これまでのお話↓ https://scratch.mit.edu/studios/29586791/projects/ 「あ、ユイ!」 誰かがハチの元へやってきた。 (これって・・・走馬灯?) ハチは思った。だが、勝手に口が動いた。 「あ!エイト君!」 (えっ・・・?) 勝手に口が動いて喋る。どうやら、ハチは、走馬灯を見ることしか出来ないようだ。 (・・・エイト君が、このタコ・・・、私の事、「ユイ」って言ってた・・・) ハチは、エイトの話、自分が喋っていることをよく聞いた。 (なんか、暗いな・・・) どうやら、ここは地下のようだ。 「あ、そうそう!聞いた?イイダ=マリネさんの所属部移転!ワサビ普及部隊になったんだって!」 「聞いた聞いた!なんであんなにスゴイ人があの部隊になったんだろうね?」 そんな話をしていた時だ。 あれ・・・っ? 何か音が聞こえる。 「なんか音聞こえない?」 「えっ?」 「こっちの方から・・・」 聞こえる方向・・・それは、右側のホール。 「なんか音が・・・」 窓を開けたらだ。 「えっ??」 そのホールの中・・・ (ショウグン?そして・・・) 将軍に・・・ なんだろう?何かいる。 (イカ・・・?) 次の瞬間だった。 や うぇに まれぃ みらきゃらひれ じゅり ゆ みらけれそん 「な、何!?」 「ユイ!これって・・・!」 ひれ ひゃり よりへらへ にゅらへら ぬんぬら うねら にゅらめら にいめらに (歌・・・) 「えっ!?」 「何!?」 「どこから聞こえる!?」 タコの仲間がどんどん押し寄せてくる。 ちょっぺりぽ しゅらしゅらふぇ なんにゅるに ね にふぁふぇらに なんにゅるに れ なりなしゅらふぁら に ゆめみれほ め め め 「おまえ達!!何して・・・」 教官達が部屋から出てきた。 「・・・!」 教官達が口を閉じた。 や うぇに まれぃ みらきゃらひれ じゅり ゆ みらけれそん ひれ ひゃり よりへらへ にゅらへら ぬんにゅら うねら にゃらめら にいめら ホールの中ではイカと将軍の激しい戦いが繰り広げられている。だが、いてもたってもいられなかった。 な にれ じゅて みらきゃら へりゃ みれい ゆ みらけらそん ひれ ひゃり よりへらへ にゅらへら ぬんぬら うねら にゅらめら にいめらに ワァァァァァァァァァァァァ!! 歓声が上がる。 ちょっぺりぽ しゅらしゅらふぇ なんにゅるに ね にふぁふぇらに なんにゅるに れ なりなしゅらふぁら に ゆめみれほ め め め や うぇに まれぃ みらきゃらひれ じゅり ゆ みらけれそん ひれ ひゃり よりへらへ にゅらへら ぬんにゅら うねら にゃらめら にいめら な にれ じゅて みらきゃら へりゃ みれい ゆ みらけらそん ひれ ひゃり よりへらへ にゅらへら ぬんぬら うねら にゅらめら にいめらに イカと将軍の戦い、歌とビートの戦い。 ハチたちは、その瞬間、「シオカラ節」のとりこになった。 将軍とイカの戦い。 結果、将軍は負けたが、タコ達は大満足だった。 「あの歌、忘れられない!!」 その言葉が、タコ達の間で流行っていた。 「私、あの歌をもう一度聞きたい!地上に行く!」 だなんていって、脱出したタコもいた。 「あの歌、もう一度聞きたいなぁ・・・!」 「またその話?その気持ちは皆一緒だよ~!」 ハチとエイトはそんな話を毎日していた。 (エイト君はそんなこと言ってるけど、本当に行きたいなぁ!) ハチはずっとそんなことを考えていた。 その時だった。 ビーッ、ビーッ! サイレンが鳴った。 『イカによる襲撃が第2連で発生、直ちに第2連所属者は準備するように』 「あっ!僕だ!また後で!」 「うん!バイバイ!」 その話の後、1日近く、エイトとは連絡がつかなくなった。 (どうしたんだろう・・・) その後もエイトとは連絡がつかず、エイトは行方不明になった。 「ユイちゃん!第2連所属者が帰ってきたよ!」 その知らせを聞いた時は、ほっとしたが、皆、重傷を負っていた。エイトはいなかった。 (5日も連絡がつかないなんておかしい!!) ハチは、第2連に走って行った。 ドドドドドドドド インクの音が響く。 「!?」 エイトとイカが戦っている。 エイト君・・・頑張れ・・っ! ドッ エイトが倒れた。 (あっ!) この、第2連にはスポーン地点がない。 エイトは、倒れたまま動かない。 「!!」 イカがこっちに気づいた。 でも、エイトが倒れたところを見たハチは、我を忘れてイカに飛びかかった。 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 エイトのオクタシューターで、攻撃・・・ だが次の瞬間、誰かに足をつかまれた。 イカではない、何かに。 (えっ・・・) ドン そして、気を失った。 ♡☆、よろしくお願いします!今回はこれで終わりです!次回は第五話!お楽しみに!