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ハチの話 #5 -バンカラ-

CAcanvas_truffle•Created September 26, 2021
ハチの話 #5 -バンカラ-
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Description

前章↓ https://scratch.mit.edu/studios/29586791/ 目の前に広がる景色や建物。 そこはハイカラスクエアとは全く違う、だが個性のある街だった。 「ここがバンカラ街です!」 ハチはミスズ、カエデの2人に連れられ、2人の出身地、「バンカラ街」に来ていた。 「変わった建物ばっか・・・でも、何だろう、すごい個性があるというか・・・」 ハチはそう言いながら、辺りを見わたした。 見たことのないギアやゲソをしたイカやタコが、楽しそうに歩いている。 (すごい・・・ここが・・・バンカラ街・・・) とてつもなく電車や新幹線を乗り継ぎし、やっとのことでたどり着いたバンカラ街。 「ねぇ、2人とも、2人はなんでハイカラスクエア・・・ハイカラ地方に来たの?」 そこが疑問だった。 「大会で優勝したんだ!近所の姉ちゃんが!」 「何の大会?」 「ガチマッチの大会!」 ガチマッチの大会で優勝となると、凄い腕の持ち主だとしか考えられない。 そう考えていると、2人が「あっ!」と言った。 「カナ姉ちゃん!!」 「え?」 ハチがその方向を向くと、そこには―― 「ミスズ!カエデ!」 カナがいた。 「姉ちゃん姉ちゃん!!僕たち、ハイカラ地方、行ってきたよ!」 「いいところだったでしょ!」 カナがそう言うと、2人は「うん!!」と言った。 「あ!あとね!ハイカラスクエアで会ったの!ハチさんだよ!バトルで助けてくれたんだ!」 カナが、ハチの方を向いて、言った。 「そうだったんだ!ありがとう!」 と、お辞儀をした。 「えっ・・・いや!そんな!たいしたことしてませんから!」 ハチは戸惑った。 カナが顔をあげて言った。 「そう言えばハチさんはリグマの大会に出られるんですよね?」 「えっ!?なんでそのことを!?」 カナは笑いながら、 「スマホに書いてありました」 と、スマホを見せる。 「戦うことになりますね」 ハチは、とりあえず「あっ、はい!」と言った。 「そうだ!カナ姉ちゃん!ハチさんを高校に連れて行ってあげてよ!ほら、今度、高校の見学会あるんでしょ!?」 「あっ!それいい考え!さすがカエデ!」 「え~?あの高校結構難関だよ~?」 ハチは3人が何を話しているのか理解出来ない。 しばらくして、カナが振り向いて、 「じゃあ、30日に見学会があるから、一緒に行きましょ!」 と言った。 「ふぁっ!?」 ハチは、話がとんとん拍子に進んでいて分からなかった。 だが、それはすぐに理解出来た。 【第五話終わり 第六話に続く】

Project Details

Project ID575160927
CreatedSeptember 26, 2021
Last ModifiedSeptember 26, 2021
SharedSeptember 26, 2021
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