概要は下 設定とかも下。 細かい質問募集中、気になったら気軽に聞いてくれ。 ストーリー 昔々、地上世界はニンゲンとモンスターという2種類の種族が繁栄していました。 モンスターは魔法と呼ばれる不思議な力を、人間は科学という名の複雑な力を使い、 それぞれの文化を持っていましたが、交流を持つこともありました。 ところがある時、二つの種族の間で小さな争いが起きました。 発端は小さな物でしたが、それらは憎しみの連鎖を呼び、戦火は広がり続け、 お互いの種族を絶滅させるまで続く、絶滅戦争にまで発展してしまいました。 その後、強力な近代文明を持つニンゲンに、次第にモンスターは押されて行きました。 モンスター達は地下の世界へと追いやられ、厳しい環境に晒されながらもなんとか逃げ延び、 生き残った数少ないモンスター達は互いに助け合いながらも、細々と暮らす事ができる様になりました。 ニンゲン達は全てのモンスターを殺したと思っていたため、これ以上攻め入られる心配はありませんでした。 そして長い時が流れ………。 地下世界のとある研究室で、一人の男が素晴らしく有用な物を発明しました。 その灰色をした小さな有機機械は、魔力を与える事で幾らでも増殖し、様々な物品を構築する事ができました。 それは「ナノボット」と名付けられ、暮らしに困っていたモンスター達の大きな助けとなりました。 ………、 それを使って武器を構築することが出来ると発見されるまでは。 モンスター達はそれの力を過信し、地上への侵攻を始めました。 既に地上は殆どニンゲンの占領下にありましたが、そんなことは些細な問題でした。 ありったけの魔力を集め、灰色の防具、武器、兵器を大量に用意したモンスター達は、 油断していたニンゲン達を圧倒し、凄まじい勢いで地上を奪還し始めたのです。 …ですが、それも最初だけの物でした。 反撃の用意を整えたニンゲン達の物量に、モンスター達は一進一退の攻防を繰り広げることとなったのです。 地上に攻め入る事こと出来たものの、激戦区と化したそこで彼らが暮らす夢は、叶うことはありませんでした。 さらに 長い時が流れ………。 〜設定〜 近未来化するくらいまで技術が向上した地下世界と、地上世界とで戦争が続いているAU。 地下世界のバリアを破壊するための人間のソウルが“少なくとも7つ以上“、地下世界のモンスターの手に渡っている。 しかし、地下世界に地上の軍を入れることを恐れたモンスターたちがバリア破壊に反対し、むしろ人間たちも入って来れないようにそのバリアの魔法を科学技術で再現したものを取り付けた。 モンスター側は地上に侵略を開始するために、軍を結成した。だが、地下世界という狭い空間のリソースと人員では、地上軍の圧倒的な物量の前にほとんど意味を成さなかった。 そこでどっかのコシヒカリの手によって開発されたのが、ナノボット。現実世界では医療用の技術かなんかに使用されているようだが、これとは全く別物。 魔力を使って増殖させたり、操って色んな機械を作り出したりできる万能な有機機械で、これを使って兵器を作ることで、モンスター側は地上への侵略を可能にした。 モンスターは自分らの魔力を使ってそれを適合させて使っているが、ごく稀に拒絶反応を起こさずにナノボットに適合する人間が存在する。 それが本作の地下世界に落ちてきた主人公、 「アシュリー(Ashley Vogt)」 偶然にも戦地に迷いこみ、ナノボットによって構成された擬似バリアと呼ばれる障壁を潜り抜け、地下世界に落ちてきた。 アシュリーが見た地下世界は凄く綺麗なネオンが輝く近未来都市。(戦争中なのに?と思うかもしれんが今回のAUのモチーフだからしょうがないね。うん。) もちろん大規模な軍事演習も行われていた。 P、G、N、とルート分岐 Pルート 文字通り平和になるルート アシュリーがモンスター側の親人間派の市民と協力して和平交渉を結んで、戦争を終わらせるルート。ただ、全てのモンスターの好感度を稼がないといけない上に、様々な要因で失敗する確率が高い。恐らく最もたどり着くのが難しいルート。 (失敗するとNにはならず、大抵詰む。) ...と言っても、既に本家に登場していたアンダインやパピルスは戦死している。平和にはなったが、ハッピーエンドとは到底言えないだろう。 Gルート 闇が深いけど、まだマシ。 Gルートは1番簡単。目についたモンスターを片っ端からぶち殺すだけ。 最終的には元軍人のサンズと戦うことになって、そこで苦戦を強いられるはず。彼奴はナノボットの扱いに地下世界で最も長けている。 軍を含め、全てのモンスターを殺せば、ナノボットを操るための魔力の供給源も尽きる。バリアは破られ、アシュリーはたった一人で戦争を終わらせた未曾有の英雄として、地上で語り継がれる。見方によってはハッピーエンド。 Nも簡単。「何もしない」…ただ地下世界を彷徨って、軍に紛れ込むなりして地上に脱出するだけ。 だが、いかんせん難易度が高すぎる。ただの子供に軍事施設に侵入して行動を共にするなど、一体どれだけの死に戻りを積めば完遂できるか...? そしてこのルートで最も怖いところは、「アシュリーがナノボットに抵抗を持った実験体」として生け取りにされること。 決意を使った死に戻りもできず、ひたすらに実験材料として弄ばれるだろう。精神崩壊待ったなし。 そして、抵抗を持たれないように改良された新型のナノボットが開発される。 …そうなれば、戦争は泥沼化する。数で圧倒しようとする地上軍と、弱点を失ったナノボットを操る地下世界軍。両者の戦いはこれからどうなるのか。 小説でも書きたいなこれ。割と構想は練ってある。 (設定は予告なく改変、改稿される場合があります)