第3話 寒 あらすじ→1話からみやがれください 飛眼紅さん目線 洞窟へ入ってきたのはやっぱり瑠璃君だった。 瑠璃「うわぁあぁぁぁぁあ!怖かったよおぉおお!!!」 泣きながら俺と裂藻君にダイブしてきた ドサッ 飛眼紅「ウッ...」裂藻「ぐあっ」 瑠璃「アイタッ」 裂藻「瑠璃君!!!よかった...って腕...」 瑠璃君の二の腕あたりには少し太い枝が 軽く刺さっていて、血が流れていた。 というか裂藻君の切り傷からも結構な血が... 瑠璃「いやぁ...吹っ飛んだ先で 枝がちょっと刺さっちゃってね...枝折って走ってきた。 というか飛眼紅くん大丈夫?あと裂藻くんも血だらけ」 裂藻「僕ちょっと、枝で数か所切っちゃって」 飛眼紅「俺は頭を打ったらしいが、大丈夫だ。」 (頭の痛みも少し引いてきた...) みんなで座って話し始めた。 裂藻「...僕がここに呼んだばっかりに...ほんとごめん...」 瑠璃「気にしないでー、マンティコアのせいでしょ? きみは悪くなあああああい!!」 裂藻「ありがとう...ほんとに...」 飛眼紅(裂藻君、顔色悪くないか...?) 瑠璃「これ抜いちゃったほうがいいかな? 深く刺さってないし、痛いけど、」 飛眼紅「うーん...抜いちゃう?」 裂藻「一応簡易的な治療セットは持ってきてるから、 抜いちゃったほうがいいかもね」 瑠璃「じゃー抜いちゃうか...」 ズズッ 痛そうな音と共に、血が流れてくる 瑠璃「いったあぁぁ....」 裂藻「消毒するね」 瑠璃「うん...痛...」 瑠璃くんの傷はあまり深くなかったので、 すぐに処置は終わった。 瑠璃「ありがとう!裂藻君も早く消毒したほうが... って裂藻君!?」 裂藻が瑠璃くんにもたれかかるようにして倒れている。 飛眼紅「貧血...か!?」 瑠璃「多分そうだよね!?僕より血出てたもん... 大丈夫ー!?」 裂藻「っはっ...あ、ごめん...頭痛が...」 瑠璃「めちゃ血出てたもん、貧血だよ絶対」 裂藻「多分そうだと思う、悪魔のくせに情けない...」 飛眼紅「とりあえず消毒しよう」 瑠璃「了解」 〜俺と瑠璃君で手当を終えた〜 裂藻「ありがとう、結構楽になったよ」 飛眼紅「俺の頭痛は治ったみたいだ、 マンティコアとかって食えるの? 食えるならレバーとかで貧血直せるかもだし」 裂藻「わかんないなあ、冷静な状態なら会話できるし 頭もいいんだよ、あの襲ってきたやつは混乱してたから 別だけど...奴らは魔法も効かないし、尻尾はサソリだしで勝てないと思うよ。」 飛眼紅「うっ...」(そうだよな、勝てるわけがない...) 瑠璃「果物とかはなってないの?」 裂藻「なってるよ、色が毒々しいけど、 人体に影響はない。みずみずしくて美味しいよ。」 瑠璃「今のうちにそれ集めて、明日森からでよう、 今日あんまり動くのは危ないと思う」 裂藻「そうだね、もうすぐ夕方だし、 もうどっちから飛んできたかもわかんないけどね...」 飛眼紅「...まあ、頑張れば出れるでしょう。 じゃあ、裂藻君は待ってな! 俺達でその果物取ってくるから、」 裂藻「それなら僕m」瑠璃「君は寝てて!」 裂藻「わかった...ありがとう...パイナップルみたいな形のやつが美味しいよ、」 〜そうして俺と瑠璃君は洞窟を出た〜 あたりは少し薄暗かった。 瑠璃「ちょっと暗くなってきてるぅ...早く取って帰ろ」 少し歩くと、 飛眼紅「...あ、あれじゃない?」 薄紫のパイナップルに似た形の果実がキャベツのように いくつかなっているのが目に入った。 周りにもいくつかあるようだ、 瑠璃「これっぽいね!」 僕達はその果実をいくつか取って、 急いで洞窟へ戻った。あたりは肌寒くなってきていた。 瑠璃「ただいま!」飛眼紅「結構あったぜ!」 裂藻「やったー!」 裂藻君は、さっきより元気になったようだ。 飛眼紅「そろそろ魔獣たちが動き出すかな...」 裂藻「そうだねぇ...って、ここの夜めちゃくちゃ 寒いんだった!急いで薪集めなきゃ!!」 瑠璃「うおおおお!?」 〜それから俺達は急いで巻きをたくさん集めてきた〜〜 瑠璃「疲れた...」裂藻「疲れたねぇ...」 飛眼紅(裂藻君、だいぶ元気になってきたな) 飛眼紅「入口は塞いだほうがいいかな?」 裂藻「そのほうがいいんだけど塞ぐものがないね()」 飛眼紅「今日は我慢か...」 それから俺達は火をつけて、雑談した。 瑠璃「僕吹っ飛ばされる時潜って逃げようとしたけど 潜れなかったんだよね、魔界の床って特殊なの?」 裂藻「結構特殊だよ、神のパワーで乗れる雲を作って、 それで形成されてるからね、 結構強めの力を加えると貫通するんだ、 だからマンティコアが下から来れちゃうんだよね」 飛眼紅「なるほど.... 関係ないんだけど裂藻君の一人称が 僕に変わったのってなんで?」 裂藻「いやぁ、一人称はもともと僕だったんだけど... 最近お偉いさんとしか関わってなかったから... 私で定着しちゃってたんだよぉ、 気楽に話せたから戻ったのかもしれない...」 瑠璃「なるほど、というか果物まだ食べないの?」 飛眼紅「そうだった、食べよう食べよう」 裂藻「この果物焼いても美味しいんだよー」 俺達は果実を食べ終えた。 それからしばらくして 瑠璃「ささささ寒くない??」 飛眼紅「明らかに気温が下がったな」 裂藻「寒い...ここの森の夜は氷点下行くからねぇ...」 瑠璃「熱帯魚の僕にはきついです...」 飛眼紅(確かに瑠璃くんだけ異常に震えてる... 俺も寒いのは苦手だしなぁ...) 裂藻「そろそろ寝たほうがいいね、明日のためにも... 服とか燃えるから火は消さないと... でもそしたらもっと寒くなる... 誰か毛布的なの持ってない?」 飛眼紅「あ、俺が常時持ち歩いてる布に 毛布みたいなのがある...それ使おう」 主「どこにしまってんだその布...」 飛眼紅「服の至る所に隠されております」 主「一枚ください(((((」 裂藻「ナイス(((」瑠璃「助かったぁ...」 裂藻「あ、僕の角刺さったらごめん()苦悩の梨とか なんかよくわからん腰の装甲もとったほうがいいね」 そして火を消した 全員「...」 裂藻「床が冷たい!!!」 飛眼紅「風が冷たい!!!」 瑠璃「結局寒い!!!!」 裂藻「全員くっつけぇえぇ!!!!」 全員「うぉぉぉお!!!」 主「飛眼紅 瑠璃 裂藻 の並びですねハイ((((」 裂藻「瑠璃君が冷たい...息してる?」 瑠璃「サムイ()僕魚人だから君らより平均体温低いんだよ...今はもっと冷たいと思うけど」 ~結局最初に寝たのは瑠璃君だった()~ 裂藻「あれ?瑠璃君生きてる??」 飛眼紅「寝た??」 瑠璃「zzz」 裂藻「寒いと眠くなるもんね()」 飛眼紅「俺も眠い...」 裂藻「早いとこ寝よ...」 ~結局俺達は眠気より寒さが勝った() 瑠璃君が冷たすぎる()~ 裂藻&飛眼紅「寝れないって!!!瑠璃君冷たすぎるって!!!! 生きてる!?ほんとに生きてる!?(小声)」 瑠璃「zzz」飛眼紅&裂藻「...」 裂藻「順番入れ替えよう、そうすれば保冷剤君(瑠璃) が冷たすぎるとはならない!!!」 飛眼紅「移動だ移動...」 主「移動して、瑠璃 裂藻 飛眼紅 になりましたハイ(((」 瑠璃「zzz」 裂藻「真ん中...風邪来ない...あったかい...」 飛眼紅(左側が寒い...) ~気づいたら裂藻君は熟睡~ 裂藻「zzz」 飛眼紅(風が...マジで....冷たい...()) ~そのまま俺も気づいたら寝ていたようだ~ #4へ続く
小説楽しい。今回は極めておふざけ(&癖)回です。 主が派手に暴れておりますウエェェェェエェェェエェェェェイ(((( もう意味がわからないですが、 それでもokだよネ!!ミンナ!!(圧) そして全員軽くキャラ崩壊してます() 俺は手前に名前書かないと気が済まない病みたいだ()