PG-Ⅱ 超音速短射程対艦ミサイル 正式試作2、4号(第6、10号)最初に映っているのは4号。クリックで切り替え 全長 3.8m(試作4号)/3.9m(試作2号) 直径 34cm 重量 115kg 射程 65km 飛翔速度 マッハ4 弾頭 徹甲榴弾・クラスター弾(比率6:4) 基本構造素材:アルミニウム合金・マグネシウム合金 誘導方式:PG-Ⅱ:アクティブレーダー誘導 PG-ⅡE:アクティブレーダー・赤外線誘導・ GPS誘導 対妨害装備:ジャミング探知装置・レーダー照射探知装置 1〜3、5、7〜8号は他の方のプロジェクトを参照。 正式試作2、3号は改良の通過点なので没(要望があれば公開します。)
[以下スタジオ文] Tag帝国の第三次軍拡に伴う空対艦戦力増強計画の2プランの内のプランAに当たる短射程小型対艦ミサイルの開発計画。小型軽量で多数装備可能、低威力ながら高速かつ変則軌道、更に大量に飛んで来る本ミサイルを迎撃する事は困難を極めるだろう。 ================ 正式名称:PG-Ⅱ 愛称:ペンギンミサイル 別名:空母キラー、対空キラー 前型;Penguin(実在するノルウェー海軍の小型対艦ミサイル) ================ 基本概要 「もしも対空ミサイルよりも低コストの対艦ミサイルがあったら?」そんな構想を元に計画されたミサイル。 PG-Ⅱは小型軽量の超音速短射程対艦ミサイルであり、目安としてF-35一機に12発装備可能である。本ミサイルの運用目的は多様であるが、大きく括れば主に以下の3通りである。 ・空母の無力化 ・上部構造物の破壊による 艦隊防空網の無力化 ・対空ミサイルの消耗 本ミサイルは小型・高速な上に変則軌道であり、迎撃が極めて難しい。さらに誘導方式は低コスト化のためアクティブレーダーのみだが比例航法でロックした目標の速度に合わせて進行方向に偏差を取りチャフやフレア・ECM等のジャミングを受けたと判断した時点で誘導を終了しロックしていた目標の偏差地点に突っ込むため、よほど軽快な小型艇でもなければ本ミサイルにチャフ・フレア等のジャミングは事実上通用しない。 ミサイルが高速なのも相まってチャフ等で目標を見失わせて回避を始めようとした時には既に着弾しているのだ。 また、今回PG-Ⅱと同時に開発予定のPG-ⅡEはコストを犠牲に完璧な誘導に特化した対小型艇用の派生型であり、誘導方式はアクティブレーダー・赤外線誘導・GPS誘導の三種を切り替え式で兼ね備えており、いかなるジャミングも通用しない。また、コストが高いだけで誘導方式以外の性能はPG-Ⅱから変わっていないので同じく対中型艦以上にも使用できる。 1発の威力が小さいため大型艦の撃沈はほぼ不可能だが、本ミサイルの多数被弾は艦の上部構造物に壊滅的なダメージをもたらす。 特に、それは空母に対して絶大な効果を誇る。航空母艦は飛行甲板に1発でも被弾すればその時点で機能を失うが、それは本ミサイルと極めて相性が良いのだ。 そして本ミサイルのもう一つの役目は敵対空ミサイルの消耗だ。 対空戦闘の要である艦対空ミサイルは対空に特化した艦種であるイージス艦で60セル程度の装備が限界だが、圧倒的な手数を基本戦術とする本ミサイルはまさに対空ミサイルキラーである。変則軌道の本ミサイルは対空ミサイルでも1/3程度の確率で撃ち漏らすため、本ミサイルは再発射含めてイージス艦1隻の対空ミサイルセルを3、4機程度の一回の攻撃で消滅させることができるのだ。 対空ミサイルを消耗し尽くした艦隊に後から押し寄せる大型対艦ミサイル群を迎撃する手段は無い。 迎撃すれば対空ミサイルを消耗し、 CIWSのみで迎撃すれば手痛い損害を被る本ミサイルは戦場の小さき帝王となるだろう。