34神々の世界 みんな「わぁー…」 しずり・ゆっかい「きれー!!さすが神々の世界!」 さく「え、それだけで、納得すんのか…?」 れい「いやしないよ。普通。」 そら「あはは…」 ライリー「幻想的ねぇ…」 れう「ああ。美しい」 しずり「あ!案内板があるよ!(?)」 ゆっかい「え!?案内板!?親切ぅ!」 れい「なんでなん…?」 そら「まあまあ…使えるものはどんどん使っていきましょ!」 さく「というか…結構、神々の世界に行く人って多いんだな…」 ライリー「…わかりやすくていいじゃない。…ところで…あの扉って、どこにあるんでしょうね…?」 ラミリ「ん?ここだよ。」 しずり「あ!ラミリ〜!お久!」 ラミリ「お久〜!フィオーネからさ、連絡あってね。いるかなって思ってね。」 れう「…というか、扉、どこにあるんだ?」 ラミリ「…ここ。“永遠の洞窟”。まあその名の通り、一度入ったら、出方を知らないと、出れない。そんな永遠な洞窟の、最終部にあるの。…私たちもね、行ってみたの。色々な人から聞いて、調べて、行ってみたんだけどね…。ついたの。ついたんだけど…なんか、結界みたいなので、守られてて。私たち…神のみんなは入れなかった。」 しずり「?…それって、時期がずれてた〜とかなんちゃらかんちゃらとかではないの?」 ラミリ「うん。もちろん。時期はバッチリ。場所も、能力で飛んでったし。」 ライリー「…それは、不思議な話ね…」 ラミリ「そうなんだよね…。あ、そうそう。満月まで、全然先だよ?…昨日満月だったし…」 ゆっかい「おおう…。でも、とりあえず行ってみたらいいんじゃない?」 ラミリ「…それは…あんまお勧めしないよ。何度も行くとこじゃないし。…それに、あの地域は本来なら入ることは許されない。禁止地域。たとえ、私の友達で、実力があったとしても、簡単に入ることはできないの。まあ…神がいたら入ってもいいんだけど…。あいにく、その日…満月の日は、会議があるの。神々、全員で。だから、その日になると、新たに入ることはできないの。それに、帰ることが促される。それは誰でも。勇者でも。魔王でも。だから、ここに留まるのは…お勧めしないよ。しずりが帰りたいなら、私が今すぐにでも、送ってあげる。…難しいかもしれないけど…ね。」 しずり「いーやーだ!せっかくみんなで来たし!この前断った理由と一緒。ここまでみんなで来たし、帰りたいなら、ラミリを呼べば良かった。…私は、自分のせいで、ここに来た。自分のせいで、お姉ちゃんたちに迷惑をかけた。それなのに、ラミリに保ってもらうのはダメだと思った。ただ、それだけ。」 ラミリ「…そうだね。しずりたちが残れるように私がなんとかしとくよ。それまでは…遊んできたら?宿は取っておくんだよ?」 しずり「うん!ありがとう!」 ゆっかい「ありがと〜!!一緒に遊ぼよ!」 ライリー「ありがとうね。ラミリ。」 そら「ありがとうございます。」 さく「ありがとな。」 れい「ありがと!」 れう「感謝する。」 ラミリ「ふふ。宿とって、君たちがここに留まる許可いただいたら、一緒に遊んであげるよ。私の友達も紹介してあげる。…じゃね。」 しずり「ばいばーい!」 ーーーーーーーーーーー そこから、しずりたちは、神々の世界を堪能していた。 ーーーーーーーーーーー ラミリ「しずり!留まる許可もらったよっ!」 しずり「遊ぶ!・:*+.\(( °ω° ))/.:+」 ラミリ「うーん…それもいいけど…。先に私の友達、紹介してあげるよ!」 ライリー「…その友達って…もちろん神よね…?」 ラミリ「ん?当たり前じゃん。」 ーーーーーーーーーーー ラミリ「じゃ〜パパッと紹介してくね!左から、死神の戸狩 魂(とかり たま)、その妹の戸狩 魂(とかり こん)。」 魂(たま)「戸狩 魂だ。よろしくな。…そこにいる魂が…その黄光ってやつの魂か。…まあ浄化されてるしいいか…」 魂(こん)「戸狩 魂だよ!よろしくね!もう。お兄ちゃん?だめだよ?勝手に魂操って、天国に帰すとか!」 魂(たま)「ああ。わかってるよ。」 しずり「むっ!黄光の魂渡さないからね!」 魂(たま)「ははっ!奪うつもりないから大丈夫だ。おチビちゃん。」 しずり「チビじゃないわっ!」 ラミリ「まあまあ…落ち着き…。えーと、罪を裁く神罪可 不可」 不可「…貴方達とは初めて会った気がしないわね…。けっこうあっているもの。これからもよろしくね。」 ラミリ「結界を操るケレンカシュイ」 しずり「あ!ケレンカシュイ様!」 ケレンカシュイ「やあ。しずり。息災そうで何よりだ。」 ラミリ「え?2人、面識あったの?」 しずり「うん!三つ巴の時ね!」 ラミリ「あー…深くは入らんようにするね…。じゃあ遊ぼー!」 しずり「いやったー!」 ゆっかい「遊ぼ!遊ぼ!」 ライリー「…私たちは見学してるわね。」 不可「…私もそっちに行こう。」 そら「うん。楽しんで。」 しずり「はーい!ラミリ!行こ行こ!」 ーーーーーーーーーーー ライリー「…しずりもかいせんどんも…元気ねぇ…」 れう「ほんとにな…」 れい「タフすぎ…」 さく「だな…」 そら「…そういえば…明後日、満月ですね。なんかここで過ごした時間、長かったようで、一瞬だったですね。」 さく「…だなぁ…準備しなきゃ…だな。」 ライリー「ほんとにね…」 れう「というか、本当になんで、神々は入れんかったんだろうな。」 不可「…それは私も分からないわ。多分、必要な者だけがいはれるんでしょうね。」 ライリー「そうねぇ…あら?あの人…フィオーネさん?」 不可「うげっ…。そうね…。なんであの子がここにいるの…!?」 れい「フィオーネと、不可さん、なんの関係があるの?」 不可「…簡単にいえば、上司と部下よ。でも…あの子、なんか私に…好意を寄せてるのよ…苦手…ね。」 フィオーネ「…そろそろだ。私も…戻れる…あそこに。ここもいいんだけどね…。でもやっぱり、故郷が1番。…しずりさん達、戻りたいらしいし…私はあの会議に参加しないし…。今回なら…私が帰れる。一回一回、1人…いや、同じ世界に行きたい人しか帰れない。だから…しずりさんより先に…行く。」 ライリー「…!彼女…帰りたい…?戻りたい…?」 不可「…めんどくさいことになったわね…。…ラミリに言うわよ。」
初回 https://scratch.mit.edu/projects/1074538068/ スタジオ https://scratch.mit.edu/studios/34915986/ 次回、前回はスタジオから 登場人物 小狐しずり この物語の主人公 ゆっくりかいせんどん 鴉天狗の風と水 ライリア・ヴァーリン 郷魔館の主 れう イタズラ好きの九尾 星雲そら しずりの昔馴染み 江道さく 煽りまくる頭いいやつ 亜理流れい そらの幼馴染 ラミリ しずりの友達の神 ライメント・フィオーネ 神々の世界に行くための門に勤めている、神様。 戸狩魂(とかりたま) 魂を操る死神 戸狩魂(とかりこん) 魂(たま)の妹の死神 罪可不可 罪を裁く神 ケレンカシュイ 結界を操る神 この作品は二次創作です #しずりん#小説