣 身長︰48メートル 体重︰3万3千トン 出身地︰湖 なきごえ︰ビエビエーン 子供のように駄々をこね、街のものをおもちゃのように投げて破壊する奇獣。大きな黄色に顔に特徴的な赤の触覚が揺れるチャーミングな見た目をしている。ドタバタと街中を暴れるが、人々に期待されて奇獣を倒すことにマンネリ感をおぼえたタローマンが自ら負けようと倒れ込む姿を見せ、困惑する様子を見せた。タローマン2号の巻き添えになる形でタローマンの必殺技をくらい、同時に大爆発した。 疾走する眼 別名:高速奇獣 身長:22メートル 体重:385キロ 出身地:荒野 なきごえ:メメッ 街に一陣の風を吹かせながら、とてつもないスピードで走り続けるすばしっこい奇獣。比較的小型で小回りが利き、大きな目で周囲を見渡しながらあらゆる土地を駆け抜ける。攻撃には特化していない分防御に強く、追い詰められると電磁バリケード封鎖をはって、敵の攻撃や侵入を防ぎ身を守ることができる。基本的には無害で、タローマンとはよく真剣に遊ぶ仲であり、命懸けの鬼ごっこや缶蹴りなどをする。 みつめあう愛 別名:小型奇獣 身長:30センチ 体重:3キロ 出身地:惑星ゲルダ なきごえ:ウニャア 惑星ゲルダに住み、集団行動をする小さな奇獣。1匹1匹に個性がありつつも、警戒心が強く仲間の誰かがピンチになると群れになって駆けつけ敵を攻撃する。容姿に悩むマミ隊員が、タローマンに連れられ惑星ゲルダに降り立ち、同じように悩む1匹の『みつめあう愛』に話しかけたが、敵と見なされ攻撃対象にされてしまった。手から光線を放って攻撃するが、1匹の力では弱いため、集団で一緒に攻撃しないとあまり意味をなさない。 赤い手・青い手 別名:双腕奇獣 身長:60メートル 体重:8万3千トン 出身地:広大な土地 なきごえ:オイデオイデ 赤い手と青い手の双腕で行動する奇獣。奇獣の中でもかなり大きく、地面を這いずるようにじわじわと移動する。人間の手と同じように5本の指を器用に動かして攻撃を仕掛けてくる。また、手招きのような仕草で敵を呼び寄せ、握りしめて形を変形させてしまうことも可能である。タローマンも変形させられてしまったが、いつのまにか『赤い手・青い手』を自らの体内に吸収し、浸食合体して新たな姿となり、空に飛んでいった。 傷ましき腕 別名:剛腕奇獣 身長:31メートル 体重:2万5千トン 出身地:空 なきごえ:ピギィー 宙に浮いた片腕の奇獣。電磁カプセルを操り、有名な作家や画家をカプセル内に閉じ込め、そのエネルギーを吸い上げることで自慢の腕を強化させている。タローマンによって覚醒させられた画家(第12話)を捕まえようとしていたところ、芸術を愛する巨人、タローマンと戦うことになる。得意の腕相撲での勝負になり、鍛えられた腕力でタローマンをギリギリまで追い詰めるが、勝負がつく前に必殺技をくらってしまい大爆発した。 別名:知能奇獣 身長:200センチ 体重:660キロ 出身地:宇宙 なきごえ:フッフッフ 高度な知能と知識を持つ奇獣。アジトにもなっている宇宙船を所持し、軍議にて作戦を練り、戦略的に戦う。しかしながら、組織的なしがらみが強く、上層部からの承認に時間がかかる。『河童星人』の手下でもあり、彼らからの命令によってタローマンと地球を滅ぼすための作戦会議をしていたところ、タローマンに見つかり、フリスビーのように宇宙船ごと宇宙に飛ばされ、『河童星人』たちの宇宙船と衝突した。 太陽の塔 別名:べらぼう奇獣 身長:70メートル 体重:25万トン 出身地:公園 なきごえ:ブウォーン スケールも威力も他の奇獣とはケタ違いなべらぼうな奇獣。たくさんの顔をもっている。頭上の顔は凄まじい威力のレーザー光線を発射することができる。さらに、攻撃を受けるとどんどん分裂していき数を増やしていく厄介さも兼ね備えている。タローマンの攻撃により分裂した太陽の塔が街中にあふれ、民衆は激怒した。なんとかしようと空へ飛び上がったタローマンにより、地球ごと大爆発した。 河童星人 別名:侵略奇獣 身長:1.6メートル 体重:67キロ 出身地:河童星 なきごえ:ハッハッハ 宇宙をさまよい、目についた星々を侵略ようと企む河童性の奇獣。他の宇宙奇獣をけしかけて、自分たちは働かず楽して賢く侵略しようと常に考えている。ただし成功したことは一度もない。ことあるごとに邪魔をしてくるタローマンの存在が気に食わない。少年隊員や『午後の日』など、あらゆるものを利用して、地球もろともタローマンを消そうと、抽象的でありながら創造的とも言える作戦「アプストラクシオン・クレアシオン」を試みる。しかし、最終的にはタローマンが投げた『午後の日』の宇宙船と彼らの宇宙船が衝突し、CBGの基地に落下し大爆発した。 重工業 別名 ロボット奇獣 体長 57メートル 体重 6万3千トン 出身地 工業地帯 なきごえ ブーグォン メタリックな台形のボディに歯車型の車輪がついたロボット奇獣とも言うべき外観を持ち、尻尾はネギ、両腕は円錐を重ねたような形状をしている。墜落した宇宙カプセルの強大なエネルギーによってネギと工場という相反するもの同士から生まれる四次元対極エネルギーが暴走、CBGの研究者・五里博士すら巻き込んで融合・奇獣化した姿。凄まじい対極エネルギーによってビルをも簡単に引っこ抜く程の超馬力を誇る。タローマンとビルで殴り合いをしていたが、殴り合いに飽きて鉄球クレーン車でアメリカンクラッカーをしたくなったタローマンを見て焦り、「もっと気軽なお遊びでもいいから続けよう」と食い下がったものの、気軽なお遊びを許さないタローマンの逆鱗に触れるかの様な発言に、遂にタローマンの怒りが爆発。必殺技で倒され、五里博士もそのまま帰らぬ人となった。 未来を拓く塔、リボンの子、無籍動物、あしあと、若い夢、もしくは若い泉 奇獣島に棲む奇獣達。 無籍動物 別名 無籍奇獣 全長 35センチ 体重 25キロ 出身地 長野県 犬のような、猫のような、正確には良く分からないが可愛らしい小動物的存在の奇獣。人を襲うことは無く、大人しい友好奇獣の一種。風来坊も飼っており、高さ5mを超える巨大な親を探している。 こどもの樹 別名 複顔奇獣 全長 65メートル 体重 6万4千トン 出身地 宇宙 なきごえ ワアワア 世界艦隊の襲来に伴い開催された奇獣島大統領選挙に立候補し、タローマンと共に最終選考に残った。当初は全身の顔からの光線で戦っていたが、まともな戦いより命懸けの遊びを優先したタローマンによって勝負はだるまさんがころんだに突入、移動と静止の繰り返しで全身の顔の制御が取れず崖から落ちてしまい敗退した。 犬の植木鉢 奇獣達の楽園・奇獣島の正体で、タローマンが奇獣島の鍵を引っこ抜いた事で封印が解かれ復活。 島全体がこの奇獣の頭の一部だった事から、とにかくべらぼうな大きさの奇獣である事がうかがえる。