120cm対地対空両用 磁気火薬複合加速方式半自動固定砲 「ストーンヘンジ」
宁夏に建設された対大気圏外飛翔物用の超大型迎撃砲。 砲台以外にも、空港や防壁、原子力発電所など様々な施設の集まる巨大施設である。 射撃可能な弾頭の最大口径は驚異の1200mm。 この砲が円形状に８つ並ぶ姿から、通称ストーンヘンジと呼ばれる。 建設当初は中国領内の空域を防衛する程度で事足りていたが、 ヴェンダ群島獲得の結果、オリゴの全体領域が拡大、洋上の制空権を維持するために後発となったユニコーン級航空潜水巡洋艦の600mmレールガンで得られた設計、運用データを転用し再建造、大幅な改修の末最大射程は7000km程と爆増した。 火薬による初期加速の後磁気による二次加速をもってその初速は8.3km/sにさえ到達する。 最大仰俯角は-6から90 砲自体も自在に旋回可能で改修によって砲塔の取り回しも非常に改善された。 広い可動範囲のおかげで対航空機用の高角砲としても優秀で、高度約2000f以上の目標を片端から問答無用で撃墜する。 使用する弾頭は、APE弾（徹甲榴弾） 榴弾 特殊砲弾（MPBE） ポリ窒素散弾 が主であるが装弾殻を用いて専用弾以外の弾頭も射撃可能。 地上施設には砲台を守る防壁と第二新北京同様に展開式の防衛設備が所狭しと詰め込まれており要塞と化している。 施設地下には砲台が瞬間的に消費する大電力を補うために専用の原子力発電所、改修後は多数のNEKリアクターやコンデンサー、スーパーキャパシタを増設し射程延長の足しにしている。 更には照準用の演算施設も備える（1機あたり4096台のスーパーコンピュータ）。 周囲には専用の空港や防衛用の航空基地まで完備したもはや小さな国レベルの戦力が集約されている。
