尊敬する時雨さんへ捧げます 私が必死で考えた月ノ龍キャラクター案の「弽」の設定です。部外者さん、見てもいいですがネタバレとなるので見ないことをお勧めします。 下に物語を書いているので時雨さん、目を通してくれる嬉しくて爆発します(?) 「月ノ龍隊員を発見。ですが目標はかなり遠方におり、我らの攻撃は届きません。どうしますか?」 連絡を受けた黒い影はゆっくりと目を開けた。 「大丈夫。私(わたくし)に任せなさい。貴方達はもう戻っていいですよ。私もすぐに戻るから、あの方にも伝えておいて。」 「了解しました。」 連絡用の機械も電源を切ってから、影は呟いた。 「既に回り込んでありますから。」 その直後、影が立っているビルの屋上から下の道路を走っている月ノ龍隊員の少年が見えた。少年は焦っているようだった。 「まずい…他の仲間はどこなんだ…ッ!クソッ!これも彼奴ら…黒夢漆さえいなければ…っ」 見るからに経験の浅い隊員だ。 「さてと…皆が頑張っていることだし私も一仕事しましょう。」 そう呟き影はベルトに挟んでいた弓を取り出した。そして瞬く間に矢をかけ、ギリギリまで引き絞る。矢の向く先は勿論その少年だ。 「そこの小僧ッ‼︎今から私はお前を殺す。冥土の土産に覚えておけ…私の名は韘(ゆがけ)だ!!」 そのとてもよく通る声に少年は気づいた。 「!?…韘ってお前まさか幹部n」 そう言いかけた瞬間、影の手から矢が放たれた。 少年兵は成す術もなく、脳天に矢が刺さり事切れた。 「……やはり命とは儚いものですね。守らなければ、強くならねば、いつ消えてもおかしくない。……この世界、『混沌の時代』の定、か…」 彼女の名は明月美影(あかつきみかげ)。コードネーム、「韘」。組織「黒夢漆」の一員であり、幹部である。組織の中でも稀な弓使いであり、その技術は幹部の座に相応しいものだ。だがかなり謎の多い人物であり、彼女の混沌を知る人はそういない。 「こちら韘。敵部隊、『殲滅完了致しました』。」 …さて、私も用が済んだことだし戻らなければ。 影は延々と続くビルの上を軽々と移動していく。 何だか明るい。 上を見上げると、眩しいほどの月明かりだった。それも、雲が無い。 …今日は満月、か。あの日も確か満月だった。未来は希望で溢れ、まるであの満月のようだった。でも知ってしまったのだ。『そこは決して明るい場所ではなかった』と。そこは欠けた月に厚い雲がかかっているような所だった。そこにいる奴らは上がどういう奴らで何を考えているか、知るどころか気にしてもいない。 このままじゃだめだ。 誰かが雲を祓い、欠けた月を丸くせねば。奴らのためにも、だ。 そのために今、私はここにいる。 誰かがやってくれるまで待つのではなく、自分がやるのだ。そう決めた。 …狙った相手は逃がさない。 覚悟しておけ、政府…… もしストーリー的に間違っているところとかがあったらバシバシ修正しちゃってください姉貴!(((何様だ あと一応キャラデザがあるんですけど、人なので出していいかわからずサムネ真っ白です() つまり、彼女は黒夢漆に潜入している元月ノ龍隊員ですね。まあバレずにそこにいることも凄いですけど。 昔から観察眼に優れていた美影は、気付いたんですね。影月達と同じ感じに。 なので月の龍のためなら犠牲は仕方ないと思ってるみたいです 質問あったらなんでも言ってください!
#月ノ龍 #時雨 #-SHIGURE-