※これまでの創作とは何の関係もありません ※実際の地名とも何の関係もありません ※人が不快になる表現を含む可能性があります ある妖精はヒトの一部に忌み嫌われていた。 妖精は「スパイラルギー」という不思議な力を持つ。その力を使われることを恐れたのだ。 不運なことに妖精の一族として生まれた「ヒカリ」は幼少期は父に守られて生きていた。 父が亡くなるとヒトがムラに攻めてくるようになった。ある日、ヒトはムラを占拠した。 ヒカリのような女性、そして子供だけは許された。 しかし、脱走を防ぐためにスパイラルギーを少しずつ吸い取られる魔術具を手足につけられ、監禁されていた。 また隣の子が動かなくなった。 ヒカリはついにスパイラルギーが少なくなり倒れた。 あぁ、死ぬんだなぁ。 しかし、目が覚めたところは保健室だった。 ヒトは「メリアのお告げだ」と言い、 突然体に謎の物質を詰め込まれる、ような感覚に襲われる。魔術具から魔力が打ち出された。 いたい。いたい。当然だろう。一般的な妖精は魔力を持っていないからだ。 体に入ってくる魔力を必死で体の外に押し出していった。それが周りのヒトへの攻撃になっていることは見えなかった。 次に目を開けた時、ヒカリは魔力を大量に身につけている状態だった。妖精が魔力に順応した。 自分が強くなった気がした。 「 XXを殺せ 」 そう命じられたが、そんなことをする気もなかった。 任務中、頃を見計らって逃げた。 スマホを持っていたので、必死で誰か助けてくれるところはないかと検索した。 「 さざなみのシャイニー 」 これだ、と確信した。父が何処かで言っていた言葉。 各地に点在しているらしい。 幸いここから1kmもないところにあるようだ。 ヒカリは足を早めた。 [1.妖精の運命とさざなみ 完] -える(作者)より- どうでしたでしょうか?短編ですね。体感20分くらいで書き上げました。すごい楽しいです(?) 最近色んなことやりすぎて怖い!!たぶん中間終わったからだと思う(( 続きをお楽しみに〜〜!!!あ、お楽しまなくてもいいです(????)
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