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ハチの話 #18 -動画隊-

CAcanvas_truffle•Created February 8, 2022
ハチの話 #18 -動画隊-
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Description

前章↓ https://scratch.mit.edu/studios/29586791/ ※もう何がなんだか... ※なんかキャラ崩壊してたらすみません 「よーし今日は試合の日だー!」 ハチがわーと腕をあげる。 「そーだねー今日の対戦相手は実況者らしいから頑張ろうねー」 カサネがハチのテンションに持っていかれる。 「相手が実況者ならちゃんと編成組んでこないとだめだろ...」 「あ、確かに!ミントさんナイス!」 「ナイスじゃないよもう時間ないぞ...」 「まーいいでしょ!頑張ろー!」 「カサネもなぁ...」 ミントがあきれている。 「ん?っていうかエイトはどこだ?」 「?」 「確かに」 周りを見渡してもエイトの姿は見当たらない。 「もう始まっちゃうよ~」 「っていうか編成編成!」 「おいそれよりもエイト!」 わぁわぁ言っていると後ろから声をかけられた。 「ハチちゃん!」 「あれ、カナさん!」 カナがやっほーと笑った。 「どう?今日は勝てそう?」 「いや...分からないですね...そもそも編成考えてきてないので...」 カナはツッコまずに続けた。 「お~!そういうことだったら今日はローラーはやめた方がいいよ」 「?どうしてですか?」 「相手チームローラー使いが二人いるからね!多分ボコボコにされるよ!」 「なるほど」 「まぁあとはテキトーにやれば勝つよ!ね!アスカ!」 いつの間にかカナの後ろにアスカがいる。 「えっ・・・それはカナだけだと思う・・・」 アスカがごもっともなツッコミをいれる。 「え~そう?でもアスカだっていつもテキトーにやってるでしょー?」 「考えながら試合するよぉ」 「えーっ!?じゃあアンタは?」 今度はアスカの後ろにホルがいる。 「いやテキトーにはやってねぇって・・・」 「えええええーっ!?じゃ、じゃあいつも皆考えて動いてたのー!?」 「そうだけど・・・」 「テキトーにやってるのはテメーだけだっつうの」 「はーっ!?じゃ、じゃあハチちゃんはー!?」 カナがハチの方に向き直る。 「私もテキトーにやってます!!同じですね!!」 ハチの目がキラキラしている。 『あ~あ』 ミントとカサネが同時につぶやく。 「わぁ!よかったぁ!仲間がいたぁ!よかったぁ!」 「そうですね!仲間ですね!」 二人が意気投合しているのを見てアスカが言った。 「仲良しだなぁ、・・・ハチちゃんって、なんか人を引きつける何かを持ってるよね」 「確かにな」 ホルもまたそう言った。 「そりゃそうですよ、こんなに振り回されてるんですからね」 ホルの後ろにエイトが立っていた。 「うわあああっ」 「びっくりしたぁ」 「どうもアスカさんホルさん」 とてつもなく顔色が悪い。 「だだだだ大丈夫!?飲み物飲んで飲んで」 「これロブさんとこのやつだよ食べて食べて」 「わぁありがとうございましゅ...」 滑舌がまわっていない。 「っていうかどうしたの!?」 「朝起きたらあれ買ってこいだのこれ買ってこいだの掃除してだのあーだのこーだの」 「うんうんうんうんなるほどさっぱり分からん!」 「とりあえず顔色が悪いから寝よう!って試合が始まるけど!?!?!?」 二人であたふたしているとカサネとミントがこちらに気づいた。 「あああああれっ!?エイト!?」 「うわぁ顔色!?!?ちょっ、大丈夫かよ」 二人が駆け寄ると、カナも状況に気づいた。 「あれっ!?エエエエエイトくん!?だだだ大丈夫!?」 「あ、エイトくんありがとー!おかげでいろいろ助かったよー!」 「いやいやいやいろいろ助かってないから!?!?」 わぁわぁ騒いでいるうちに試合開始1分前。 『おっとー?ハチのチームが全然揃わないぞー?』 『センパイセンパイ!メンバーの一人が体調不良?みたいですよ!』 『そ、そうなのか!・・・って相手チームもどうしたー!?』 どうやら相手チームでも何かが起こっているようだ。 「待って待って待って!?たこやきはどうしたっ!?」 「電車が運転見合わせで来れないってよー」 「えええええええええっ!?」 「あまんちゃん、どうする・・・?」 『おーっと!こちらも一人がいないようだー!』 『まぁいいんじゃないですかー?三対三なら』 『おお!なるほど!じゃあ今回は三対三で!』 「三対三!?なら早く行かないと!」 「そ、そうだね!カナさん!エイトくんの具合見てくれますか!?」 「いいよー!了解!」 「よろしくお願いします!」 ハチ達が急いで走って行った後、アスカが周りを見渡してこう言った。 「あれ?ロットは?」 『それでは両チームの紹介だー!まずは!』 『「あまん」、「らむね」、「ゆう」、「たこやき」のチームだ!ただ今たこやきは退席中!』 『あまんさんとゆうさんはローラーを、らむねさんはスパイガジェットベッチューを使います!ちなみにたこやきさんはわかばです!』 『そしてこちら!ハチ、カサネ、ミント、エイトのチーム!ただいまエイトは退席中!』 『なので今回は前代未聞の三対三での戦いとなります!』 「よ、よしどうにか間に合った!」 ハチ達が汗をかいて息切れをしているのにも関わらず、ヒメは続けた。 『よし!両チーム揃ったみたいなのでそれではレディーゴー!』 「ひゃあっ!?唐突すぎる!!!」 カサネはそう言いながらも塗り始めた。 「えっとここはどこだっけ?」 「フジツボスポーツクラブだよ!?しっかりしろ!」 ミントもうわあと言いつつも塗り始めた。 「えっと今回はホコだよね!うん!多分そうだ!」 ハチも目がぐるぐるしながらも塗り始めた。 今回、急いでいたのでハチはスクイックリンβを、カサネはスプラシューターを、ミントは何故かノーチラス47を持ってきている。 「っていうかセンパイってスピナーも使えたんですね!」 「ブキは大抵使えるわ!」 「すごいですねミントさん!私なんてスピナー全く使えませんでしたよ!」 「っていうかハチは地下で使ったことあるんじゃないのか!?」 「え!?全く使ってませんよ!?っていうかスピナー持った瞬間に狂ったのですぐに別のブキにしました!」 「ええ...?」 いろいろと話しているうちに、敵にホコをとられてしまった。 「いっきまーす!」 あまんがすごいスピードでホコを進める。 「ナイスあまんちゃん!」 もうカウントは半分を過ぎた。 「止めないとおおお」 ハチが適当に打った射撃があまんに偶然当たった。 「うわあっ!?」 「よーし早くホコ進めないとぉぉぉ」 ハチがすぐさまホコのバリアを壊してホコを手に取る。 「しまった!」 ハチが大きな声を出したので、カサネがどうしたの?と声をかけた。 「イカ速積んできてなかった...」 「えっ!?」 「ということでさよーならあああぁああぁぁぁあぁぁ」 ハチがステージ外に飛び降りてホコはカサネの目の前に。 「ちょっ...私もイカ速少ししか積んでないんだけどっ!?」 ともかく、とカサネはホコを手に取る。 「ナイス!」 ミントがそう言った直後、頭の上に人影が現れた。 「させないよっ!」 ゆうの縦ぶり。ミントヒット。 「ちょっ...私一人は厳しいって!」 そう言いつつもカウントは50を切る。 「このままっ・・・はさすがに無理だよね~」 カサネが言い終わらないうちに、らむねがスパイガジェットベッチューで攻撃。 「こっちも攻めるよ!」 らむねがホコを手にとる。 「止めろー!」 ハチとミントが一斉に攻撃。 「後ろがら空きだよ!」 後ろからあまんの横振り。 「うわあっ」 ハチにヒット。ミントは間一髪でかわす。 「よいしょっとな」 ミントが真上に攻撃をする。 「なにやって――――えええええええ!?」 あまんはミントに突撃していたため、真上から振ってきたインクがヒット。 「こっちも!」 「わあっ」 ゆうも攻撃を受けてヒット。そのまま攻撃はらむねの方にも届き、らむねもヒット。 「うへ~っ」 「よしっ!」 『おーっとここで相手は全員ヒットだー!カウントを進めるのはこのうちだぞー!』 この隙を逃さず、ミントはホコを手に取った。 「よしカウントを進めよう!」 「アシストしますよミントさん!」 一気にカウントは30を切り、カウントリード。 「いかせないよっ!」 あまんが死角から飛び出してくる。 「こっちだってね!」 あまんの後ろにカサネがいた。 「なんでいるのー!?」 そのままあまんはヒット。 「ホコがゴールしやすいように、道を作ってたんだ・・・って、ん?」 目の前にスーパージャンプの着地点ができている。 「スーパージャンプからのスーパーチャクチー!!」 「わぁっ」 ゆうのスーパーチャクチが入る。カサネはバルーンを利用して避けていた。 「止めさせないよ!」 カサネが攻撃を入れようとした瞬間に、目の前にインクの雲のようなものがはしった。 「こっちだって!」 らむねのインクアーマーだ。 カサネの攻撃はアーマーにはじかれ、カサネはゆうの攻撃を受けヒット。 ミントは押され気味になりながらも、なんとかガチホコショットで回避。 「いきます!」 ハチがスペシャルウェポンを発動。イカスフィアでホコの道を作る。 「ボムで止める!」 あまんのカーリングボムと、らむねのトーピードがスフィアに当たる。 「負けないよーっ!」 ハチはスフィアを爆発させる。 「わあっ」 「うわあ」 あまんとらむねはそのままヒット。 「いっけー!」 ミントがホコをゴール。 ノックアウトで勝利をした。 「やったー!勝ったー!」 「負けちゃったぁ」 あまん達は少ししょぼんとしていたが、首を振って、ううん、と言った。 「ハチちゃん、だっけ?」 「!はい!」 「すっごい楽しかったよ!今度みんなでプラベしようよ!」 「ぷ・・・ぷらべ???」 「うん!みんなで楽しく試合しようね!」 あまん、らむね、ゆうはにこっと笑った。 「・・・!うん!みんなでしようね!今度はちゃんと四対四で!」 あまんはくすっと笑った後、こう続けた。 「うん!皆で遊ぼう!」 「楽しかったね~!」 「うん、そうだね!」 「そうだな・・・けど、なんか大事なことを忘れている気がするんだが」 「・・・そうですか?」 「確かに・・・何か忘れているような・・・」 う~ん...とカサネとミントがうなっていると、ハチがつぶやいた。 「そういえばエイトくんどうしたna」 ハチが言い終わらないうちに、カサネとミントが大声で言った。 『そうだエイト!!』 「あっ!来た来たハチちゃん!遅いよ!?」 「カナさん!ごめんなさい、すっかり忘れてて・・・エイトくんは!?」 ハチがそう言うと、カナは眉を寄せた。 「それが・・・いなくなっちゃったの!」 【第十八話終わり 第十九話に続く】

Project Details

Project ID640704849
CreatedFebruary 8, 2022
Last ModifiedFebruary 11, 2022
SharedFebruary 9, 2022
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