ボクっ娘オタクな愛華ちゃん① エブー国… 母さん「愛華!!いい加減一人称変えなさい!」 真野愛華「やだね!僕はこっちの一人称の方が好きなんだよ!」 母さん「お父さんからも何か言ってやって下さい!」 父さん「うーむ…」 母さん「だいたい、お父さんがまだ0歳の娘にエヴァンゲリオンなんか見せるからこうなったんですよ!!」 ブチッ 父さん「『なんか』とはなんだ!!0歳からエヴァンゲリオン見た子供はみんな賢くなってるんだぞ!!」 母さん「それはあなたの親戚の話でしょう!!」 父さん「うっ…」 母さん「ていうか…ウサビッチなんてアニメ見てないで!!」 母さん「お勉強しなさーい!!」 ブチッ 愛華「ウサビッチを…」 母さん「?」 ジワッ 愛華「ウサビッチをバカにするな〜!!!」 母さん「愛華!!」 カァー…カァー… 愛華「ウッ…ウッ…ヒッグ…」 愛華「ん?」 愛華「何このゲート…」 母さん「あっ!見つけたわ!」 愛華「!」 愛華「まずい!!」 ダッ! 愛華「….はっ!」 愛華「こ…ここは?」 江田一丸「やっと目覚めましたか…」 愛華「…誰?」 ガーン!! 江田「昨日も会ったでしょ!!」 江田「幼馴染の江田一丸ですよ!!」 愛華「ごめんごめん、冗談だってwww」 江田「全く…」 江田「えーまず…ここはキャラクターワールドという仮想国家で…」 愛華「ヘーソウナンダナンデモシッテルネー」 江田「ちゃんと聞いて下さい!」 愛華「既に知ってる知識教えられてもねぇ…」 江田「….?」 江田「なんで知ってるんです?」 愛華「歴史の授業でやってたじゃん…」 江田「…」 江田「いつです?」 愛華「9月5日」 愛華「…まさかサボってたとか?」 江田「はい」 愛華「堂々と言うな」 愛華「さぁてと…君といるとちょっとキャラほうか…性格が変わっちゃうから僕はもう行くね?」 江田「え?今なんて言いました?」 愛華「じゃあね」 江田「あ、そうだ、最後に一つだけ良いですか?」 愛華「ん?どうしたの?」 江田「なんで家出したんですか?」 愛華「ウサビッチ馬鹿にされたから」 江田「そんな理由で!?」 終