にほんげんだいばなしおおかみかこへん 狼（あ〜・・・・） 狼（捕まった・・・） 狼（・・・） ガコン 狼（ここがペットショップか・・・） おば猫「あんた新入り？」 狼「はい」 おば猫「へ〜・・・狼なのにペットショップなんてね〜・・・」 狼「一応犬科ですしおすし」 おば猫「へ〜・・・」 おば猫「・・・そろそろね」 狼「へ？」 おば猫「じゃあ、あの世で会いましょ」 その言葉を最後に、おば猫の姿を見ることはなかった・・・ そして数十年後・・・ 狼「あ〜・・・もうすぐ殺処分かな〜・・・」 狼の友人犬男「まだだと思うよ」 狼の友人犬男「まだ一歳じゃん」 狼「あ〜・・・まだか・・・」 亜月「この狼ください」 狼「へ？」 スタスタ・・・ 狼「え？え？え？」 亜月「おやすみ」 狼「え？あっ？ちょっ」 気づいたら僕は、生まれ育ったふるさとにいた 狼「・・・」 ニホンオオカミ「・・・」 ニホンオオカミ「久しぶりじゃの」 狼「じいちゃん・・・」 ニホンオオカミ「お前の墓、見るか？」 狼「え？見たい見たい！！」 狼「・・・」 ニホンオオカミ「そこにある菓子食っていいぞ」 狼「え！？良いの！？」 ニホンオオカミ「お前のじゃしな・・・」 狼「やったー！！いっただきまーす」 パクッ・・・ 狼「・・・」 狼「僕さ・・・人間の街へ行って人を笑わせたい」 ニホンオオカミ「・・・良い夢じゃな」 ニホンオオカミ「人語も喋れるし・・・よし！行ってこい！！」 狼「うん」 狼「行ってきます」 狼「あれからゆうじまさんと出会って有名になれたんだよな〜・・・」 狼「・・・」 犬男「狼！！狼！！」 狼「ん？」 狼「・・・」 狼「じいちゃん、お祓い行ってくる」 犬男「生きてるよ！！」 んでんで 狼「おば猫は・・・」 おば猫「久しぶり〜！！」 狼「うわぁ！！びっくりしたぁ！！」 おば猫「20歳独身おば猫です」 狼「殺処分されたんじゃ・・・」 おば猫「なんとか逃げれたのよ〜！！」 おば猫「窓割って」 狼「へ〜・・・」 ミャー姉「お母さん！！」 狼「おば猫娘いたの！？」 おば猫「いたのいたの」 狼「へ〜・・・」 狼「よかったら・・・また三人で」 おば猫「良いわよ」 犬男「ろんもち！！」 狼「よっしゃー！！」 終
