こんな世界と嘆く誰かの生きる理由になれるでしょうか これは僕が今君に送る最初で最後の愛の言葉だ 街も人も歪み出した 化け物だと気付いたんだ 欲動に巣食った愚かさも全てがこの目に映る シアトリカルに手の上で誰も彼も踊らされる 生まれた意味だって知らぬまま軽快化した夢は錆び付いてしまった 愛をください きっと誰もがそう願った 愛をください そっと震えた手を取って 愛をください 心をえぐる 醜いくらいくらいに美しい愛を こんな世界と嘆く誰かの生きる理由になれるでしょうか いつか終わると気づいた日から死へと秒を読む心臓だ