本 従業員 畑山三郎「…で、どうするんですか？」 今田「とりあえずこち亀でも読ませとけ」 畑山「は…はぁ…」 1時間後… 畑山「すみません今田さん…」 今田「ん？どうした？」 畑山「もう全部読み終わっちゃったみたいで…」 今田「は！？」 今田「嘘だろ…200巻だぞ200巻…」 鈴木勇次郎「この世界には全ての日本の漫画をたった1分で読み切る人がいますからね、僕なんかまだまだですよ」 今田「うぉっ！！いたのか！！」 勇次郎「さぁ、小説でも何でも良いんで早く次の本を下さい」 今田「…よし、ちょっとクイズをしよう」 今田「こちら葛飾区亀有公園前派出所第136巻で白組の大将になった人物の名は？」 勇次郎「山田」 今田「…正解」 畑山（一体何者なんだ…この子…） 今田「どうすんだよ、こち亀以外本ねぇぞ…」 今田「と…とりあえずくるねこを全巻買ってこい！！」 畑山「はい！！」 ビュン！！ ビュン！！ 畑山「買ってきました！」 今田「はやっ！！」 勇次郎「読み終わりました」 今田「こっちもはや！！」 勇次郎「厚ければ厚いほど読む速度が速くなってくるんですよ」 今田「へ…へぇ…」 今田（…ん？待てよ…じゃあ薄ければ薄いほど読むスピードが遅くなってくるんじゃ…） 今田「…よし、畑山」 畑山「な…何ですか？」 今田「ひろ日記ランドを持ってこい」 畑山「…はい！！」 バトル スタート 勇次郎「読み終わりました」 畑山「3時間54分33秒！新記録です！」 今田「やっぱりな…よし！もっと薄い本を持ってこい！」 畑山「はい！！」 こうして、奴らは戦い、世界一薄い本を見つけた その本の名は 写真である。 終
