旗 メガテラ・ゼロさんバージョン https://scratch.mit.edu/projects/646739480/
初音ミクバージョンです 歌詞⇩ 「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」 「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」 そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。 欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。 苦しいから歌った。 悲しいから歌った。 生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。 こんな歌で誰かが、救えるはずないんだ。 だけど僕は、君の神様になりたかった。 こんな歌で君のジュグジュグ腐った傷跡が埋まるもんか。 君を抱きしめたって、叫んだってなにも現実なんて変わるもんか。 がむしゃらに叫んだ曲なんて、僕がスッキリするだけだ。 欲しかったのは共感だけ。でも君も救いたかった。 僕は無力だ。僕は無力だ。僕は無力だ。僕は無力だ。僕は無力だ。 ボロボロに落ちて落ちて落ちてかさぶたになった傷で 誰かと喋ってみたかったんだ、馬鹿みたいな話。 「あなたに救われました」と「生きたいと思いました」と ああそうかい、変わったのは自分のおかげだろ。よかったな。 子供の頃は自分も素敵な大人になると思っていた ていうか素敵な大人になって自分を救いたいっておもってた 時が経ち僕が成すのはボロボロの泥だらけの自分で 生きるのに精一杯。ゲロ吐くように歌う日々だ。 何度だって歌った。かさぶたが剥がれるほど歌った。 生身の僕で、君の神様になりたかった こんな歌で君のジュグジュグ募った痛みが癒せるもんか。 君を抱きしめたって、叫んだって君が苦しいことは変わらないや グラグラで叫んだ曲なんて、僕も実際好きじゃないや 欲しかったのは共感だけ。それじゃ誰も救えないや。 僕は無力だ。僕は無力だ。僕は無力だ。僕は無力だ。僕は無力だ。 生きた証が欲しいとか、誰かに称えて欲しいとか、 そんなのはさほど重要じゃない。どうせ落ちぶれた命だ。 誰かを救う歌を歌いたい。誰かを守る歌を歌いたい。 君を救う歌を歌いたい。 無理だ。 君は君が勝手に君のやりかたで幸せになれる。 こんな歌で君のジュグジュグ腐った傷穴が埋まるもんか。 君を抱きしめたい、叫んであげたい君の傷跡も痛みも全部。 でも所詮君は強い。君はきっと一人で前を向いていくんだ。 それならばいい。だけどもし涙がこぼれてしまう時は、 君の痛みを、君の辛さを、君の弱さを、君の心を、 僕の無力で、非力な歌で、汚れた歌で歌わしてくれよ。 僕は無力だ。僕は無力だ。僕は神様にはなれなかった。 僕は無力だ。僕は無力だ。無力な歌で、君を救いたいけど、救いたいけど。