8/8 11:00 開いた口は、牙と血と肉でいっぱいだった。 それは私が作った「彼」ではなかった。 顎が欠け、目を失い、狂気に侵されていた 数分前の夢の中 家には誰もいなかった パソコンの電源が付いた 陽気な声が響く 「やあ!こんにちは!きみのためにこれをつくっておいたんだ!きみにずっとこのばしょにいてほしいんだ...そうするべきだよ!きみはここにとどまる!それこそせいかい!もしにげだしたら、きみをつれてかえるよ!」 幻覚だろうな...と思いながらパソコンを床に叩き落しベッドに潜った。 数時間しても、眠れない。 意識がはっきりしてきたときに、聞こえた音は 「きみをつれもどすよ。ちゃばんはもうおわり。そして、よく聞け。君は闘うことも、逃げることもできない。」 身の毛のよだつ声がした すぐにクローゼットの中に隠れた 中には彼の家族がいた...いや、厳密には「彼のペット」 というべきか。 「サファイア」も悪夢のように変わった ずっとこっちを見てくる ときどき、とても低い重低音を出した。 数分後、「サファイア」はゆっくりと口を開け、触手を伸ばしてきた すぐさまクローゼットから出た まだ、くろーぜっとのなかにいたほうがましだったのかもしれない 「彼」はそこにいた 「彼」が私の下顎をを凄まじい力で蹴り飛ばした 廊下に放り出された私は尻もちをつき、意識が遠のき始めた... だが、「彼」に化けた怪物は2回目の攻撃を行った。 たしか私の胸を引っ掴み4回以上壁に叩き付けたっけ...。 意識がもうほぼない私を床に押し倒し「彼」は叫び声をあげながら私の顔に噛み付いた。 (yarnabyのジャンプスケアをイメージするといいかも) 部屋はあたり一面血だらけになっていた。 夢の最後に見た景色は、「彼」の腕に締め上げられ、そのまま壊れたパソコンの画面に引きずり込まれるところまで...だった。 朝起きたら、(多分)吐血しており全身擦り傷だらけだった (ガチの実話ですめちゃくちゃ激痛でした。) 何故(たぶん)って書いたか 布団には血がついておらず下顎に乾いた血がついていたから その日は親が昼頃まで帰ってこなかった 電車が遅延していたらしい 血だらけのことを弟や妹に心配されたよ...
にちようびに見た時より小さかった 私に会うためだけに小型化した悪夢 https://scratch.mit.edu/projects/1134740334/