第二話 https://scratch.mit.edu/projects/1171661299/ ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ 一応スペースキーかクリックで小説の内容にに基づいたアニメーションがあります。 やばいこれ読む気失せる人続出しそう、誤字脱字があったら教えてください。コメント頂戴 ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ ただいま開園準備中です... 準備が整いました 斎藤明利。"あかり"ではなく、"めいり"と読む。彼女は、貴方達に、1番視界、見えている世界を共有してくれる。 いわば、主人公だ。 裏を返せば、彼女が目を閉じればここは真っ暗闇... そうなればもうここに誰も興味を示さない だが...私にだって流石にこの世界を刹那の瞬間でも楽しんでもらいたいという本心がある。 それは人から人へと、バトンを繋ぐように視点が変わる理由である。 さてと。私のこれからの役目は人物の詳細の語らいだ。たまにお邪魔するよ。 CAN you ENJOY THE story? ----- ✌² a peaceful life!! ガラン。ドアを開ける。明利は寝坊をしてしまい、いつもより数分遅く出た。そして、今ドアを開けるこの瞬間まで走ってきたのだ。"廊下を走らない"なんて、生徒の安全を考慮されためのルールは、彼女にとって容易く敗れることである。 急いで走った割には薄情な世界だ。明利がクラスメイトを見なければ、クラスメイトも明利を見ない。 あれ。 確かこれってどっかの哲学者が言っていた言葉、だったような...?こういうのは聞いたほうが早い。好奇心旺盛な明利は”知的"好奇心旺盛の苗野千希(なえのせんき)のところに行くことにした。 明利:(別名・知識欲の塊...割とまだ時間あるし..聞いてみよっと) 明利はそそくさと苗野の席へ行くと、苗野はいつも通り本を読みふけっていた。 明利:「おい苗野少し時間をくれ」 苗野:「何...?今俺忙しいんだよ」 明利:「...本を読んでるだけのやつのどこが忙しいんだよ」 苗野:「で。何のよう?えっと...誰だっけ..?」 苗野は仏頂面で、こっちの事なんか見向きもせずに返答をしている。そんな奴に名前を教える義理はない。 明利:「私は君の知識の方に興味がある。ハア... 君には興味がない。」 苗野は流石にこの言葉には腹が立ったのだろう。 あっちに行けと言われてしまった。ったく...イライラするわぁ....。正直..ビンタしたい。なんか色々と晴れそう。 そして視点は翠川忍(みどりがわしのぶ)へと移る。 彼は場を和ます天才として学校では有名である。だが、それだけではない。エンターテイナーとしての素質も大いにあるし、絶対に人を傷つける事を言わない。そう。 彼は"割と"すごい人。 そういう彼は、ロッカーで準備をしていた。 自分の個性や好きなものがあふれるなんか自分と似たような雰囲気のロッカーは意外に好きな場所。色々一人で考えるのに良いんだよな〜ってね。今日はダブルピースについて考えてたら、遅刻しかかった。20分くらい没頭しで考えていたからね。当然の結果。 さっさと準備終わらせて行こう、と思っていたらいかにもギャルの風貌をした女とチャラそうな男抱き合いながらが忍を通り過ぎた。彼女の方は彼氏の首元に両手を絡めている。これ絶対首絞めれるだろ。ご愁傷さま。刹那の瞬間にこんな考えが頭を巡ったが、次の瞬間には俺はもう照れで頭が埋め尽くされていた。 というかまずまず恋愛事にはにも見る耐性がない俺は....どうやら既に赤面している...。もういいや、これからは出来るだけカップルの方を見ないようにするか。 補足として、このカップルは今から約1ヶ月後に彼氏が浮気して彼女が彼氏の首を本気で締めにかかった、という事件で悪い意味で有名となるのである。全国のリア充爆破勢にはとんだ嬉しいニュース...なのか? そして視点は再び斎藤明利へと移る。 カタカタ...カタ。学校ではパソコンが支給される。それで調べ物をしていた。 ???(ねぇ明利。隣座って良い..?席、あまりもう開いていなくて。) 声はどんどん小さくなっていっている。 パソコンをしていると周りの事を注意しなくなる、とは本当のことで声をかけられるまで気づかなかった。 ...鐘部か。別にいいよ、一人だとグループ作りにくいし。 鐘部このあ(かねぶこのあ)。ちょっぴり我儘娘でゲーム廃人の引きこもりだ。我ながら説明が下手だな。ちらりと横を向くと既に学校のパソコンでGoagleの隠しゲームやってた。ゲーム好きだなぁ...() ハァ。最近無意識にため息つくことが多い気がする。なぜだろうか。 ちょうどその時。さもごちゃごちゃとした私の心の中を統一させるように、絶望で統一させるように、"それ"は起こった。言葉で...説明するのは難しいが。目の前は、一秒前と変わらぬ"それ"なのに。 "目"は言っている。限りがない"見えない"闇が辺りを殺している。 痙攣した"両手"は言っている。武器を持て、保身のため。 ..."本能"は言っている。息をしてはいけない。 そんな状態が続いて、もう五分くらい経つ。 "脳"は言っている。息をしないと"死ぬ"。 多分そう思った、時、"見える"光が日常を完全に消し去った。光は眩しい。目をつぶった。一秒で、目を開けた。案の定、光は消えていた。まぁ光は一秒で7周半できるから。っと、それどころではない。ここはどこ? ...どうも、テンプレセリフを言ってしまったかもしれない。てか、周りをもっと見ようか。 何やらいろーんな人がここに集まっているらしい。みんな個性豊かだ。思わず魅入ってしまった。実際、少なくとも見た目は他にはいないような人がここに出揃って(でそろって)いた。 片方白目が黒色になっている赤髪の青年とか、ゴスロリ風のファッションをした大きい黒い羽がある女の人とか、パーカーの袖(そで)に鬼って文字が書いてある男の人とか。どうやらうちの学校の生徒、基クラスメイトも何人かいるらしい。そのうちの一人、クラス、いや学校のマドンナの草刈陽猫ちゃん(くさかりひね)が「明利ちゃーん..!!!こっちこっち!!!こっちにもクラスメイトが数人...」うーん、とりあえずそいつらの方に行くかっと。 こんにちは。それともHello。 ...だ、誰...?こんな声、一度も聞いたこと無い。 一言で表すなら、凄く珍妙な声。思っていたのもつかの間に、再び声が聞こえる。私はかなり察しが悪い方だ。声の主が、何の目的で話しているのか。ましてやデスゲームのルール説明だとは、この時の私は想像にもつかなかった。ざっと50人以上はいる中で、割と狭い場所に閉じ込められているので声の発信源は検討もつかなかった。きっと先程陽猫ちゃんたちが私の事を見つけてくれたのは、偶然なのだろう。..陽猫ちゃんの所に、何人知ってる人がいたんだろう。 私は...イコットと申すものです。私は人々に私自身を認識されることは嫌いではないので、私のことはぜひ最後まで認識してくださいね。 周りはイコットという胡散臭い(うさんくさい)奴に戸惑ったり、顔を合わせたりしている。相も変わらずざわざわとする中、私は目線を下にやりながら、ひたすらに耳を済ませていた。 ここからは、誰の視点でもないイコット{ikotto}の話をそのまま紹介する。 私は貴方達を急にこんな窮屈な場所に閉じ込めて、私は今謝罪の念を感じております。本当にすいません。ただし、外には出してあげられません。私には貴方達を外に出す決断をする権利が無いからです。 あー、....すまない、これは少し理解が困難だろう...こいつの台詞は。ということで簡略化させていただく。 まずここは、古代ローマ時代のローマ。 集められた目的はデスゲーム、アルモノ様を行うため。 アルモノ様の基本ルールは、脳内に浮かび上がるアルモノを門限(1ターン10分)までに手に入れること。 アルモノになるものは、この全体の場所で入手可能なものだけである。 なおアルモノを門限以内に見つけられなかった場合、その選手は処理され、更に見世物にされる。 処理、というのはただの名目で、実際には脱落する。 脱落しても、死体は発見されない。 アルモノの場所は選手から大体直径450m以内である。 ただし尺の都合上、基本的に見世物のターンはカットされる。 そして、今回集められた人数は60人。 その中でイコット直々が選別した二人一組のペアが30組いる。 ペアの有無は直接ゲームに関係ないが、探すのはより楽になる...がペアに情を与えすぎるのは自分の首を絞めることになる。 殆どのローマ人は君たち60人を元からそこにあるものだと認識している。 万が一にも、ゲームが終わるまでイコットに反乱を企てようとしないように。 地獄を見ることになる。 開始は今から10分後。 ペアの発表は今から5分後。 まっそれだけ言えばいいか。でも、もし補足が欲しかったらここのコメント欄で教えてくれ。公式スタジオは当てにならん。 ということで視点は斎藤明利へと移る。 まじか。あまりにも現実味がなさすぎて...それがどうもおかしくって、笑いが込み上げてくる。 だけど...ここで変に笑って目立つのは、嫌かな。 すると、誰かに優しく(?)手を掴まれた。サッと警戒態勢に入ると掴んだ人は割と背が高いことに気づく。 あ、{厳格風紀委員}こと、高木ミナト(たかぎみなと)だ。 人の容姿に興味があるわけではないが、かなりこいつも奇抜だ。髪の8.5割くらいはライトレモン色なのに残りは青色だ。まじかで見ると、意外に整った顔をしている。細長い目に切れ筋が綺麗な鼻筋、無駄に潤(うるお)ってる唇。それに加えて高身長か。 ルールに厳しいのに女子人気が高いのはこれ、と妙に納得した。 高木は「急に連れてきてすまない、だが知り合い同士で固まっておいたほうが緊張感が減る」と言い、部屋の隅まで連れて行ってくれた。見るとそこには 苗野、翠川、鐘部、陽猫ちゃんがいた。 鐘部は怯えていた。やはり、デスゲームと告げられて笑いそうになった私は異常なのかもしれない。 本を片手に苗野が、こういった。 10分以内に全員が生き残れて出来れば他の選手も生き残らせる作戦を立てるぞ、と。 何を言っているんだろう。これが本当にデスゲームだったら、そんな話夢のまた夢なのに。 そして視点は藍川蓮(あいかわれん)へと移る。 藍川蓮。彼は28年の生涯の中特にヤバい事に巻き込まれたことはなかった。一般家庭に生まれて、学生時代から真面目で仲間思いな性格があり人間関係にも苦労はしなかった。強いて言うのならば、かなりお豆腐メンタル、というところか。そういう彼は今、呆然としていた。 ハァ....ヒュウッ...ハァ...ハァ...。さっきから呼吸は乱れている。汗はポタポタと垂れるばかりで、腕は痙攣している。 あまりイカット...って人のデスゲームのルールもよく頭の中に入ってこなかった。もし本当にデスゲームなら、結構まずい...と頭では思っている...。が、あの体験をした今ではそれですらあの時の恐怖にかき消されている。 あの時、あの時、ここに来ていなかったら、ここに、ワープしていなかったら....俺は今頃、肉塊だ。 メモとクレジットへ続く
あの時 しっかしまぁ...今日は散歩には最適のの良い日だなぁ...。まさに小春日和だ。能天気にひたすらブラブラ、歩くことは楽しい。おっ、あそこの横断歩道を渡ろうか。横断歩道に着くと、今は歩行者が赤信号だ。俺は交通ルールに従って、青信号になるまで待っていた。 長いな。もう2分くらい待ったんだが。 おっ...車信号の方が黄色になった。そろそろだ。 微妙な距離からトラックが見える...が、まぁあれがここに来る頃には車信号は赤になっているだろう。 はーっ。やっとこっちが青になったよ。 遅いと、ボヤきながら渡り始める。半分くらい渡った頃。不意にトラックの音が聞こえる。ん、とそっちの方に目を向けた時はもう遅かった。 ああ、これ死ぬ奴だ。自分の1.5倍くらいある物が突っ込んできている。助かるはずがない。案外、そう実感してから実際に死ぬまでって長かった。そんな中、どうして俺にこのトラックは突っ込んできた..?なぜトラックは信号無視した...? 疑問はいくらでもあった。走馬灯だって見れた。 ....全く嬉しくない。 ...突然、まばゆい光が俺の視界を覆う。 反射的に目を瞑っていた。 ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ おつかい見世物奮闘記 第一話 「始まりだから王道な訳では無い」 END→To be continued... ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ どっもクナイです。明利ちゃんとか忍とかの心情をこんなに鮮やかに描けるのはやっぱりオリキャラだからかな...募集キャラこんなに色鮮やかに書けるかな、って二話以降心配になっています。まぁでも頑張ったんで褒めて(クナイは承認欲求高いです) ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ おつかい見世物奮闘記 第一話 「始まりだから王道な訳では無い」 ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ 登場人物(登場順) ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ 斎藤明利(あくまで主人公は彼女) 苗野千希 翠川忍 ギャルの風貌をした女 チャラそうな男 鐘部このあ __ __(言及のみ、@sukura111様より) ___(言及のみ、@honwasab様より) ___ __(言及のみ、@meruairi0267様より) 草刈陽猫 {イコット} 高木ミナト 藍川蓮(@sakuranoheya様より) ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ プロセス参考 @mi-rua様 ←←←←←←←←←←←←↓↑→→→→→→→→→→→→ おまけ 小ネタというか裏設定 明利ちゃんの思考量は半端ないです。頭を使うのが大好きだとか。 知識欲の塊は忍が命名しました 苗野と忍は親友同士です このコたちカラダ探し-憶-とは大分性格変わってます 明利が陽猫のことを陽猫ちゃんと呼んでいるのはそう呼ばないとクラスメイトから白い目で見られるからです。 陽猫の若干の待遇にこのあは少なからず嫉妬しています。 ミナト君はそういうの好きじゃなさそうですが別のクラスなんで...(忍とか苗野とかも気にしなさそう) 勿論このあは陽猫のことをちゃん付けしないわけですが...クラスメイトってか学年全体から嫌われているとか。陽猫こっわいけど彼女に悪気はないんです、許して。 誰かに優しく手を掴まれたってところ、最後まで優しくという表現にするか迷っていたんですよね。なんかミナト君が明利ちゃんに気があるような、そんな感じになってしまうので。もちろん無いよ。ミナメイ爆誕(黙れ)。他に表現方法思いつかんかったんでもうこのままにしました。 明利ちゃんは164cmでミナトは180中間(たっか)くらい。 藍川君ってイコットがデスゲームを開催していなかったら亡くなっていたんですよね...つまりイコットが命の恩人でもあるんですが、メンタルどうなるんでしょうか。 ちなみに藍川君を轢きそうになったトラックはいねむり運転で、急に藍川君が飛び出してきて急ブレーキかけました。本来は、トラックは藍川君を轢いた事で勢いがなくなりそのまま停車...でしたが、藍川君がいなくなったことで、藍川君という"ブレーキ"がなくなって。軽い補足ですがそこの近くにはガードレールがありましたが、トラックでは十分破壊出来るイメージです。あ、そうそう。その奥には、通行人が何人か歩いていました。... 5000文字超えた... #story