ScratchData LogoScratchData
Back to pokesv's profile

小説 ”阿姨が愛を知ったとき”

POpokesv•Created June 14, 2025
小説 ”阿姨が愛を知ったとき”
1
1
3 views
View on Scratch

Instructions

ーーーーーーーーーーーーーーーーー 僕は生まれた時から体が赤と青で、異形として親に扱われた。 虐〇というのだろうか。 毎日親はホストやパチンコ、競馬だらけ、義両親の遺産目当てだけに媚を売って、働きもしなかった。 1歳までは良かった。 まだ世話をしてくれるし、まだ”愛”があったと思う。 でも、1歳の誕生日から両親は家事を全部僕にさせようとして、叩き、喚き、叩きの繰り返しだった。 ______つらかった______ 3歳になって家事ももう完璧になってきたころ、妹が生まれた。 妹はきれいなピンクと黄色で、僕とは大違いだった。 もちろん、親は僕よりも妹を可愛がった。 6歳になって、小学校には通わせてくれた。 小学校ではうまくやれた。 友達もたくさんできたし、気になる子もできた。 ただ... 僕の服は洗濯されるわけもなく、制服を買ってくれるわけもなく、毎日私服で登校しなければならなく、周りからもだんだん浮いてきた。 高学年にもなってくるといじめに発達した。 目の傷はそれでできたのだ。 卒業式に、自分の夢を発表する機会があった。そこで僕が言ったのは ____幸せな家庭を築く_____ 中学校まで行って、高校受験をしようと思った。 バイトをしながら勉強して、すごくすごく大変だった。 結局、進学志望校には合格したけど、難関高校は落ちた。 妹は中学受験をして、親の支援のおかげで難関中学にも受かった。 高校で順調に2年になった時、母と父が交通事故で亡くなったと告げられた。 何も思わなかった。 妹が号泣していた中、僕だけは泣けなかった。 いや、泣くほどのこともしなかった。 妹は僕が虐〇されていたことを知らなかったので、僕に怒ってきた。 僕はそこですべてを妹に話した。 妹は立ちすくんで絶叫していた。 僕は大学1年生になった。 大学に行ったのははいいが、僕は理系で、すごくお金を稼ぐことができる仕事先が医者しかなかった。 僕は魔法学校にも通っていたので、手術だけではなく、魔法も使っていた。 そうして医者として働き始めて2年ぐらいがたっただろうか。 大学病院から、妹がはねられたという知らせがあった。 僕は急いで向かった。 妹は背骨、腕、足の3か所の骨折、多量出血の症状だった。 集中治療室に運ばれる中、医者から告げられたのは、 「助かる確率10%」 僕は必死にお願いした。何としても妹を助けてくれと。 僕は神社にお祈りに行った。 「妹を助けてくれ」と_______ そこで偶然巫女さんにあった。 その巫女さんは「時風志桜里」と名乗ってくれた。 僕はなぜかその人に惹かれた。 初対面なのにどうしてか親近感も沸いた。 ドキドキした。 それからのことはあまりおぼえていない。 ただ、告白してokをもらったことは覚えている。 なぜokしてもらったのか。 それが僕にはわからなかった。 ただ、すごくうれしかった。 それが僕が初めて”愛”を知った時だった... ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Project Details

Project ID1188581708
CreatedJune 14, 2025
Last ModifiedJune 28, 2025
SharedJune 28, 2025
Visibilityvisible
CommentsAllowed