これまでのお話↓ https://scratch.mit.edu/studios/29586791/projects/ ※急ぎすぎてなんかえらいことになってまぁす※ ↑なぜ急いだ？ 「あっちって？」 エイトは、「あっち」の意味が分からなかった。 「あっちはあっちに決まっているだろう？」 「ハァ？」 タスキは、諦めたかのように言った。 「・・・まぁ、私は恋を応援するからな」 エイトの顔が真っ赤になる。 「じゃあ、送るぞ」 エイトは頷いた。 「もう、次はないからな」 「分かってる」 「そして・・・消えるのは、目が覚めてから2時間」 「・・・分かった」 「じゃあ・・・行くぞ」 「まって」 エイトは言った。 「一つ聞きたいことがある」 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「・・・まぁ、せいぜい頑張るのだな」 「・・・」 「ともかく、仲良しさんと最後になる"かも"なんだから、そんなこと考えるな」 「そんな・・・」 「ほら、時間はないぞ、今から送る」 「なんで私は記憶が消えてしまったの？」 その一言で、エスノは察した。 「・・・それもアイツが関係している」 「そう」 ハチは、その頃に戻れたら・・・と思った。 「やり直したいか？」 「そんなの・・・やり直したいに決まってる」 「じゃあやり直すか？」 「え？」 ハチは言った。 「出来るの！？」 「あちらもそうしてくれるだろうしな」 「・・・？あちら？」 「ふふ」 エスノは笑った。 「仲良しさんと最後の顔合わせだ」 『最後はhappy endで終わるんだな』 ドッ 「いいか、よく聞け、判断が合っていれば、そのまま残れるからな」 「何っ・・・き、キコエナイ」 「一つ一つが大事だ」 「行け、一つ一つを大事にして」 「え！？」 「大丈夫、お前ならやれる」 『一つ一つを大事にしろ』 次回、最終話。 ♡、☆、よろしくお願いします！次回は最終回！お楽しみに！！
