前回↓ https://scratch.mit.edu/projects/688364681/ 参考:@canvas_truffle様 「ハチの話」
次の日。 みんなで集まっていたら、 「あれ、ユカリがいない!!」 と声を上げたのは、アカリだった。 「えっ!?」 とマイカが困惑する。 「ユカリって、二人の妹だよね!?どういう事!?」 「そうだよお!!!!またどっか行っちゃったあ!!!!」 「アカリ、テンパらないで」 「昨日も途中からいなかった気が...。」 「とりあえず、探そう!」 「ユカリいいい、どこおおお?」 「出てきてえええ」 アカリは何度もユカリを呼んだ。 (アカリ、ユカリちゃんの事を心配してるんだ...。姉妹思いなんだなあ...。) マイカはそう思っていた。 その時、 「アカリ!!何してるの!?」 と声が聞こえてきた。 「ユウラ!」 とアカリが言う。 「ユウラって?」 と聞いたら、 「友達だよ。あ、ユウラ、この子はあたしの新しい友達で、マイカっていうの」 と教えてくれた。 「...よろしく...お願いしますっ...」 「あ、ごめん。ユウラはすごく人見知りなの。たまに大胆だけどね」 「実は、ユカリがいなくなっちゃったの。一緒に探してくれない?」 「またあ?まあ、いいよ。」 今度は普通だ。 いつか、普通に話せる様になりたいな。 マイカは、そんな事を考えていた。 【続く】