はい、第三話でぇす!最近投稿サボってましたわ。というかできてないんだわ。とにかく超特急で作りますんで!そこんとこ!よろしく! 注意 微グロ 始まるよ! ___________________________________________ クラスメイトからの質問攻めの攻撃も緩まったころ、「あいつら」はやってきた。 「あらあらぁ?随分と地味な転校生ねえ?男子たちが騒いでいたからどれほどかと思ったけど.....そうでもないわね。おっと!自己紹介が遅れてしまいましたわ。私、花畑振子(はなはた ふりこ)と言うのよ!よく覚えておきなさいね!」 振子は一気にそれだけ言うと、近くにいた仲間を引き連れ戻っていった。 __正直、服装も名前によくお似合いな気がするな__ 本当にそうだったのだ。この学校は私服でいいので、振子は全体的にピンク色で構成されたリボンとフリルをそれはそれはごてごてにつけたワンピースを着ている。が、雪乃は似合っていないと思った。当の本人は黒髪だし、顔だちも整っていると言えば整っているが、アイドル並みかと言われればそうでもない。 漫画かよ、と思いながら、雪乃は次の授業の準備をするのだった。 ☆ 放課後、振子視点 振子は、学校を出た時から、ぶつぶつと何か呟き続けていた。 「なによ......なによなによ!なんで、なんで私がトップから降りなくちゃならないのよ!」 __そもそも、このクラス、いや、学校中で一番美人で金持ちなのは私なのに!なんで、途中から乱入してきたやつに横取られなきゃいけないのよ!__ 「こうなったら.....なにがなんでもみじめになってもらうわ!」 __私には家来がたくさんいる。ちょこ―っと脅してしまえば簡単にやってくれるもの。さぁーて、まずは何をやらせようかしら......!__ 欲望と憎しみの塊となりながら、振子は帰路をたどるのであった.... ☆ 次の日 雪乃は学校に着き、下駄箱から上履きを取り出そうとする。と、その時上履きの中から金属がぶつかり合う音がした。 __まさか......__ 中には画鋲がびっしりと敷き詰められていた。しかも針の方を上に向けて。 すると後ろからクスクスと笑い声が聞こえる。 見ると、振子とその仲間達だった。 「上履きに画鋲が詰められているなんて、かわいそうねえ!誰かが画鋲入れと間違えたのかしら?」 __いや明らかに犯人こいつやろ__ としか思えない。これには思わず作者も同調。うん、勝手に乱入してすいませんでした。 画鋲を上履きの中から取り出すのかと思いきや、雪乃は誰もがぎょっとするような行動に出た。 なんと、画鋲を入れたまま上履きを履いたのだった。そして雪乃は気持ちよさそうに 「うん。これぐらいの刺激がなきゃ足つぼとは言えないよね~.....今度マットに画鋲でも張り付けてみようかな。」 ぽかん、とその場にいた一同が呆れる中、雪乃は教室へ向かうのであった。 __嘘......__ 振子は思わずその場にへたり込んでしまった。 __.....いいや、まだまだ!教室にも仕掛けをしてあるんですもの!__ そう振子は意気揚々と自分の教室へ向かうのであった。 ___________________________________________ 終わりだよ! ...ちなみに、タイトルの「精神的な敵」は決して韻を踏んだわけではないぞ!