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小説「殺し屋、高校生活始めます。」第二話 黒から白へ

AOAOSISI•Created October 16, 2022
小説「殺し屋、高校生活始めます。」第二話 黒から白へ
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Instructions

はい、第二話でぇす!。どもぉ! 注意 微グロ          始まるよ! ___________________________________________ 翌朝 「んんん~........あああ~っ」 大きく背伸びをする。すると、枕元のスマホから ピコン とメールの届く音が鳴った。 「なんだ....こんな朝っぱらからぁ....」 そこには警察に見つかり始めたんで休校&殺し屋の仕事も一時休みでぇす的なことが書いてあった 「えぇ......もうサツにバレたんかよ.....」 さて状況が呑み込めない諸君に説明をしよう! まあ仕事停止は休業ってことでしょ?そんで休校ってのは、闇社会で働く子供のための学校(当然闇社会運営)があり、雪乃のように殺し屋やスパイ、闇市の運営をしている子供もいる。そこが休校となると.... 「別の学校に、散らばるんだよね。えーと私は.....」 次の文を見て、雪乃は驚愕した。 「え、新谷高..?それって...鬼灯紫音さんの転校先?」 説明しよう!鬼灯紫音とは、一年前に高校二年生として新谷高に転校し、転校前は世界で最強の殺し屋で、全殺し屋の憧れである人物だ。 「えマジか......」 ★ そして迎えた転校初日 「えーこの高校に新たに転校してくる生徒がいます!」 先生の宣言。一気に教室が湧く。 「え?!マジで」「男子?女子?」「男子がいいなあ!」「女子であってくれぇえ!」 「静かにっ!!」 先生が一喝。教室はしーんと静かになる。 「では、入ってきてください。」 「はい。」 教室に足を踏み入れる。今までの緊迫した雰囲気はどこへやら、一気に教室が湧く。 「うおおおおぉぉぉぉ!!!!!」「美人だああっ!」「可愛いっ!」 「こら!静かに!」 先生が怒鳴るが、なかなかその雰囲気は収まらない。 無理もない。雪乃はどちらかと言えば美人の部類に入る。 雪のように滑らかで白い肌と、毛先を純白に染めた、黒髪をしていた。整った顔立ち、そしてその眼は藍く、ラピスラズリの様な、瑠璃のような、だけれどもそのどちらでもなく、世の中の全てを見渡しているような、深い、深いきらめきに満ちていた。 暫くして、ようやく静かになった。 「じゃあ、自己紹介をお願いします。」 「はい。今日から2年2組に転校してきました、羽黒雪乃です。特技は割と何でもできることです。趣味は剣道です。これからよろしくお願いします。」 どこからともなく湧き上がる拍手。 「では、これからよろしくお願いします。羽黒雪乃さん。皆さんも声をかけて仲良くしてあげてくださいね!」 『はーい!』 元気よく声が上がる。だが雪乃には見えていた。女子達の眉間にしわが寄り、口をへの字にしていることに。 ★ 休み時間、雪乃の席には生徒たちー多数が男子ーが集まり、質問を繰り返していた。 「羽黒さん!好きな食べ物とかあるの?」「羽黒さん、本とかって読んでるの?」「羽黒さん羽黒さん!今度剣の使い方教えて!」 雪乃はそれらの質問に丁寧に答えていった。 「好きな食べ物?うーん大体のものは好きだなあ」「本はよく読んでるよ!寝る前とかに。たまに徹夜しちゃうときあるけどね」「うーん剣?また今度ね。色々準備しなくちゃいけないし。」 質問の数々に答えるうちに、雪乃は覚悟を決めていた。 ―私は変わらなくてはいけない。真っ黒に染まった、裏社会から。純白に染まった、表社会に。― だけれども、一生、ー例えもう裏社会に帰ることがなくてもー裏社会での記憶は消し去ることができない、と雪乃は一人決心を固めるのであった。 ___________________________________________          終わりだよ! この話が少しでもいいと感じたら、♥と★お願いします!

Project Details

Project ID746245659
CreatedOctober 16, 2022
Last ModifiedJanuary 1, 2023
SharedOctober 22, 2022
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