※たぶん没 TG-t-0,1/A プロト・ウオック改 所属:ヒンメル財団 全高:31m 本体重量:40.2t 全備重量:54.2t 主動力:NEKリアクター 副動力:NEKリアクター(小型) 活動可能時間:40時間 パイロット: 不明 固定兵装:60mmバルカン砲×2 :試作有線式遠隔攻撃システム【WROAS】
【機体解説】 TG計画(Humanoid "T"actical weapons development plan and "G"eneral weaponization plan(人型戦術兵器開発計画及び一般兵器化計画))において開発された試作機「プロト・ウオック」の改修機であり追加の試作装備検証用の実験機。 原型機が抱える問題を新規にリアクターを搭載し、重要な箇所を比較的最新フォーマットのものに挿げ替えることにより、現代機とある程度対抗しうる性能にまでなった。 新たに【WROAS】を装備し有線ではあるもののオールレンジ攻撃を可能とし、試作機故扱える装備の火力不足を補い近接面を除けば比較的優秀な能力を持つが、本機を運用するのは軍ではなく「ヒンメル財団」と呼ばれる財団であり、最初期の試作機を現代機と肩を並べられるまでに改修を行ったこと、NEKリアクター提唱、数々のオーパーツと言うべき兵器とその設計図を生み出した「タイニー・ヒンメル」教授の名を関するこの財団が何者なのか、疑問は深まるばかりである。 【武装】 60mmバルカン砲×2 OAの基本装備、基本的に改修前と同じ 試作有線式遠隔攻撃システム【WROAS】 ロアーズと呼ばれる有線式の遠隔攻撃装備及びそれを管制する機体システム。 【ヒンメルの手記】にあったオールレンジ攻撃用装備の一つと思われる、元オリゴ国人型兵器研究所職員が結集し先述の手記をもとに開発した有線攻撃端末に非常に類似しており、何よりその前身たる端末が実弾砲と小型ミサイルの発射機であったのに対しこちらは高出力のレーザー砲となっており、いち財団が独力で造り上げうる完成度を逸脱している。 【用語解説】 ヒンメル財団 謎の財団組織、オリゴ国内に存在し、独力でプロトを近代化改修し、ヒンメルの手記にある兵器を創り上げる高い技術力を持つ。 タイニー・ヒンメル 数十年前に亡くなったとされるfr粒子理論を発展させた第一人者。優れた科学者でありNEKリアクターの基礎理論を提唱した人物の一人とされる。しかし出身、人種、年齢、性別、その全てが不明であり、素性を知るものは誰一人としていない。 ヒンメルの手記 ヒンメル教授の考案した兵器、理論、システム等様々なオーパーツが記載されたとされる手記。 mf粒子によるレーザー兵器やmk-Ⅱの特殊素材、当時存在し得ないだろう凄まじいものの数々がそこに記されており、グラノーラ戦役ではグラノーラが、ガイル戦争では獅童派が目標としていた。特に獅童派はその中の一つを利用しヴェルムート建造に使っている。