『…えぇ…ゴホン……それでは、尋問を開始致します 貴方は質問に答えるだけで構いません。 …噓を見抜く能力が掛かっていますので。』 『あーあ、堅ッ苦しいなぁ… もっとフランクに行こうぜ?拷問官さんよぉ…』 『…私語を慎んで下さい。』 『ほーい』 『…では一つ目、……アジトに火を放ったのは 貴方ですよね?』 『ああ、それ以外に何がある?あれだけ堂々と 証拠残してやったっていうのに…』 『…あからさま過ぎて。』 『あーまぁそうかw』 『…では二つ目、貴方は何を使って燃やしましたか』 『能力者だ、火炎系のな。』 『どこから取ってきましたか?』 『奴隷市場』 『……一致してる』 『だろ?』 『…はぁ……三つ目、こちらの情報を別組織に漏らし たのは、貴方ですか?』 『ああ勿論。』 『……………四つ目、 どうしてわざわざ どれも証拠を残したんですか』 『自暴自棄』 『自暴自棄?』 『あぁ、それだけだが、悪いか?』 『…どうして自暴自棄に?』 『さぁ?んなこと誰にでもあんだろ』 『……最後です、貴方はどうして 逃げなかったんですか、貴方の能力なら十分 逃げ切れたはずです』 『それも同じ、自暴自棄』 『……』 『顔が強張ってんぞ』 『……何があったんですか。』 『六つ目じゃねぇかw』 『…質問に答えなさい。』 『怖ぇ顔すんなよw…分かってんだろ?』 『…………』 『アー…俺の口から言わなきゃなのか?』 『えぇ。』 『…わーったよ』 _ここで音声は途切れている_
曲 けっかおーらい