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ハチの話 #3 -ラジオ-

CAcanvas_truffle•Created August 19, 2021
ハチの話 #3 -ラジオ-
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前章↓ https://scratch.mit.edu/studios/29586791/ 「で?そのまま帰ってきたの?w」 「あったり前じゃん!!だってあのグループ、すっっっっっごい仲悪かったんだよ!?」 「だからって買い物忘れるとはw」 「それは...メール見てなかった」 ハチは正直に言った。 「なんで?w」 「疲れてたし」 「おいおいw」 「にしてもエイトくんは寝ていると」 「そんな言い方すんなw」 「いやいやぁ、朝から晩まで爆睡ですよ」 「今起きてるだろ!w」 エイトは最近ずっと寝ていた。 「まぁまぁ、私は寝るからエイトくんは起きてて」 「なんで起きてなきゃいけないw」 「だって寝れないでしょ?」 「寝れるわ!w」 「あらごめんなさいw」 「はぁ~...よく寝た~...あ、そだ。今日ヒメさんとイイダさんと会うんだった。急げ~」 ハチは5時に起きて、すぐさま支度をして家を出た。 『あーあー!』 「センパイ、あんまり大声出さないでくださいよ?」 「え?ナンデ?」 「だって回線が壊れます」 「あ、そか」 ヒメとイイダがいるのはスタジオだった。 それもラジオのだった。 「にしてもハチのやつ遅いな~」 「今5時28分ですね...予定時刻は30分です」 「ちょっと遅いな...」 そういった矢先に、 「遅れましたー!」 とハチがスタジオに入ってきた。 「おぉー!ハチー!久しぶり!」 「8号さん、お久しぶりです!遅れるとは珍しいですね!」 「久しぶり!ちょっと駅前が混雑してて...」 「それは仕方ないな・・・っていうか、ハチ、イカ語ペラペラじゃんか!いつの間に!」 「そういえば!すっごいペラペラですね!」 「えへへ...毎日イカ語勉強してたら、いつの間にか...ね」 『おぉー!』 ヒメとイイダはハチのイカ語ペラペラに関心した。 [すみませーん、時間ですー] 「あら、じゃあラジオといきますか!」 「え。あ。もしかして私って参加するの?」 「あったり前!」 「ふぁえ!?」 そんなハチを置いて、ヒメとイイダはラジオを開始した。 『今日のゲストはうちらの後輩、ハチだー!』 『よ...よろしくお願いします!』 『今日のお題は友達ということで!センパイ!センパイは友達についてどうお考えでしょう!?』 『ウ~ン...あんまり考えたこと無かったケド、イイダ意外にいい友達はいないな、とは言い切れるゼ!』 『キャー!センパイ、そんなこと言わないでください~!』 「あ...あの...私って何すれば...」 『よぉし!ってな感じで視聴者さんからのアンケート!いくゾ!』 ヒメにはハチの声が聞こえていないようだ。 『ラジオネームあまにゃんこさん!えぇと、最近ウルトラハンコが滅茶苦茶当たってます。ほぉほぉ、それは良かったですね~!それで?友達とプラベでタイマンをしました。そうしたら、強すぎて友達に泣かれちゃいました。あらまぁ』 イイダにも聞こえていないようだ。 『それは友達可哀想だな、ちょっと』 『ふーむ、まぁそこはワタシがアドバイスいたしましょう!』 「あの~?」 ヒメとイイダは目もくれようとしない。 『おぉ!イイダはハンコ経験者だしな!』 『はい!えぇと、そこは友達が可哀想です!』 『それ関係なくねぇかw』 その後だった。 『あのっ!?』 ハチは大声で言った。 『あ。そうだ。ハチがいたんだった』 『センパイ、今更ですか~』 『それいうならイイダもな』 まだ話している。 『あ!8号さん、次の依頼スクイックリン関係ですよ!』 『え?どれどれ?』 ハチはイイダが持っていたアンケート用紙を手に取った。 『ラジオネームあらきららさん。最近スクイックリンを使い始めました。けれど全然弾が当たりません。友達とナワバリをしたところ、全然ダメでした。友達に大変な思いをさせたくないです。どうすればいいですか...』 『エイムの話か?』 『多分』 『ワタシ達チャージャー使ったことないので分かりませんね~』 『あのブキ種、使いにくいよな』 『そうなの?』 『だって、チャージャーは射程が長い割には当たらないし、近距離には弱いし』 『スコープは周りが見えなくなるだけでチャージャーとあまり性能変わりませんし、インク効率は悪いですし...』 『リッターは重いし』 『竹は軽すぎてブキ持ってる感がありませんし』 『スクイクは射程短いし』 『なるほどなるほど』 ハチは考えた。 どうすれば弾が当たるようになるか――― 『1週間チャージャー縛りでどうでしょう!?』 『い、1週間!?』 『ワタシ達には無理ですね~』 『1週間続けることで、上手くなるはずです!後は、練習を欠かさないこと!初戦試合前は、練習して、エイムを確認した方がいいです!』 『おぉぉぉぉ~!』 『こんな感じでどうでしょう!?』 『いいぞ!ハチ!じゃあ今度はこれだ!』 『えぇと!?ラジオネームみはるさん!最近は負け続けています。あらゆるブキを使いましたが、勝てません。それに、エイムがありません。友達に心配されて、なんか嫌な感じです―――』 「ハチ!ご苦労!あと、急なんだけど、明日、いつでもいいから一緒にゴハン行こうぜ!」 「あ、はい」 「お願いします~」 「うん、はい」 ハチは疲れ切って家に戻った。 「た・だ・い・ま」 「お帰り」 「つ・か・れ・た」 「あらまぁー。ゆっくり休んでクダサイー」 「ナ・ワ・バ・リ」 「ナワバリバトル行くの?行ってらっしゃいー」 「ガ・チ・ホ・コ」 「その後はガチホコなの?わー。大変だねー」 「リ・グ・マ・が」 「その後はリグマね~...大変だー」 「つ・か・れ・た」 「そっかー。疲れたかー。・・・って、なんで4文字なの?」 「つ・か・れ・た」 「疲れて4文字になっちゃったと」 「なんてウソ、ウソ。なんでツッコんでくれないの!?」 「えぇ~?・・・なんとなく」 「ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」 「あー、もう寝ていいですかねー?」 「ってか今起きてんじゃん」 「起こされたんだよ」 「誰に?」 「・・・・・・」 「誰に?(威圧)」 「あ!えっとね!ハチちゃん!」 「何ですってぇぇぇぇ(威圧)」 「あーごめんなさいー!」 「ご飯抜きじゃー!!(威圧)」 「ごめんなさいね~!!」 エイトはずっとハチちゃんに追いかけ回された。 なぜかエイトは理由が分からなかった。 ―――――――――――――――――――――――― 『ハイカラニュースの時間だよー!』 『ハイカラスクエアのカタスミからお届けしますー』 『速報だ!リーグマッチの大会が決まったぞ!』 『おぉぉぉ!!』 『次の優勝者は誰だろうな!!』 【第3話終わり第4話へ続く】

Project Details

Project ID561799550
CreatedAugust 19, 2021
Last ModifiedSeptember 23, 2021
SharedAugust 20, 2021
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