CSA-37 [VWS-7] MaleficII (マレフィックII) 種別:万能換装兵器システム 開発:オリゴ兵器開発1課 全高:16.3m 重量:42t~ 主機:NEKリアクター(次元加圧式核融合炉) 艦載運用:可能 乗員:1名+CAS(戦闘アシストシステム) [Drester] 固定兵装:60mm機関砲×2 武装 複合兵装システムC.S.B. (コンポジット・シールド・ブースター) :ロングレンジ・ビームライフル :ヒート・ブレード :ワイヤークロー :ハンド・グレネード・ポッド 他四肢モジュール:CSA-04 :ショルダーシールド 次世代誘導兵器コンテナ :(ECAGB)脳波コントロール吸着誘導爆弾
オリゴ航宙軍配備予定の汎用小型OA 前身機であるCSA-04など空間戦闘用機体の殆どが、空間中のAMBAC、スラスター容量を考慮し大柄な機体が多く、 多数艦艇搭載が難しい為、既存機を上回る空間戦闘能力と格納スペースの削減を目的とした小型機体の開発が求められた。 更にそこに次世代機開発を目論んだ1課の 「Versatile Weapon System」の要素を加えた汎用機である。 本機は本体となるヘンリエッテ、コアブロックであるピスティルを核とした換装による万能とも言える汎用性を持った機体であり、各部ユニット全てにおいてモジュール化がなされ、それらを交換することで、あらゆるOA、機動兵器の代替とすることができる。 本仕様はヘンリエッテの前身機となったCSA-04マレフィックのユニットを装備したマレフィックの後継機形態である、マレフィックの運用方法であるロングライフルとECAGBによるアウトレンジからの攻撃をより精度高く行えるようになった。 なおマレフィックIIといっても複数の装備形態があり、本仕様は四肢を拡張し物理的な質量増加とそれに伴うペイロードとスラスター追加によって近接格闘と中距離間の航続距離に優れる。 他プランはコンテナのみを追加し遠距離まで高速で巡航形態で突入しコンテナ内の装備を撒きつつ引き撃ちして逃げるなどを想定したプランなどが存在する。 これらはパイロットや部隊ごとに最適な装備パターンを調整し常に優位に立ち回るといった極めて高い汎用性を持つ本機の基本的な活用方法である。 {兵装解説} ・60mm機関砲 頭部に搭載される機関砲、OA共通で、近接防御に用いられる。 ・複合兵装システムC.S.B. (コンポジット・シールド・ブースター) 小柄な機体ゆえ通常機体の兵装のマウントが難しい為、専用の複合兵装を装備する。 これはロングバレルライフルとヒート・ブレード、ワイヤークローにウィンチキャノン、そしてシールドとしての機能を統合した装備となっている。 バレルはヒート・ブレードの刀身として機能し、折りたたみ縮小可能、バレルが除去された根本からも発射可能で、ワイヤー射出を併用しウィンチキャノン、クローの展開で格闘、そのまま射撃も可能。 バレルの偏光装置を転用した対光学兵器用防御装置も装備しており、本体同様の汎用性を持つ。 ・ハンド・グレネード・ポッド 自推進能力を持つグレネード弾を2個格納したポッドで、CSBに2つマウントされている。 {特殊兵装解説} ・次世代誘導兵器コンテナ 後述の誘導兵装を収容する大型コンテナ兼AMBAC肢。上面下面どちらにもハッチがありそこから射出することで展開する。 ・(ECAGB)脳波コントロール吸着誘導爆弾 本機の脳波コントロールシステムと無人航空機操縦システムを併用、転用した新型兵器。 高い機動性と旋回性能で目標を追尾し張り付いた後起爆し目標を撃破する。 しかし脳波コントロールの作用には個人差があり、まだ研究中の幼い技術であるため、CASによる無人操縦を補正に使うことによって誘導性を補填している。 ドレッダーと呼ばれるヘンリエッテ用のCASがCSA-04から発展した結果さらなる高度で複雑な挙動を可能とした。