~危険度~ 【テオス(黒)】 特徴:制御が不可能。何らかの存在が制御不能になった場合、最も危険なタイプ。 能力:物理法則を超越した力や、世界そのものに影響を与えるような存在。時間や空間を操る、あるいは一瞬で物理的な領域を破壊するような能力を持つ。 神に近しい 管理:試みても無駄。管理も封じ込めも出来ない。接近することすら許されない。 と、表向きではそうなっている。 だが、人には無害だが施設、あるいは人類にとってとててつもなく有益であったり、最高機密に指定される紛異体もここに分類され、一般の職員との接触を避けられる 【キンディノス(赤)】 特徴:非常に危険で、管理が非常に難しい。暴走する可能性も高く、事前に全力で対策を取る必要がある。 能力:破壊的な力を持ち、周囲に被害を与える。攻撃的で、人間や他の存在を無差別に襲う可能性がある。ある程度の知能や意志も持つ。 管理:強力な監視が必要で、厳格な管理体制が求められるが、それでもいつ暴走するかわからない。時間の経過と共に管理が難しくなる可能性もある。 【エピメレイア(黄)】 特徴:管理はできるが、常に注意が必要。暴走することは少ないが、隙を見せると危険を引き起こす可能性がある。 能力:一定の能力を持ち、暴走しない限りは問題が少ないが、場合によっては強力な攻撃力を発揮することもある。しばしば賢明な意思を持つことがあるが、それが故に反乱や背信を考えることも。 管理:きちんとした管理が行われれば、問題は少ないが、わずかな油断で危険を招く可能性がある。監視体制を強化する必要がある。 【アスファレス(緑)】 特徴:比較的安全で、管理が容易。暴走することも少なく、穏やかで共存の可能性がある。 能力:能力を持っているものの、それが制御可能な範囲に収まっている。場合によってはその能力が周囲に有益なものとなることもある。 管理:管理体制が確立されていれば、問題はほとんどない。監視も容易で、規律に従わせることができる。 ~職員階級~ 【プラチナ】 役割:最上級の管理者であり、ラボの全ての業務と施設、危険度を制御する権限を持つ。ほぼ限られた人数しかおらず、特別な訓練と選抜プロセスを経て就任する。 権限:全ての危険度(テオス・キンディノス・エピメレイア・アスファレス)の管理が可能。いかなる事態においても最終的な判断を下す権限を有し、他の職員の指導や命令を行う。 特記事項:マガイラボ内で最も重要な決定権を持つ存在であり、施設の安全を最優先に考え、異常事態の際には迅速に対応。報告義務や倫理的決定が求められるが、感情や倫理を排除した決断も求められることがある。 象徴:専用の特別な服装や装備やカードが支給される。施設内での全権限を持つため、他職員は極力干渉しない。 【ゴールド】 役割:中上級の管理者。キンディノスまでの危険度の紛異体を管理できる。ある程度の自由度があり、実務においてリーダーシップを発揮する役割。 権限:キンディノスまでの危険度の管理が可能。最終的な判断はプラチナが下すが、日常的な管理や監視はゴールドが行う。迅速に対処すべき問題に関しては、ゴールドの判断が重要視される。 特記事項:ラボの運営に深く関与し、管理対象のマガイモノの監視を担当。上司への報告義務を果たしつつ、現場での調整や決断を行う。キンディノスの管理には高い注意と訓練が求められる。 象徴:ゴールドの階級を象徴するカードが渡され、識別可能。管理が難しい危険度の高い紛異体に対する対応力が問われる。 【シルバー】 役割:中級管理者。エピメレイアまでの危険度の紛異体を管理する。現場での監視や管理を担当し、緊急時にはゴールドやプラチナに報告を行う。 権限:エピメレイアまでの危険度の管理が可能。シルバーは比較的安全な管理対象を扱うが、それでも監視や調整が求められる。報告や指示を受けながら、エピメレイアの管理を行う。 特記事項:エピメレイアのような管理可能だが注意が必要な紛異体に対して、データ収集や監視、必要に応じた調整を行う。規律を守りつつ、施設内の秩序を保つことが求められる。 象徴:シルバーの階級を示すカードが渡され、現場の管理を担当する。 【ブロンズ】 役割:下級管理者。アスファレスまでの危険度の紛異体を管理する。基本的には監視と定期的なチェックを行い、異常の兆候を早期に察知することが求められる。 権限:アスファレスまでの危険度の管理が可能。アスファレスは最も安全で管理が容易な部類だが、それでも定期的な監視とチェックが必要。異常事態が発生した際には速やかに上司へ報告する義務がある。 特記事項:比較的安全なマガイモノを取り扱うが、それでも不安定な状況に直面する可能性がある。ブロンズは未熟な職員が多いため、基本的な管理業務や監視業務を担当することが多い。 象徴:ブロンズの階級を象徴するカードが渡され、日常的な管理やチェック作業に従事する。 ~Eclipse Lab/エクリプスラボの施設~ 【研究棟】 紛異体を研究するための施設が完備されている 【紛異体収容室/収容区画】 役割: 紛異体を監禁・管理するための部屋。収容された紛異体は、特殊な拘束具や制御装置を使用して、逃げられないようにされる。 特徴: 部屋には強力な電力供給装置や、異常なエネルギー反応に対応するためのシールドが備えられている。紛異体の種類によって部屋が分かれており、強力な紛異体ほど強化された防御が施されている。 【制御センター】 役割: 紛異体の管理を行う中心的な施設。全ての紛異体のデータや状態がリアルタイムで監視され、施設内のシステムが一元管理されている。 特徴: 高度な監視カメラ、センサー、AIシステムが搭載され、職員は常に監視状態で紛異体の行動や状態をチェックしている。異常発生時には即座に警報が鳴り、緊急対策が開始される。 【実験室】 役割: 紛異体の研究が行われる施設。紛異体の身体や能力を調査し、管理技術を開発するための実験が行われる。 特徴: 高度な実験設備、解剖室、分析機器が揃っており、紛異体を科学的に理解し、管理するための重要な施設。通常、施設内では厳重なセキュリティが要求され、実験に失敗した場合のリスク管理が徹底されている。 【隔離区域】 役割: 管理不可能または危険な紛異体を一時的に収容し、隔離するための区域。ここでは一切の人間の介入が許されない。 特徴: 高度なセキュリティシステムが施され、必要に応じて隔離区域内の紛異体を徹底的に監視する。施設内で重大な危機が発生した際には、隔離区域内での封じ込め措置が最優先となる。 【反応区(調整室)】 役割: 紛異体に対して調整や干渉を行う施設。例えば、紛異体の能力を制御する装置を使って、暴走を防ぐ役割を持つ。 特徴: 高出力のエネルギー源や特殊な装置を使用して、紛異体の能力を安定化させるために調整が行われる。失敗すれば、紛異体の能力が暴走し、施設全体に危険をもたらすリスクがある。 ~技術~ 【能力抑制装置】 役割: 特定の紛異体の能力を抑制するために使われる装置。これにより、管理者が直接介入せずとも、紛異体の力を制御することができる。 特徴: 特殊な金属やエネルギー波を用いて、紛異体の能力を無力化する。装置は体に装着され、あるいは周囲の環境に設置される場合がある。 【精神リンクシステム】 役割: 紛異体と管理者の意識を接続し、互いの行動を監視・制御するシステム。これにより、紛異体が管理体制に従うように促す。 特徴: 神経信号を直接介入し、紛異体の感覚や行動に影響を与える。このシステムは精神的な負荷をかけるため、使用には高度な技術と倫理的な考慮が求められる。 【セーフガードプロトコル】 役割: 紛異体の暴走や反乱を防ぐための最終手段として機能する自動化されたプロトコル。 特徴: 紛異体が危険な状態に陥った際に発動され、施設内に設置された自衛システムや兵器が作動し、即座に対応できるようになっている。 【エネルギー吸収・転送装置】 役割: 紛異体の能力を封じ込めたり、吸収したりするための装置。エネルギー源が豊富な紛異体に対して有効。 特徴: 紛異体の発するエネルギーを吸収し、それを別の目的に転送できる装置。例えば、電力の供給や装置のエネルギー源として利用できる。 【認識分析装置】 役割: 紛異体の行動や思考パターンを分析する装置。個別の紛異体の特性を解析するために使用される。 特徴: 紛異体の行動、反応、心理状態をデータとして収集し、管理の方針を決定するために用いられる。これにより、より精密な管理が可能になる。 〜管理区分(Containment Classification)〜 紛異体は5段階の管理区分に分類され、各区分ごとに適切な収容・監視体制が敷かれる。 【完全封鎖(Absolute Lockdown)】 対象:テオス級 または それに準ずる脅威レベルの紛異体 概要:極めて危険であり、プラチナ職員以外の一切の接触・観察・研究が禁止される。 管理方法:最深部の収容区画に隔離 物理・概念的な封印技術を施した特殊収容室で封鎖 万が一脱走した場合、即時処分を前提とした行動が義務付けられる 【高度封鎖(Restricted Lockdown)】 対象:キンディノス級の紛異体 概要:制御は困難だが、完全封鎖するほどの脅威ではない。ただし、監視体制を常に維持する必要がある。 管理方法:二重以上のセキュリティゲートを備えた収容室に隔離 特定条件下でのみ観察・研究が許可される(例:一定温度以下で無害化する場合、その環境下での研究を許可等、これは管理する紛異体によって条件が異なる) 管理部門の管理者が常駐し、異常があれば即時対応する 【監視下管理(Supervised Containment)】 対象:エピメレイア級の紛異体 概要:危険ではあるが、適切な対策を施せば制御可能な存在。観察・実験・研究が可能。 管理方法:一定の制限を設けた環境下で収容 制御技術を開発・適用することが求められる 定期的な適性評価を実施し、状況に応じた管理方法を変更する 【条件付き自由行動(Conditional Free Movement)】 対象:アスファレス級の紛異体 概要:比較的安全であり、人間に対する脅威が低い。ただし、無制限の自由は認められず、特定の環境でのみ行動を許可。 管理方法:指定された施設内の部屋でのみ自由行動を許可 定期的な健康診断・適性テストを実施 研究員とのコミュニケーションが可能な場合、対話を通じて管理 【外部適用(External Deployment)】 対象:管理下に置かれ、人間社会での利用が可能な紛異体 概要:危険性が極めて低く、適切な制御が可能な場合、一部の紛異体は外部での運用が許可される。 管理方法:使用目的に応じた適切な管理義務を課す 不測の事態に備え、即時回収できる体制を整備 定期的なチェックを行い、異常行動がないか確認 ~~~~~~~ 補足 管理区分は変更される可能性がある(紛異体の成長や研究進捗による) 完全封鎖 → 条件付き自由行動 への変更は極めて稀 外部適用はごく一部の紛異体のみが対象
〜識別番号〜 分類コードー危険度ー個体番号ータグ からなる識別番号 (例:ET-D-111-AS) 〜分類コード一覧〜 AN — Animal系 (動物系) MT — Matter系 (物体系) MS — Material系 (物質系) HN — Human型 (人型) MX — Machine系 (機械系) PL — Plant系 (植物系) ET — Entity系 (不明な存在) SP — Spectral系 (霊体・エネルギー系) PH — phenomenon系 (現象) 〜危険度一覧〜 テオス(黒) — Deus → D キンディノス(赤) — Rex → R エピメレイア(黄) — Epimeleia → E アスファレス(緑) — Sphaera → S 〜タグ一覧〜 TS - TEST SUBJECT 意味: 実験対象 適用例: 実験に利用される基本的な個体。研究のために観察・分析されている。 実用性: 非常に一般的で、広範囲の実験体に使用可能。 ES - EXPERIMENTAL SUBJECT 意味: 実験的存在 適用例: 特定の能力や特徴に対する実験が行われている個体。 実用性: 実験内容が特定の特性に焦点を当てている場合に使用。 SP - SPECIMEN 意味: 標本 適用例: 研究のために収集された個体。特に一部の個体が希少または異常な性質を持つ場合に適用。 実用性: 一度収集された標本や特異な個体に使われるタグ。 MS - MONITORING SUBJECT 意味: 監視対象 適用例: 定期的に監視されている個体。 実用性: 継続的に観察される個体に適用、特定のデータ収集が目的の場合に有用。 LS - LAB SUBJECT 意味: 研究室対象 適用例: 研究室内で直接観察・実験が行われる個体。 実用性: 実験室内で取り扱われるすべての個体に対して使用。 SC - SUBJECT CASE 意味: 実験事例 適用例: 特定の実験事例として追跡される個体、主にその個体の行動や反応を記録するために使用。 実用性: 個体の具体的な事例として管理される場合に使用。 CS - CASE STUDY 意味: 事例研究 適用例: 特定の条件や性質に注目し、詳細に分析されている個体。 実用性: 特定の特性や変異を研究するために、深く調査される場合。 AS - ANALYZED SUBJECT 意味: 分析済み 適用例: すでに分析を受け、結果がデータ化されている個体。 特に使用出来る部分も無く、ただ管理されるだけの個体。 実用性: 実験の初期段階が終了し、データ収集が完了している個体。 LR - LAB RAT 意味: 実験用動物 適用例: まさに実験体として扱われる存在、研究のために使われる標準的な存在。 実用性: 主に実験に使われる比較的「普通の」個体に適用。 S0 - SUBJECT-001 意味: 施設において多大な影響を及ぼし、施設運営において重要な役割がある存在。 適用例: 施設の重要な実験体、他の実験体や施設の運営に大きな影響を与える。 実用性: 高度な実験が行われる際や、施設全体の研究において重要な役割を担う個体に使用。