ScratchData LogoScratchData
Back to HEROPATO's profile

小説

HEHEROPATO•Created May 23, 2025
小説
3
1
11 views
View on Scratch

Instructions

忘れられないあの日 「今日は、転入生を紹介します」 「私の名前はみおです。これからよろしくお願いします」 「よろしくお願いします」 今日、転入してみおちゃんは、車椅子に乗っていた。見た目は正直に言って地味だ。転入初日からみんながみおちゃんを避けている。でも、放っておけなかった僕は、声をかけた。 「一緒にごはん食べない?」 「えっ、私なんかといたら、りく君(僕)も嫌われちゃうよ…」 「そんなの気にしなくていいよ!」 「…ありがとう」 そこから僕は、みおちゃんとよく話すようになった。ある日僕は異変に気づいた。 「あれ?最近、みおちゃん1ヶ月以上学校来てないな?どうしたんだろう。」 少し不安になった僕は、直接みおちゃんの家に行ってた。するとびっくり。なんと出てきたみおちゃんは、髪の毛が抜けている。思わず僕は言ってしまった。 「みおちゃん、その髪、どうしたの?」 するとみおちゃんが泣き出した。 「えぇ!」 大きな声を出すと、みおちゃんのお母さんが出てきた。そして、みおちゃんのことを説明してくれた。みおちゃんは、昔から、とても重い病気にかかっているそうだ。その薬の副作用で、髪の毛が抜け、太ったそうだ。 「クラスのみんなに伝えなくちゃ!」 「いや、言わないで…」 「なんで?」 「クラスのみんななんてきっと私のことなんて思ってくれないから…」 「で、でも、みんなは…」 「ほうら、言えてないじゃない。」 「だから、言わないで…お願い。」 「分かったよ…そのかわり、辛くなったら僕に絶対伝えてね!!」 それから5ヶ月後… みおちゃんの病気は進行していた。このままでは、命が危ないらしい。病気を治すには、手術をしなければならない。しかも、その手術は、成功率が50%と非常に低い。 「僕は何をすれば…」 何をすればいいのか、さっぱりわからない。みおちゃんは、手術をしたくないそうだ。でも、手術をしなければ死んでしまう確率が高い。手術をしても、成功するかもわからない。僕は、みおちゃんのお見舞いに言った。そして、僕はこう言った。 「みおちゃん、きっと大丈夫。君には、僕がいる。君は、勇気強い。これまで、重い病気と戦ってきた。この手術をすれば、このつらい思いもなくなる。戦おうよ…君の笑顔な姿が見たい。手術は絶対成功する。」 「ほんと?」 「ほんとだよ。僕が保証する。あと、君が、手術をして、笑顔いっぱいになったら、君と付き合いたい。」 「///!」 1週間後… みおちゃんのお母さんから連絡があった。 「みお、手術するんだって!りくくんのおかげよ。本当にありがとう。必ず、みおちゃんと、りくくんを合わせてあげるからね!!」 「はい!ありがとうございます(涙)」 手術後… 「やっったぁぁぁぁ!」 みおちゃんの手術、成功した!僕は泣いて喜んだ。その後も、つよいみおちゃんは、リハビリも頑張った!僕は、もちろん応援した。そして、手術をして、6ヶ月後。みおちゃんは退院した。しかも、みおちゃんは前よりずっと可愛くなっている。薬の副作用がなくなったからだ。みおちゃんが学校に行くと、みんなが 「あの子誰?めっちゃ可愛くない?え?あの地味な転入生なの??」と有名に。男子は全員手のひら返し。僕が耳元で、人気者に慣れてよかったねというと、 「うれしくない。」 といった。 「えぇ?」 「忘れたの?あの約束。」 「もちろん覚えているよ。」 「僕と、付き合ってください。」 「ありがとう、私、こんな優しい人と、付き合えるなんて幸せだな。」 暖かい風が吹いている、夕暮れだった。

Project Details

Project ID1179738648
CreatedMay 23, 2025
Last ModifiedMay 23, 2025
SharedMay 23, 2025
Visibilityvisible
CommentsAllowed